読書をしたり、イヤホンで音楽を聴いている。リュックサックを背負った旅行者がベンチ
に座り、ガイドブックで何かを調べている姿もある。
ところが、一つだけ、誰も座らないベンチがあった。
近付いてみると、ベンチには貝殻のようなものをはめ込んで、音符がデザインされている。
左端に目をやると、ポーランド語で何か解説されているが、残念ながら、読めない。
右端にボタンがあるので、これを押してみた。すると、ショパンの曲らしいものが、ベンチ
の下から聞こえてきた。
ガイドブックによれば、ワルシャワの旧市街などを中心に、ショパンの曲が流れるベンチが
数ヵ所に置かれていて、ベンチによって流れる曲が異なるのだという。
(「ポーランド旅行記」一覧)
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1147858.html?m=l