(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

このブログの情報は、2008年8月8日から2019年8月16日まで
Yahoo ブログで紹介したものを、2019年12月15日を以ってYahoo
のサービスが停止したことに伴い、livedoor ブログに移行したものです。
2019年8月17日以降の情報は、次のサイトに引き継がれています。
http://blog.livedoor.jp/swl_information/

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韓国映画「共犯者たち」は、政権とジャーナリストの戦いを追ったドキュメンタリー
で、日本各地でも上映され、好評を博した。
この「共犯者たち」が東京都内で、臨時に再上映されることが、このほど決まった。
上映館は「ポレポレ東中野」で、上映日程は、2019/8/7(水) 15:00、8/12(月) 12:30、
8/18(日) 15:00の計3回である。
追加上映も決定されていて、日程は次のとおり。
2019年8月24日(土)〜9月6日(金) 連日18:00〜
詳細は、下記サイトの最後尾「上映劇場一覧」で告知されている。
http://www.kyohanspy.com/

「共犯者たち」は、李明博(イ・ミョンバク)と朴槿恵(パク・クネ)政権による
約9年間にわたる言論弾圧の実態を告発する映画で、今回の参議院議員選挙の
前後における日本の報道状況と対比して観ると、隣国のこととして片づけられない、
わが国の深刻な状況が見えてくる。

(当ブログ過去関連記事)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36376237.html
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36490133.html

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ポーランド南部のクラクフは11世紀中頃から約550年間にわたり
ポーランド王国の首都として栄えた「古都」である。現在の首都である
ワルシャワなどに比べて落ち着いた、静かな町である。
この町に滞在した最大の理由は、近郊の町にあるアウシュヴィッツ強制
収容所を見学することだったが、滞在最後の日、少しは「文化の香り」
にも触れたいと思い、クラクフ国立美術館を見学した。

クラクフ国立美術館の展示作品の中で最も有名なものは、リオナルド・ダ・
ヴィンチの作品「白豹を抱く貴婦人」である。
1490年頃の作品で、チェチーリア・ガッレラーニ(ミラノ公ルドヴィーコ・
スフォルツァの愛妾)をモデルにした寓意的な肖像画だとされている。

ポーランドで見かけた日本人観光客の多くは個人旅行と思われ、団体の観光客は
ほとんど見なかったが、ここクラクフ国立美術館では、特に「白豹を抱く貴婦人」
のコーナーでは、14~15人の日本人の団体が列を作って入場を待っていた。
指定された時間に入場するようだった。

われわれ夫婦は、個人の見学客なので、彼らより先に入場することが出来た。
「白豹を抱く貴婦人」の前で名画に見入っていると、そこに日本人のグループ
がガイドさんに誘導されて入ってきた。われわれは、隅に追いやられたが、
おかげさまで、彼らの後ろで、この名画に関する日本語の解説を漏れ聞くこと
が出来た。彼らが帰った後、その解説を想い出しながら、改めて名画を鑑賞した。

クラクフ国立美術館では、ポーランド映画界の巨匠、アンジェイ・ワイダ監督の
足跡を紹介する展示も行われていた。
実は、ワイダ監督に関する展示情報を事前に知らなかったこと、国立美術館見学
がクラクフ滞在の最終日だったことなどから時間に余裕が無く、残念ながら、この
展示に足を運ぶことが出来なかった。
https://mnk.pl/exhibitions/135

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

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先の参議院議員選挙が行われて以来、「NHKをぶっ壊す」が話題となっている。
このことが契機となっているのかどうか必ずしも判らないが、NHKは7月30日、
「受信料と公共放送についてご理解いただくために」と題する一文をホームページ
に掲載した。

NHKの報道発表は次のとおり。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20190730.pdf

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ポーランドの南部にある小さな町、カルヴァリア・ゼブジドフスカを訪ねた。
カトリック教徒の巡礼地の一つと言われ、人口5000人余りの町に、毎年
100万人もの巡礼者が訪れていて、前ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世も度々
ここを訪れたという。1999年に、ユネスコの世界遺産に登録された。

ガイドブックでは、次のように解説されている。
  カルヴァリア・ゼブジドフスカでは、大修道院の立つ丘が聖地エルサレムの
  ゴルゴダの丘に見立てられ、それらを囲むように28の礼拝堂が建てられて
  いる。「カルヴァリア」とはゴルゴダの意で、「ゼブジドフスカ」は、17世紀
  初頭に領主ゼブジドフスキによりそれらの礼拝堂が造られたことに由来する。

