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三位一体プロテスタント教会は、その外観は円形の白亜の殿堂といった趣きである。
重厚な扉を開けて中に入ると、教会内部も白が基調となっていて、祈りの人や観光客
は見えず、し~んと静まり返っているため、心が清められるような、厳粛な気持ちに
させられる。そして、ドームの周りのステンドグラスが、昼下がりの陽がきれいに
映っていた。

ガイドブックには、次のように解説されている。
  三位一体プロテスタント教会は、18世紀にワルシャワで一番高い地点に建設され、
  その塔は展望台と監視塔を兼ねていた。しかし、これもワルシャワ蜂起で破壊されて
  しまい、戦後、元の設計図どおりに忠実に復元された。復元後においても、その素晴
  らしい音響効果は不変で、現在もたびたび音楽会が行なわれている。
  1825年5月にロシア皇帝アレクサンドル1世が、賓客として、ここを訪れたとき、
  ショパンは皇帝のために、ピアノとは違う音色の新しい鍵盤楽器「エアロメロディコン」
  を弾くと、皇帝は、若いショパンの演奏に感銘を受け、感謝の印としてダイヤモンドの
  指輪を与えた。

(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l