(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2009年06月

KBS日本語放送は6月30日,『試験放送実施』 の狙いなどについて,
次のようにアナウンスした。(抜粋)

KBS国際放送では,7月3日(金)から7月5日(日)までの3日間,試験
放送を行います。

周波数は,短波の 6.155MHz,放送時間は午後6時から7時までの
1時間,当日の放送分で試験放送を行う計画です。

これは,現在放送中の午後5時からの 6.155MHz について,KBSの
キムジェ送信所で,自主的にチェックした結果,音質が良くなく,午後6時
台の方が,更に良い受信が出来るのではないかという判断があったため
に行うものです。

これまで,リスナーからの受信報告を見ますと,午後5時台は 7.275
MHz をメインに,6.155MHz はサブの周波数として活用する場合が
多いように見受けられます。

しかし,音質について,『ベールを一枚かぶっているようだ』 というご指摘
もあるため,キムジェ送信所でも,今年春までに使っていた,午後6時台
の 6.155MHz の受信状態をチェックすることにしました。

受信報告の締切は,7月17日(金)到着分までとさせていただきます。
よろしく,お願い申し上げます。
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なお,同局ウェブサイトの情報も,きょうのアナウンス内容に準じて,つぎの
とおり若干の文言修正が行われている。
http://world.kbs.co.kr/japanese/program/program_notice_detail.htm?No=10411

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( 当ブログ子 : 注 )
『試験放送』については,6月29日アナウンスされていたが,その内容では,
試験放送の狙いが必ずしも明確でなく,当ブログ子を含め,幾つかのBCL
関連サイトでも,同様の意見が散見された。
これを受けて,6月30日の放送で,具体的に補足説明したものと思われる。

試験放送により,午後6時台の 6.155MHz の音質が良いことが確認され
れば,そのまま正式実施に移行するかも知れない。

( 参考記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/18930712.html

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アラブ首長国連邦 (UNITED ARAB EMIRATES) の海外向け放送 "UAE Radio" 宛
に受信報告を送ったところ,海外向け放送を管轄している通信文化省ラジオ部から
ベリレターが届いた。1996年4月のことであった。

当ブログ子が関心を持ったのは,ベリレターの内容ではなかった。
レターの日付は4月17日,封筒の消印 (投函日?) は5月13日,拙宅への配達日
は5月20日である。
ベリレターを作成後,一ヵ月近くも,デスクの上に積まれていたのであろうか。

更に驚いたのは,封筒の裏側に 『台北 TAIWAN, R.O.C. 16.5.96-15』 の消印が
あることだ。(右下の写真参照)
この郵便物は,首都アブダビから成田に到着するまでの間,台北を経由してきた
のであろうか。

郵便物が直行便ではなく,中継地を経由してくることは,理解できないことではないが,
その中継地において,なぜ航空便の郵袋が開けられて,消印が押されたのであろうか。
この疑問は,現在に至るも,不可解のままである。

( 『懐かしの資料』 当ブログの過去記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/184854.html?m=l

中国国際放送は,6月29日放送の 『中国昔話』 の冒頭で,担当の林涛
さんが次のようにアナウンスした。

実は,この 『中国昔話』 は今回を以って,一応終了ということになりました。

この数年間,この 『中国昔話』 の他,『林涛のゴーゴー話』,それに 『中国
の酒』 などをお聴きくださり,熱心に応援していただき,本当に感謝しており
ます。リスナーの皆様,誠に有難うございました。

7月からの,この時間は,『中国昔話』 の再放送となります。スミマセン。
是非,お聴きくださいね。
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( 当ブログ子 : 注 )
これは,番組改編の予兆なのか,あるいは,制作スタッフを確保できない
ことによるのか,番組の中での事情説明はなかった。

『ロシアの声』 日本語放送は,6月29日放送の 『シベリア銀河ステーション』 の中で,
次のようにアナウンスした。

7月1日から,ハバロフスク支局の部屋の番号が,407 から 903 に変わります。

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( 当ブログ子 : 注 )
今回は局舎そのものの異動ではなく,同じビルの中で部屋の番号が変更されるだけ
なので,宛先に "Japanese Seection" の記載漏れがなければ,郵便物は日本語課
に届くものと思われる。

ハバロフスク支局の新住所は,次のとおり。
Voice of Russia, Japanese Section
Dom Radio, Room No. 903
Lenina 4, Khabarovsk
680620 RUSSIA