  礼拝堂はどれも400年以上の時を経ているが、当時とほとんど変わらない姿を
  留めていて、マニエリスム様式と呼ばれる多彩な装飾が特徴の建築で、今も色
  褪せぬ芸術性に驚く。現在は約6kmの巡礼路が整備され、町全体が巡礼公園と
  なっている。礼拝堂の前にはヨハネ・パウロ二世の銅像があり、こちらも観光
  スポットになっている。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

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2019年8月の主な動きや歴史などを見ると,次のようなものがある。
これらの関係国から送られてくるニュースや解説番組,特別番組などに
注目したい。

8月 1日(木) 台湾の中央放送局 (台湾国際放送の運営母体) 開局から91年
8月 1日(木) 臨時国会召集(参議院議員選挙を受け、正副議長の選出などを行う)
8月 2日(金) 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の閣僚会合(中国・北京)
8月 2日(金) 米ロの中距離核戦力(INF)全廃条約が失効
8月 2日(金) ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議(タイ・バンコク)
8月 5日(月) カウラ日本人捕虜集団脱走から75年(豪・カウラ)
          https://www.asahi.com/articles/ASM4L469MM4LUHBI012.html
8月 6日(火) 広島原爆の日
8月 6日(火) ベネズエラ情勢をめぐる国際会議(ペルー・リマ)
8月 8日(木) ブータン独立記念日
8月 9日(金) 長崎原爆の日
8月 9日(金) シンガーポール独立記念日
8月10日(土) エクアドル独立記念日
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8月11日(日) グアテマラ大統領選挙決選投票
8月12日(月) 日航ジャンボ機墜落から34年
8月12日(月) 日中平和友好条約調印から41年
8月13日(火) 沖縄国際大学に米軍ヘリコプターが墜落・炎上してから15年
8月13日(火) 「ベルリンの壁」 構築から58年
8月14日(水) 韓国・慰安婦の日
8月15日(木) 全国戦没者追悼式
8月15日(木) KBSワールドラジオ開局66年周年
8月15日(木) 韓国・光復節
8月15日(木) 北朝鮮・祖国解放記念日
8月15日(木) インド独立記念日
8月16日(金) 「ウッドストック・フェスティバル」50周年記念野外コンサート
8月17日(土) インドネシア独立記念日
8月20日(火) 「プラハの春」 終焉から51年
8月20日(火) ジャーナリスト山本美香さんがシリアで銃弾に倒れてから7年
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8月21日(水) ベニグノ・アキノ暗殺事件から36年
8月22日(木) 沖縄・対馬丸が米潜水艦に撃沈されてから75年
8月24日(土) 先進7カ国(G7)首脳会議(仏・ビアリッツ)
8月25日(日) マカオ行政長官選挙
8月25日(日) 北朝鮮・先軍節
8月27日(火) ラジオ NIKKEI 開局65周年
8月28日(水) 「日本テレビ」 初の民間テレビ放送開始から66年
8月28日(水) キング牧師 "I have a dream" 演説から56年
8月28日(水) 第7回アフリカ開発会議(TICAD)(横浜市)
8月29日(木) 日韓併合条約発効から109年
8月31日(土) ラジオ・プラハ開局83周年
          http://www.radio.cz/en/static/80-years-of-radio-prague/

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ポーランドの南部にある小さな町、カルヴァリア・ゼブジドフスカを訪ねた。
カトリック教徒の巡礼地の一つと言われている。
古都クラクフから約1時間のバスに乗る。路線バスであるが、20席ほどの
マイクロバスである。最初は平地を走っていたが、次第に小高い丘に向かって
坂道を上っていく感じになった。

カルヴァリア・ゼブジドフスカの町の入口と思われるところに、バス停があり
乗客は皆んな、ここで降りた。いま来た道を振り返ると、随分高いところまで
上ってきた感じがした。

バス停の掲示板には、町の概略図が掲げられていて、主な観光スポットを写真で
紹介しているのだが、われわれが目指す礼拝堂の写真が見えない。ローマ教皇
ヨハネ・パウロ2世が何度も訪れたという礼拝堂なのだが、ガイドブックに載って
いる写真と同じ写真が見つからない。

