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ある日の午前中、旧王宮、キュリー博物館などを見学するため、ワルシャワの
「旧市街」を歩いている途中で、小さなレストランが目に留まり、カラス窓に
貼ってあるサンプルメニューの写真が美味しそうに見えたので、ランチはこの店
で食べようと決めていた。

お昼時間をかなり過ぎていたが、店に入ると、14~15人の客で満席状態だった。
1組の客が食事が済んで席を立ちそうだったので、ちょっと待っていると、彼らは
店を出た。われわれは、その席に案内された。

ポーランドの庶民の味と言われている「ピエロギ」を頼んだ。水餃子のようなもので、
具はひき肉、カッテージチーズ、キノコなど様々なものが入っている。

もう一つは、「ジュレック」と呼ばれるスープを頼んだ。ポーランドの伝統料理で、
ライ麦を発酵させた液状のものを素にして作る、ちょっと酸味のあるスープである。
このスープには、いろいろな種類があるらしいが、この時は牛肉が入っているもの
を頼んだ。玉ねぎ、セロリ、人参なども入っている。

飲み物は、名称と中身が良く解らないので、メニューの一番上に書いてあるものを
頼んだが、出されたものは、色の濃い、しかし甘いジュースで、何かの赤い実と
レモンとミントが浮かんでいた。

初めてのポーランド料理は、この国の素朴な「家庭料理」を連想させ、われわれに
とっては量が適当で、何れも大変美味しかった。

他の客が食べているものを見ると、皆んな美味しく見えたが、これ以上注文しても
食べきれないので、別の機会に食べてみようと思った。

店のチラシを持ち帰ってネットで調べてみると、われわれが入ったのは「Zapiecek」
と言う小さな店だったが、ホームページも開設されている。
https://www.zapiecek.eu/main.html
https://www.zapiecek.eu/menu_eng.html

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l