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外国を旅行すると,当然のことながら,その国の通貨を使うことになる。
今回の旅行のように,飛行機の乗換え空港にある売店でも,現地通貨
を使って買い物をするのが原則である。

しかし,カタールの首都ドーハにある国際空港には,お客は世界中から
集まって来るものの,われわれのような短時間で次の便に乗り換える客
で,現地通貨を持っている人は少ないのではないかと思う。

以前,シンガポールやドバイで乗り換えた時には,売店で米ドルで支払った
ところ,お釣りを現地通貨でくれたので,旅の記念に,今でも持っている。

今回,ドーハ空港のブックストアで現地で発行されている英字新聞を買って,
米ドルで支払ったところ,お釣りは米ドルでくれた。
ある意味では残念である。

英字新聞は何種類かあったが,"Qatar Tribune" と "The Peninsula" を買った。
単純に,紙名が気に入ったからで, 代金は両紙とも2カタール・リヤルである。
日本円で70円弱であろうか。如何にも安いが,ここは免税店なので,消費税
が掛かっていないのかも知れない。

米ドルで支払いたいと言うと,オーケーと言う返事。5ドルを出して,4ドルの
お釣りをもらった。店員がレジスターを操作するのを見ていると,この店では
現地通貨以外の,様々な通貨で支払っても,コンピューターがちゃんと換算
してくるようだ。
日本円で支払ったら,日本円でお釣りをくれたかどうか,それはわからない。

因みに,2紙ともに,つるつるとしたコート紙で,写真印刷も鮮明で,これが
日刊紙かと驚いてしまった。国内ニュース面の他,国際面,湾岸面,中東面,
東南アジア面,インド面などに分かれているが,どの面を見ても,日本関係
のニュースは載っていないようだ。
辛うじて,というか,"Qatar Tribune" の題字の横に,日産自動車系列の地元
企業の広告が掲載されている。

なお,待合室などで放映されているテレビ番組は,カタールの首都ドーハに
本拠地を置く衛星チャンネル 『アルジャジーラ』 の英語放送である。

( ローマ・バチカン旅行記 ・ 記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1118960.html?m=l