(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

このブログの情報は、2008年8月8日から2019年8月16日まで
Yahoo ブログで紹介したものを、2019年12月15日を以ってYahoo
のサービスが停止したことに伴い、livedoor ブログに移行したものです。
2019年8月17日以降の情報は、次のサイトに引き継がれています。
http://blog.livedoor.jp/swl_information/

イメージ 1

長崎市では9日、平和祈念式典が行われ、田上富久市長は「平和宣言」を
発表した。この中で、同市長は次のように訴えている。
  原爆は「人の手」によってつくられ、「人の上」に落とされました。
  だからこそ「人の意志」によって、無くすことができます。
  そして、その意志が生まれる場所は、間違いなく、私たち一人ひとり
  の心の中です。

「長崎平和宣言」の全文は次のとおり。
https://nagasakipeace.jp/japanese/peace/appeal.html

イメージ 1

東京からワルシャワに到着した時に宿泊したホテルは、一般的なホテルで
あったが、今回、帰路に就く直前、ワルシャワで泊まるホテルは「アパート
メント・ホテル」である。日本の「民泊」のようなもので、チェックイン
などの手続きは全てメールでの遣り取りとなる。スタッフと客の対面手続き
は一切なく、必要な場合には電話での遣り取りは可能である。

日本を出発する前、予約サイトで宿泊料金をクレジットカードで支払うと、
次のようなメールが届いた。
There is self-check in in that apartment. We will send you the codes to
the doors 2 days before your arrival.
つまり、「アパートには自分でチェックインしてもらいます。到着2日前に、
アパートのドアを開けるための暗証番号を知らせます」というのだ。

チェックインの2日前、クラクフのホテルでメール・チェックすると、次の
ようなメールが届いていた。
Let us remind that typically you can check-in after 4pm.
To check-in at the apartment-37a you need this information:
38key2358 - code to intercom
373 - code to mailbox No. 37a
Inside you'll find a key to the apartment.

内容はほぼ理解したが、チェックインの具体的な操作をイメージすることが
出来ない。特に、インターホンの番号、"38key2468" の "key" 部分が理解
できない。パソコンのパスワードのように英数字と英文字を混ぜて打ち込む
のであろうか。ならば、インターホンの操作盤は、パソコンのキーボードの
ように英数字とアルファベットが並んでいるのだろうか。

不安を抱えたまま、アパートの入口に到着した。
インターホンの操作盤には1~0までの番号が表示されているだけである。
やたらに番号を押した結果、不正とみなされてロックされては困るので、どう
しようかと迷っているところに、旅行客と思われる老夫婦が現れた。
彼らにメールのプリントを見せると、3、8と押した後、0の左にある「キー
マーク」のボタンを押し、続けて2、3、5、8と押した。
"key"とは、「アルファベット3文字、k、e、y」ではなく、「キーマーク」の
ことだった。

頑丈なゲートが開き、アパートの敷地内に入ることが出来た。
われわれの部屋は「37a」、3号棟7階のa号室である。
3号棟の入口で、先ほどと同じように番号をインターホンに打ち込むと、
3号棟のドアが開いた。
「37a」の郵便ポストのダイヤル式鍵の3ケタの番号を373に合わ
せると蓋が開き、中には「37a」の部屋の鍵が入っていた。
これで、チェックインは完了である。
エレベーターに乗って6階へ。そこからは、重いスーツケースを持って、
階段を7階に上った。部屋の鍵は昔の土蔵の鍵のようなもので、鉄製で
ある。鍵穴に差し込んで2回廻すと、ガチャッと音がして、鍵が開いた。

インターホンの操作を教えてくれた老夫婦が、「どこから来たのか?」と
尋ねてきたので、「東京です」と答えた。彼らは、オーストラリアから来た
のだという。一方で、「以前は、ポーランドに住んでいたんだ」ともいう。
ポーランドからオーストラリアに移住し、故国に旅人として里帰りしたので
あろうか。あるいは、元々オーストラリアに住んでいて、ポーランドには
仕事などで駐在したことがあったのかも知れない。しかし、プライベートな
ことに踏み込むのは良くないと思い、尋ねるのは遠慮した。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

