(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2010年12月

KBS日本語放送は,12月31日に年末恒例の 『アナウンサー・オンパレード』 を放送するが,
既に同局のウェブサイトには特設サイトが掲載され,オンデマンドで聴くことが出来る。
http://world.kbs.co.kr/japanese/event/end/2010/

なお,同局の年末年始特別番組は,つぎのとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/about/about_notice_detail.htm?No=11180

Radio Slovakia International は本年末を以って短波放送から撤退すると
伝えられていたが,カリブ海・中米向けの英語及びスペイン語番組は
Radio Miami International (WRMI) を通じて継続されることになった。

オランダ放送の "Media Network Weblog" が12月30日,WRMI からの
情報を引用して伝えた。
http://blogs.rnw.nl/medianetwork/radio-slovakia-international-to-continue-on-shortwave-in-2011

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Vatican Radio から,2011年のカレンダーと最新スケジュールのリーフレットが届いた。
カレンダーは,山折りにしてデスクの上などに飾るもので,ローマ教皇ベネディクト16世が
赤ちゃんの健康と幸せを祈って手を差し延べる姿,教皇が2010年4月にマルタを訪問し
た際,ヨットの船上で若者たちと語り合った姿が写っている。
反対側には各月の宗教行事の予定が記されている。

教皇は,毎年1月1日にバチカンのサンピエトロ広場で,全世界に向けて新年のメッセージ
を発表することになっていて,それは短波放送やインターネットでも流されることだろう。
http://www.radiovaticana.org/en1/sched_asia.asp

又,『第44回世界平和の日』に向けた教皇のメッセージは,次のサイトに掲載されている。
http://www.radiovaticana.org/gia/Articolo.asp?c=447526

HCJB日本語放送は同局のホームページ上に,新年のメッセージを発表した。
併せて,1月の受信報告に対して発行されるベリカードのデザインも発表した。
http://japanese.hcjb.org/

なお,同局は1月1日の朝,『アリゾナからおめでとう』 を放送する。
放送スケジュールは,次のとおり。
http://japanese.hcjb.org/SW_Schedule/SW_Schedule.html

新年メッセージに添えられたコラムは," HAPPY 100TH ARIZONA ! " と題して,
同局の尾崎一夫さん一家が居住する米国アリゾナ州について解説している。 
  北米大陸南西部のメキシコと国境を接するアリゾナは,
  1912年バレンタインの日にアメリカ本土では一番あとに
  なって州に昇格しました。今年からは,その誕生を祝った
  百周年祭祝賀行事がつぎつぎとくりひろげられます。

KBS日本語放送は,12月30日放送の 『玄界灘に立つ虹』 の枠内で,
年末年始特別番組のスケジュールをアナウンスした。
併せて,同局のウェブサイトにも掲載した。
http://world.kbs.co.kr/japanese/about/about_notice_detail.htm?No=11180

NHKの次期会長に,慶応義塾の前塾長,安西祐一郎さん(64)が就任する見通しとなった。
朝日新聞などが29日,同氏がNHK経営委員会からの会長就任の要請を受諾したと報じた。
http://www.asahi.com/national/update/1229/TKY201012280468.html

安西さんの卓越した学識と大規模大学の経営手腕が評価されたこと,外部からの会長就任が
期待されていることなどによるものと思われる。

当ブログ子は,安西先生の専門分野が情報科学と認知科学などであることに注目している。
NHKが映像やインターネット中心の情報発信に力を注ぐ余り,結果として,音声メディアとして
の 『ラジオ』 の存在価値を低下させることにならないよう願っている。

( Myコラム 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/90339.html?m=l

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『モンゴルの声』 日本語課から,2011年の年賀状が届いた。
ホルダータイプのカードで,着飾ったモンゴル人女性の写真が配されており,中開きには
新年のメッセージと4人のスタッフ (日本人専門家の金井伸子さん,モンゴル人アナウン
サーのボルガンさん,ウンダリアさん,ノミンチメグさん) がサインしてある。

当ブログ子は同局をよく聴いているが,最近は受信状態が芳しくなく,内容が聴き取れる
ような状態の日は,一週間に一度くらいであり,ノミンチメグさんが入局したことは知らな
かった。同アナウンサーの活躍を祈りたい。

KBS日本語放送が毎週日曜日に放送している 『サンデー・ミュージック・パワー』 では,
韓国のヒップポップグループ DJ DOC のサイン入りカレンダーをプレゼントする。

12月26日の番組で,次のようにアナウンスした。
  DJ DOCのメンバーり方に,KBSのカレンダーにサインをもらってきました。
  このサイン入りカレンダーを,2名の方にプレゼントしたいと思いますので,
  (1月) 19日までに,『JD DOCサイン入りカレンダー希望』 と書いて,
  KBS日本語班までお送りください。
  (1月) 23日の放送で,当選者を発表したいと思います。

KBS日本語班の宛先は,次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/contact/index.htm

( 注 ) この情報は,岩手県在住の伊藤甲一郎さんからいただきました。
     いつも,有難うございます。
     伊藤さんによれば,DJ DOC の DOC は,Dream of children の
     を略したものだと,『サンデー・ミュージック・パワー』 で紹介された
     ことがあるという。

東京の文化放送は12月30日(木)23寺30分から,年末特別番組 『ラジオがなくなる日
~ラジオが生き残るためにすべきこと~』 を放送する。

インターネットメディアなどの台頭により,メディア環境が激変している中,ラジオの将来は
どうなるのか? そして,ラジオはどう生き残りを図るべきか? 様々なフィールドの専門家
から意見を聴き,ラジオの未来をリスナーと考える。
パーソナリティーは,カンニング竹山,藤田志穂。

同局のウェブサイトは,次のとおり。
http://www.joqr.co.jp/index.php

( 注 ) この情報は,岩手県在住の伊藤甲一郎さんからいただきました。
     いつも,有難うございます。

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KBS日本語放送は12月1日,日本語放送開始55周年を迎え,それを記念して
『55アンケート』 と題して,『日本語放送にあるもの5つ ないもの5つ』 をリスナー
から募った。その集計結果は,次のサイトの最終段落で読むことが出来る。
http://world.kbs.co.kr/japanese/event/song/2010/

当ブログ子も,これに応募して,独断と偏見による答えを送ったところ,『ないもの』
のトップの 『伝統番組がない』 に一票を投じたこと,また,『あるもの』 として書いた
『パーソナリティの若さ・パンチ力』 が番組の中で紹介されたことなどから,記念の
プレゼントをいただいた。

『小型包装物』 として届いた郵便物を開けると,『アリラン』 を演奏するオルゴール
が入っていた。オルゴールから静かに流れてくる 『アリラン』 のメロディを聴きながら,
今秋訪れた韓国の豊かな自然と人々の温かさを想い出している。

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