(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2013年07月

『これまでに経験したことのないような』 記録的豪雨で大きな被害をうけた
島根県津和野町は,災害用臨時FM放送局を開設し,29日朝から放送を
開始した。同町のホームページで告知している。
http://www.tsuwano.net/www/contents/1375048711021/index.html

同時に,総務省のホームページでも発表されている。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/chugoku/hodo_2013/01sotsu08_01000099.html

ベトナムの首都ハノイで29日,ベトナムの声 (VOV) とアジア太平洋放送連合
(ABU) の共催で,『アジアラジオ会議2013』 が開幕した。
同会議のテーマは,『ラジオ放送と社会情報通信,未来の発展の動き』 である。
『ベトナムの声』のホームページで紹介している。
http://vovworld.vn/ja-JP/ニュース/アジアラジオ会議2013-始まる/170151.vov

中国国際放送日本語部から届いたニュースレターによれば,8月中の
受信報告に対して発行する電子ベリカードは次のとおりである。
中日平和友好条約締結35周年を記念する 『故郷の愛・近隣の情け』
シリーズで,中国と日本の風景写真である。

8月 1日~10日 海南省の省都・海口市
8月11日~17日 中日平和友好条約締結35周年記念特別電子ベリカード
8月18日~24日 日本・鳴門大橋
8月25日~31日 北京第9回国際園林博覧会 (四)

海南省と兵庫県は,1990年9月28日に友好関係を結んだ。

中国国際放送のホームページは,次のとおり。
http://japanese.cri.cn/

BCLサークルTDXC (Totsuka DXers Circle) は,このほど会誌 「PROPAGATION」
を創刊し,ウェブ上で一般公開した。TDXCは,神奈川県横浜市戸塚区に本部を
置くBCLサークルで,発足一周年を記念して会誌を創刊した。
http://bclguide.exblog.jp/20552484/

110頁に及ぶ会誌創刊号は,衰退の一途をたどるとみられているBCLあるいは
DX活動に 『喝!』 を入れるものだ。何よりも衝撃的なのは表紙である。これは,
上記のサイトをご覧いただければ一目瞭然である。
掲載内容も,検討に検討を重ねて相当吟味したものと思われ,各種のレポートは
執筆陣の不断の努力の成果が現れていて,読み応えのあるものとなっている。

同サークルの中心となっている Shin さんは,自らが主宰するブログにおいて,
『神奈川県横浜市戸塚区のサークルということで地元の話題がメインですが,
ラジオを通じた楽しみは地域に関係なく共通だと思います。ご興味のある方は
ぜひごらんになってみてください。お読みになった感想やご意見なども,お寄せ
いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます』 と語っている。

※ TDXC の益々のご発展と Shin さん初め会員の皆さんのご活躍を
  お祈りいたします。

インドの新聞 "DECCAN CHRONICLE" は今月初め,EUなどの各国で
海外向け短波放送が相次いで廃止されたことを惜しむ評論記事を
掲載した。
http://www.deccanchronicle.com/130707/news-current-affairs/article/shortwave-services-european-union-foreign-radio-stations-shut

『ロシアの声』 日本語放送は26日,『おらが村のラジオ』 と題する
解説番組の放送原稿をホームページ上に掲載した。

ロシアでは小さなラジオ局の人気度がますます高まる傾向を見せ
ている。そうしたラジオ局の周波の届く範囲は具体的にひとつの
居住区内ととても狭い。こうした地元密着型のラジオは市民に
地域で起きているニュースを伝えるもので,それが受けて,人気
が高まっている。
http://japanese.ruvr.ru/2013_07_26/118605577/

長野県中野市にお住いの染織作家・田中ゆきひとさんは,『夏休み自然
エネルギー体験・太陽電池ラジオを聴く,作る』 を企画して,好評を博して
いる。
田中さんは,『この夏休みに地域の子供たちに太陽電池ラジオを聴いて
もらい,自然エネルギーの不思議や潜在能力を体験してもらうのが目的
ですが,自分でも作ってみたいという子供達がいたら,作る指導もします』
と語っている。

長野県のイベント情報や話題が満載のサイト 『信州 Live on』 が紹介して
いる。
その1 : http://www.shinshu-liveon.jp/www/mypage/yukihito/blog/node_250547
その2 : http://www.shinshu-liveon.jp/www/mypage/yukihito/blog/node_250764

台湾国際放送の各言語番組の放送開始時,時報の直後に中国語の一言
アナウンスが流れている。
同局は26日放送の 『お便りありがとう』 の中で,このアナウンスの内容を
尋ねたリスナーの質問に答えて,王淑卿アナと上野重樹アナは次のように
紹介した。(敬称略)

上野: 今,私どもの番組で,時報の後に中国語句が一言入りますよね。
王  : そうですね。この中国語の意味は,と言いますと,『どうぞ,これ
    から日本語番組をお聴きください』 という意味ですね。
上野: そうですね。これ,元々なかったんですけれども,今年になって,
    入れているんです。
王  : 5月10日からですね。
上野: はい。これは,純粋に,私どもの放送をするためのエンジニアの
    便宜を図ってのことですね。
王  : そうですね。ご存知のように,各地に送信所がございます。送信所
    のエンジニアに分かりやすくするために,この一言を入れました。
    全ての言葉の時報の後に出ていますね。
上野: そうです。私どもの番組がファイルになっているわけなんですけど,
    エンジニアの人たちは,私ども9つの外国語 (番組) があります
    ので,どの言葉のファイルかということが分からないですよね。
王  : そうですね。時々,その言葉に合わせて,アンテナの方向を変え
    なければいけないですね。ですから,分からせるために,前に,
    中国語を一言付け加えましたね。
上野: そうですね。それで確認できるということですよね。
王  : そうですね。

台湾国際放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.rti.org.tw/default.aspx

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沖縄県豊見城市 (とみぐすくし) を中心としたコミュニティFM局の
『FMとよみ』 は,防災の観点から地域に根差した災害時の放送
体制の強化を進めており,社員5人全員がアマチュア無線技士の
資格を取得し,無線局として情報発信する免許も取得した。

琉球新報が伝えている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-210042-storytopic-5.html

『FMとよみ』 のホームページは次のとおり。
http://www.fm-toyomi.com/

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ラジオの深夜放送が若者文化の中心だった時代を象徴する音楽を集めた
計10枚のコンピレーションアルバム 『ラジオの時代』 が発売された。
1967年から76年まで,1年分20曲を1枚のCDに収録しており,時代の
記憶をよみがえらせる “タイムマシン” として親しまれそうだ。

産経ニュースが,この話題を紹介している。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130726/ent13072608130007-n1.htm

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