イメージ 1

NHK放送文化研究所は「放送研究と調査」2019年8月号を刊行した。
今月号で注目される論考は、本編では「BBCの取り組みと地域ジャーナリズムの
課題」、「メディア・フォーカス」のコーナーでは「豪公共放送ABCを警察が捜索、
ABCは対抗措置」、「安倍首相のイラン訪問、現地報道に見る温度差と中東情勢」
などである。

8月号の目次は,次のとおり。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/pdf/i201908.pdf

8月号のサマリーは,次のサイトで読むことが出来る。
なお、今号の各記事の全文は、来月初めに公開される。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/index.html?p=201908

前号2019年7月号の各記事の本文及びサマリーは,次のサイトで公開されている。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/index.html?p=201907

イメージ 1

2週間ぶりに、ワルシャワに戻って来た。
ここで3泊して、東京に帰る予定である。
ワルシャワ中央駅の地下ホームから表に出て、街並みを眺めると、われわれは
単なる旅行者に過ぎないのに、路面電車やバスの音を聞き、人々の歩く姿を見る
と、何か懐かしさを感じるから不思議である。

駅のコインロッカーにスーツケースを預けて、ホテルのチェックインまでの間、
大きな公園に行って、ベンチで簡単なランチでも食べ、ゆっくり休むことにした。
ところが、最寄りの地下鉄駅を出ると、ゴロゴロと雷鳴がとどろき、小雨が降り
出してきたので、公園に行くのは諦めて、急いで地下鉄の駅に戻った。

しかし、この路線はワルシャワ中央駅を通っていないので、2つ向こうの駅まで
乗り、そこから中央駅まで3ブロックを歩くことにした。

その駅で地上に出ると、雨は上がっていたが、初めて降り立った駅で、位置関係が
わからず、ウロチョロしていると、向こうから颯爽と歩いて来た一人の女性が声を
掛けてくれた。ワルシャワ中央駅の方向を尋ねると、日本語で丁寧に教えてくれた。

こんなに流暢な日本語をどこで勉強したのだろうかと世間話もしたかったが、沢山
の人々が行き交う路上での立ち話だったし、彼女も先を急いでいる様子だったので、
お礼を言って、別れた。旅先で受ける親切は、本当に有り難いことであった。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

イメージ 1

HCJB日本語放送 (Reach Beyond-Australia ) は,8月の受信報告に対して発行する
ベリカードを公表した。カードの写真は、今年の関東地区及び東北地区の「リスナーの集い」
の集合写真である。

同局の日本語番組は,毎週末の土曜日と日曜日,朝と夜に放送されている。
http://reachbeyond.chowder.jp/SW_Schedule/SW_Schedule.html

HCJB日本語放送のトップページは次のとおり。
http://reachbeyond.chowder.jp/

イメージ 1

クラクフを離れる日の前日、ホテルの窓から何となく中央駅方向を眺めて
いると、駅に通じる裏道があるように思われた。
恐る恐る、舗装されていない道をたどっていくと、長い坂道をスイッチ
バックしなければならないが、表通りを歩いて駅に向かう時のように、
エレベーターや階段を上り下りすることなく、駅の改札口に到着すること
が出来た。

数々の想い出を心に刻み、チェックアウトを済ませて、前日確認しておいた
裏道を通って、スーツケースを牽いて駅に向かった。
高速列車は、定刻どおり9時46分に、クラクフ中央駅を離れた。ワルシャワ
まで約2時間半の旅である。車内は、ビジネス客と思われる人たちでほぼ満員
である。

間もなく、検札の車掌が回って来たので、「ポーランド・パス」と指定券を提示
してスタンプを押してもらう。

朝食のサービスが始まった。
飲み物は、いつもはコーヒーをもらうのだが、この日はお茶をもらうことにした。
「ブラックティーが良いか、グリーンティーが良いか」と尋ねられたので、グリーン
ティーを頼んだ。日本茶とはちょっと異なるものの、「紅茶に近い日本茶」の趣きで、
上品な香りがする。砂糖はもらったが、入れない方が美味しそうだ。ウェハ―スが
添えてある。
メインは、小ぶりのハンバーガーが2個であるが、既にホテルの朝食でお腹いっぱい
になっていたこともあり、それほどの美味しさは感じなかった。