バス停の周りにはお店などもなく、誰かに道順を尋ねることもできず、困り切って
いると、坂道を下りてくる人々がいることに気がついた。この人たちは礼拝堂から
帰ってきた人たちだろうと思われた。ならば、われわれは、この坂道を上って行けば、
礼拝堂に辿り着くかもしれないと思われた。

10分ほど坂道を上って行くと、町の中心部と思われる三叉路に出て、小さな教会が
あった。その教会の内部を参観して表に出ると、老齢の男性2人が近付いてきたので、
ガイドブックに載っている礼拝堂の写真を示すと、「あっちだよ」と言う感じで指を差して
教えてくれた。

われわれが目指す礼拝堂の方向はわかったものの、それからが大変だった。
炎天下、石畳みの坂道を、ヨイショ!、ヨイショ!と言いながら、老体に鞭打って歩くこと30分。
途中で立ち止まって、振り返ると、素晴しい風景が見え、疲れも吹っ飛んでいく。
しかし、喉の渇きが、辛くなってきた。こんなに苦労すると思わなかったので、ペット
ボトルを持って来なかった。このままでは、熱中症になってしまうのではないか、こんな
ところで倒れてしまったら、大変だと不安になり始めたが、礼拝堂の近くには売店があり
水も買えるだろうことを祈って、再び坂道を歩き続けた。

しばらくすると、売店が見えてきた。
急いで、ペットボトルを買い、グイグイ水を飲んだ。本当に生き返った想いがする。
そして、斜め前方を見ると、われわれの目指していた礼拝堂が見えてきた。
長い道のりであった。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

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クラクフの旧市街の南の外れ、小高い丘の上に、歴代のポーランド王の居城として
知られるヴァヴェル城があり、ヴァヴェル大聖堂や旧王宮などを見学できる。

大聖堂は、何回も増改築を繰り返してきたので、さまざまな建築様式で構成されて
いる。外から見る黄金のドームは、特に美しい。

旧王宮の内部は博物館となっていて、ポーランド王の戴冠式に用いられた剣などの
宝物や武具が展示されているが、何しろ薄暗い館内では良く見えない。それゆえ、
最後に、最上階の窓から、新旧のクラクフの街並みを眺めると、外の明るさは、
世界が開けたように見えた。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

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中国北西部に位置する新疆ウイグル自治区においては、あらゆる手段で外国
メディアの取材を妨害しているという。同自治区では、住民の大部分を占める
イスラム教徒の少数民族が「再教育施設」に収容されていて、その施設を取材
した時の妨害の様子を、"AFP BB NEWS" のサイトで紹介している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3233171

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「シンドラーの工場」から、ヴィスワ川に架かる橋を渡って、クラクフの町に
戻ろうと15分ほど歩くと、「カジミエシュ地区」と呼ばれる地域に入る。
ガイドブックには、次のように解説されている。
  カジミエシュ地区は、1335年にカジミエシュ大王の手でクラクフとは
  別の町として作られた。カジミエシュ大王は、当時迫害されていたユダヤ人
  の保護に熱心に取り組んだ王として知られ、彼の時代には多くのユダヤ人が
  クラクフに移り住み商工業の発展に寄与した。
  カジミエシュ地区は当初からユダヤ人街として作られたのではなかったが、
  15世紀以降、多くのユダヤ人が住むようになり、第2次世界大戦まで、
  ユダヤ人が大多数を占める地区として栄えた。
  今でもポーランド最古のユダヤ教の神殿、スタラ・シナゴーグ(ユダヤ博物館)、
  イザーク・シナゴーグなど多くのシナゴーグがある。
  映画「シンドラーのリスト」のロケ地としても有名である。

われわれは、この「スタラ・シナゴーグ」を見学したいと思ったが、この建物を
訪ねると、ドアには「本日は、夕刻7時から深夜1時まで開館」の貼り紙が出て
いて、中に入ることは出来なかった。
なぜ、夜間だけの開館になるのか、われわれは情報不足で知ることができず、
ここの見学は諦めた。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l

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米VOA(Voice of America)は29日、ロヒンギャ語番組を放送開始した。
ミャンマー(ビルマ)からの難民に向けて、ロヒンギャ語で週5日のラジオ
番組を放送する。ミャンマーとバングラデシュの国境にある世界最大の難民
キャンプには80万人以上のロヒンギャの人々が避難しているという。
VOAの報道発表は次のとおり。
https://www.insidevoa.com/a/voa-launches-rohingya-language-program/5019593.html

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