KBS日本語放送は6月29日,次のようにアナウンスした。

試験放送について,お知らせがあります。
KBS国際放送では,7月3日(金)から7月5日(日)までの3日間,
試験放送を行います。

周波数は,短波の 6.155MHz,放送時間は午後6時から7時まで
の1時間,当日放送分で試験放送を行う計画です。

これは,現在放送中の午後5時からの 6.155MHz について,KBS
のキムジェ送信所でチェックした結果,音質が良くないと判断されたの
で,更に良い受信が期待される,代わりの周波数を探すために,行う
ものです。

受信報告の締切は,7月17日(金)到着分までとさせていただきます。
皆様の受信報告をお待ちしております。
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放送でのアナウンスに続き,同局のウェブサイトにも『試験放送について
ご協力のお願い』 がアップされた。
http://world.kbs.co.kr/japanese/program/program_notice_detail.htm?No=10411

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( 当ブログ子 : 注 )
上記のアナウンスによれば,『午後5時の6155は音質が良くない →
代わりの周波数を探すため → 午後6時から6155で試験放送する』
となる。
『代わりの周波数』で,試験放送するのではないのだろうか。
それとも,『午後6時の6155』 を恒常化させるのであろうか。

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『モンゴルの声』 日本語課から,ベリカードが届いた。
6月9日の受信報告に対して,放送局からの返信は航空便で,6月25日
の消印が押され,6月29日に配達された。
これまでになかった,驚くようなスピードである。

ベリカードは,市販の絵葉書を利用したものだが,裏面には受信年月日,
受信時間,受信周波数などのデータが記載されている。

写真の説明には,次のように書いてある。
Life on the Steppe is tranquil.
Often only the sounds of nature can be heard.

大草原の『生』は,『静』そのもの。
聞こえるのは,大自然のささやきだけ。

緑豊かな大草原を流れる川面で,家畜が水を飲む。
その向こうには,遊牧民のパオが点在する。

台湾国際放送日本語課のウェブサイトは6月27日,大阪,福岡,東京で
開催される 『リスナーの集い』 の詳細日程等を公表した。
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=81617

同局の経営母体である財団法人 ・ 中央広播電台董事長の高恵宇さん,
同局日本語課長の王淑卿さんの出席が予定されている。

『ロシアの声』 日本語放送は,毎週木曜日の夜9時台(日本時間)に 『お答えします』
という番組を放送し, ロシアの様々な話題について,リスナーの質問に答えている。

同局のウェブサイトは,7月9日の番組では 『現代ロシアのメディア ・ 通信社』 を放送
すると予告している。
http://www.ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=1031&cid=107&p=26.06.2009

台湾国際放送のウェブサイトは6月28日,次のように伝えた。

台湾国際放送の運営母体・中央放送局の高恵宇 ・ 董事長は28日,国父記念館で
行われた 「2009年台湾海峡両岸新聞伝播サミット」 に出席。高 ・ 董事長は,台湾
海峡両岸が交流する際,みなが自分を 「両岸三地のメディア人」 と位置づければ無
意味な制限を取り除けると主張した。「両岸三地」 とは,台湾,中国大陸,香港を意味
する。
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=81641&BlockID=31

また,高・董事長は,中央放送局は1998年に制度改革され,予算の65%は中国
大陸向け放送,残りの35%は国際放送に使われている,などと説明した。

(『短波放送こぼれ話』 過去記事リスト )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/226655.html?m=l

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ADVENTIST WORLD RADIO から,ベリカードが届いた。
本年6月7日に放送された "Wavescan" の受信報告に対する返信で,
送信地として『AGAT-GUAM,KSDA』 と記載されている。

ベリカードの他,『2009年DXコンテスト』 の案内書が同封されている。
カードのデザインは,手のひらサイズの小型ラジオを耳に当てて,放送
に聴き入る,可愛らしい子供の写真で,同局のロゴが配されている。

『あっ,何か聴こえるよ~』 と言った興味津々の表情だが,彼/彼女は,
どんな番組を聴いているのであろうか。

なお,この郵便の発送元住所は,次のように記載されている。
 ADVENTIST WORLD RADIO
 International Relations
 Box 29235 Indianapolis
 Indiana 46229 USA

又,封筒には動物の切手など,5枚が貼られているが,この内の2枚
には消印が押されていない。珍しいことがあるものだ。

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