車窓からは、ポーランドの田園風景と小さな村落が時々見える。おとぎの国を旅して
いるようだ。移り変わる車窓の風景に見入っていると、あっという間に、ワルシャワ
中央駅のホームに滑り込んだ。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

イメージ 1

朝日新聞は6日、アジア放送研究会の会長を務める山下透さんへの
インタビュー記事を掲載した。山下さんは、小学生時代のラジオと
の出会いから現在に至る様々な活動などについて、興味深い経験談
を披露している。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14128783.html

イメージ 1

クラクフのホテルは「朝食付き」の料金設定なので、毎朝、ホテル隣接の
レストランで朝食をとった。メニューを見ながら、料金やボリュームに関係
なく自由に選んで注文することが出来たが、1週間ほどの滞在中、体力と胃
の消化能力を勘案して控えめに食べていた。

チェックアウトしてクラフクを離れる日、最後の朝食は、最もボリュームが
あると思われるオムレツを注文することにしたが、とても一人では食べ切れ
ない量と思われたので、レストランのスタッフに「これを頼みたいが、量が
多すぎるので、一つ頼んで、それを夫婦で分けて食べたい」と言うと、
「もちろん、良いですよ」と言う。

大きなオムレツが一つの皿に盛られ、小さな取り皿が2枚出て来ると思い、
それを写真に収めようと期待していたが、実際は、オムレツが2皿に分けて
運ばれてきた。半径15センチほどのオムレツをメインにして、ソーセージ、
チーズ、パン、バターに、トマトとアボカドなどの野菜サラダが添えてある。
通常は、この料理を頼んだ人は、この2皿分を合わせた量のオムレツを一人で
食べることになるのだろうが、こんな量の朝食をペロリと食べてしまう人が
本当にいるのだろうかと驚いてしまった。何れにしても、味は最高であった。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

イメージ 1

BCLの総合年刊誌「PROPAGATION」が創刊されてから7年目の夏が巡って
きた。本書は、神奈川県横浜市戸塚区に本部を置くラジオ放送愛好者団体TDXC
(Totsuka DXers Circle)が発行している。

TDXC会員の一人bclguide(Shin)さんが,ご自身のブログ「BCL再入門」
で関連情報を紹介し,会員以外のBCLも閲覧出来るようにと,PDFファイル
を無料頒布しているサイトをリンクさせている。感想や意見を送ってくれるよう、
呼びかけている。
https://bclguide.exblog.jp/30386841/

「PROPAGATION」は毎年、表紙がユニークなデザインであり,掲載されている
話題の豊富さ,深さ,幅広さは勿論のこと、専門性の高さには定評がある。執筆
するBCL諸兄の熱意とパワーに敬意が寄せられている。

今号の最初の数ページは、「What is "The Leisure DX pedition" ?」と題するコラム
が英語で書かれていて、海外の短波放送愛好者も本書の発行を待ち望んでいること
を窺わせる。
個人あるいはグループが国内外の各地で実施したDX Peditionなどのリポートは興味
深く、その内容も然ることながら、リポートの中で紹介されている地方色豊かな食事
は本当に美味しそうである。

※ 上記の画像は,bclguide (Shin) さんのご了承を得て,転用させていただ
  きました。 TDXCの益々のご発展をお祈りいたします。

イメージ 1

海外に旅行する時には、短波ラジオを受信機を持参して、外国の放送、特に
NHKの海外向け短波放送Radio Japanを聴くのを楽しみにしている。
しかし、現実には、一日中、様々な観光地を歩き回るので疲れてしまい、ホテル
に帰って来ても、ビールを飲んで、シャワーを浴びれば、バタン・キュー! と
なることが多い。
実際、今回の旅行でも、ラジオのスイッチを入れたのは、クラクフという町に
滞在した時の1回だけだった。

東京に戻って1ヵ月余り経った頃、NHK国際放送局からベリカードが届いた。
受信地として「ポーランド・クラクフ」と記載されていて、確かな旅行の想い出
となった。カードの写真のタイトルは「渓流春景(青森県)」である。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

↑このページのトップヘ