(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2009年09月

中国国際放送のお便り紹介番組 『中日交流カフェ』 のキャスターが
10月から交代する。9月30日に放送された番組で伝えた。

同番組は毎週水曜日に放送されており,これまでは王洋さんと畠沢
優子さんが担当してきたが,新しい担当者の名前は明らかにされて
いない。

VOA,BBC World Service,Deutsche Welle,Radio France International,
Radio Netherlands Worldwide で構成する先進5大国際放送局長会議が
ベルリンで開催され,国際社会に対して報道規制の解除を求めるとする
取り纏めの声明を発表した。VOAの29日付報道資料が伝えた。
http://www.voanews.com/english/About/2009-09-29-broadcasting-statement.cfm

この声明では,『ベルリンの壁崩壊』 による東西冷戦の終結から20年が
経つにも関らず,世界の多くの国においては 『言論の自由』 にほど遠く,
ジャーナリストたちが自由に報道することを,より一層複雑な方法によって
制限していると指摘し,アフガニスタン,ビルマ,イラン,中国などにおける
事例を紹介している。

『東洋経済オンライン』 では,『続・数学~その遙かなる風景・日本~』 と題する
シリーズを公開していて,その第45回からは 『AMラジオ』 に関する話題を紹介
している。サイエンスナビゲーターの桜井進さんが執筆している。

第45回 『周波数』 と 『9』
http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/2d59902bda4e9c9baf2729d9897ec838/

第46回 『チューニング』 と 『π』
http://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/35e44ae95d702c1c4c4a847c89341f9c/

Radio New Zealand International は,日本時間30日未明に発生した
南太平洋サモア諸島での地震と津波の被害状況を,刻々と伝えている。
同局のウェブサイトは,ほぼ1時間毎にニュースを更新している。
http://www.rnzi.com/index.php

又,同局のニュースは短波放送の他,ウェブサイトでもライブ放送を
聴くことができる。
http://www.rnzi.com/pages/audio.php#live

中国国際放送のウェブサイトは29日,国慶節関連行事のインターネット中継に関する
最新情報を公開した。
http://japanese.cri.cn/881/2009/09/29/1s147735.htm

これによると,インターネット中継は,昼は北京時間の9時45分,夜は19時45分から
始まるという。( 注 : 東京と北京の時差は1時間 )

同局のサイトは24日,次のような情報を公開していた。
http://japanese.cri.cn/781/2009/09/24/1s147381.htm

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HCJB日本語放送の尾崎一夫さんは現在,一時帰国中で,各地で教会関係者との
会合に出席している他,多くのリスナーを訪ねてインタビューなどを行っている。

上の写真は,HCJB日本事務所から届いた,9月23日発行の 『日本滞在レポート』
第二報で,尾崎ファン,HCJBリスナーとの交流の一端が紹介されている。
(画像をクリックすると,画像が拡大し,もう一度クリックすると,元に戻ります)

なお,各地で開催されるリスナー集会等の詳細は,短波放送愛好家 ・ 岩沙一彦さん
のブログ 『BCL岩沙さんのお家ブログ』 の記事で紹介されている。
http://blogs.dion.ne.jp/k_iwasa/archives/8705693.html

KBS日本語放送の人気番組 『玄海灘に立つ虹』 の番組収録の模様が,KBS
本社の 『見学者ホール』 でビデオ放映されるという。

これは,9月25日(金)に放送された,笹部佳子 (愛称 : ささ姫),キム・ジギョン
(金志景,愛称 : ギョンさん) の両キャスターが担当する 『玄海灘に立つ虹』 の
オープニング部分を,KBSのカメラクルーがスタジオに入って撮影したもので,
ラジオからも2人の興奮気味の様子が伝わったきた。

両キャスターのプロフィールは,次のとおり。
  笹部佳子さん
  http://world.kbs.co.kr/japanese/about/ana/ana08.htm
  キム・ジギョンさん
  http://world.kbs.co.kr/japanese/about/ana/new_ana01.htm

中国国際放送は,同局のニュースレター 「かけはし」 を,同局のウェブサイトで
公開している。
http://japanese.cri.cn/mmsource/images/2009/09/28/jpshinnbunn.pdf

これは同局のトップページ左欄の 「今日熱点」 に掲載されており,今後,この欄
の情報が増えた場合には,この欄の "More ≫" を押すと,記事一覧が現れる
ので,その中から 「日本語部新聞 (09年春)」 を選択することになる。
http://japanese.cri.cn/

HCJB日本語放送は,"HCJB Global Australia" から送信されている。
同局の別名は,"The Voice of the Great Southland (R)" と言い,日本語,英語,
中国語,インドネシア語,ヒンディ語など様々な言語で放送している。

このほど,同局のウェブサイトには "HCJB News" 2009年6月号が掲載され,
日本語番組を送信しているクヌヌラ送信所の様子などを紹介している他,同送信
所で働きたい人たちを募っている。
http://www.hcjb.org.au/docs/HCJB_News.pdf

また,このウェブサイトのトップページでは,スライドショーを見ることができ,短波
放送に聴き入るリスナーのスナップ写真,メルボルンのスタジオ,クヌヌラ送信所
の外観と送信施設,アンテナ群などの写真を紹介している。
http://www.hcjb.org.au/

HCJB日本語番組は,毎週末の土曜日と日曜日,日本時間朝の7時30分から
8時まで,15525kHz で放送されており,受信状態は安定している。

『モンゴルの声』 日本語放送は9月24日,同国での大相撲放送事情について,
概ね次のように紹介した。
(受信状態が芳しくないため,聴き取れた部分のみを箇条書きにしてある)
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・ モンゴルの人々は,様々なメディアを通じて,大相撲関連の情報を得ている。

・ モンゴルのテレビで大相撲中継が始まったのは,旭鷲山が活躍していた1996
 年頃である。

・ 1995年頃からケーブルテレビが普及し始め,NHKのテレビ国際放送が視られる
 ようになったため,家電売場は人々でいっぱいだった。

・ 当時は,NHKテレビの大相撲中継を録画し,それにモンゴル語の翻訳をつけて,
 国営放送局から吹き替え番組を送り出していた。

・ そのことがキッカケとなって,NHKとの交流が始まり,現在では,NHKと同じ時間
 帯に放送されるまでになった。

・ 現在では,幾つかのテレビ局が,大相撲の同時中継番組を放送している。

・ 同時放送に当たっては,NHKの放送の解説に,モンゴル語の解説をかぶせて,
 放送しているが,選択することにより,どちらの音声も聴くことができる。

・ モンゴル語の解説では,日本語の解説をそのまま翻訳するのではなく,モンゴルの
 人々に大相撲に馴染んでもらうため,又,大相撲の面白さを感じてもらうため,他の
 情報や話題も盛り込んで,放送している。

・ カフェやバーでも,大相撲のテレビ中継を視ることができ,ビールを飲みながら,
 大相撲観戦を楽しんでいる。

・ 雑誌などは 『特集号』 を発行するほどで,モンゴルでは,大相撲を知らない人は一人
 もいないくらいだ。

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