(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2010年04月

中国国際放送日本語部のウェブサイトは4月30日,『<上海万博>CRI,
開幕式の生中継がいよいよ本番へ』 と題する記事を掲載した。
この記事の中で,同局の日本語部長には傅穎さんが就任していることが
明らかにされている。
http://japanese.cri.cn/881/2010/04/30/142s158081.htm

同局の番組の中でも,この人事は紹介されていたものと思われるが,当
ブログ子は聞き逃していたようだ。

日本語部では昨年,張国清さんと傅穎さんが東京支局から北京オフィスに
戻り,謝宏宇さんと王洋さんが東京支局勤務となる人事異動があった。
当ブログの過去関連記事は,次のとおり
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/22073706.html
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/22174287.html
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/24449132.html

なお,同局では30日夜,インターネットを通じて,上海万博の開幕式を生
中継する予定で,傅穎部長の他,胡徳勝アナと劉叡琳アナが担当する。
http://japanese.cri.cn/881/2010/04/26/147s157811.htm

米スタンフォード大学の研究員が,『北朝鮮では何百万人もの人々が,米国,
日本,韓国などの,海外からのラジオ放送に耳を傾けている。人気が高いの
は,VOAとRFAである。北朝鮮当局による情報寡占体制は緩んでいる』 と
語っている。

オランダ放送の "Media Newtwork Weblog" が4月29日,アリランTVの報道
を引用して伝えた。
http://blogs.rnw.nl/medianetwork/millions-of-n-koreans-listen-to-foreign-radio-broadcasts-us-academic

同ブログを主宰している Andy Sennitt 氏は,『北朝鮮において,海外からの
情報に接している人々が増えつつあることに疑いはない。しかし,“何百万”
もの人々が本当に海外からの放送を聴いているかどうかは,疑問が残る』 と
コメントしている。

KBS日本語放送のウェブサイトは,このほど 『おしゃべりリサーチ』 の
5月のテーマを公表した。
http://world.kbs.co.kr/japanese/event/poll/index.htm?poll_code=76

5月のテーマは,『 あなたのふるさと自慢は?』で,次の4問から選択
することになっている。 関連するコメントも募集している。

   懐かしくておいしい味。ふるさとならではの海の幸,山の幸、郷土料理。
   これをみると血が騒ぐ,うちの祭りが最高だ!
   日本人なら知らない人はいない,有名な名所があるよ。
   自慢する事なんて何もないさ or その他のすばらしさ自慢

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( 当ブログ子 : 注 )
KBS日本語放送が毎週土曜日に放送している 『おしゃべりラジオ』 は,
10分間のニュースに続いて放送される50分間のトークショーである。

元気印の女性キャスター,キム ・ ジヨン(金志硏,愛称 : スミレ) さん,
チャ ・ヨンア(車暎雅,愛称 : カンナ) さん,の2人が,韓国の様々な
話題を紹介しながら,賑やかな会話を楽しむこの番組は,幅広いリス
ナーの支持を得ている。

『おしゃべりリサーチ』 の結果は毎月最終土曜日の番組で紹介し,
ユニークな答を送ったリスナーにはプレゼントが贈られる。

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オランダの Radio Netherlands から送られてきたカードの紹介を続ける。

同局は,報道番組も充実しているが,音楽番組の人気も高い。
このカードは,1995年の受信報告に対して返信されたもので,その当時
人気のあった音楽&トークショー番組 "Happy Station" の司会者の2人
である。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

日本政府は4月29日,2010年の春の叙勲を発令した。
外国居住者の受章者の中に,『インドネシアの声』 日本語放送で活躍した
真知子・クスナエニさんがおり,旭日単光章を受章した。

同日付の新聞各紙が報じるところによれば,彼女は 『元インドネシア公共
ラジオ放送局海外放送部日本語課番組制作担当』 となっている。

電波ライフの情報誌 『MY WAVE』 (現在,休刊中) の1994年12月号は
真知子・クスナエニさんのプロフィールを写真入りで掲載し,次のように紹介
していた。

  1977年9月以来,フリーランサーとして,RRI日本語放送に参加。
  『人と暮らし』 『アネカ・インドネシア』 (インドネシアさまざま) の両番組
  を担当し,資料収集から構成,インタビュー,原稿執筆、テープ編集を
  1人でこなしている。
  趣味は,BCLと外国語の学習で,米VOA,豪ABC,英BBC,独DW,
  ラジオ日本の各局の報道番組を中心に聞いている。

アメリカの短波放送愛好家が Atlanta Journal Constitution 紙に寄稿し,
『短波放送の受信は魚釣りに似ている。何が釣れるか分からず,魔法の
ようなもの。しかし,それは,一日のニュースを直接に運んでくれるパイプ
ラインのようなものだ』 などと書いている。

米VOA放送のキム・エリオット氏が主宰するウェブサイトが紹介している。
http://kimelli.nfshost.com/index.php?id=8831

日本でも,ちょうど,3月下旬に発売された 『BCLライフ2010』 誌上に,
岩沙一彦さんが 『BCLは魚釣りの如し !?』 と題するコラムを寄稿した
ばかりである。

短波放送を聴く人々が持っている感覚とか想いと言うものは,洋の東西を
問わず,同じものであることが分かり,興味深い。

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1990年代に送られてきたベリカードを紹介しているが,今回からは
オランダの Radio Netherlands のものを掲載する。

1994年,同局は 『花』 を主題とする4枚シリーズを発行した。
これらは,そのうちの2枚である。

このシリーズに使われている写真は,当時,同局の番組の中で人気
の高かったメディア情報番組 "Media Network" で,プレゼンターを
務めていた Jonathan Marks 氏が,北海沿岸の町の郊外で見つけた
可憐な花々を,スナップ撮影したものである。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

KBS日本語放送で毎週土曜日に放送している 『おしゃべりラジオ』 の枠内に,
新しいコーナー 『土田真樹の映画DEナイト』 が登場し,4月24日に第1回目の
番組が放送された。

この番組のパーソナリティを務める土田真樹さんは,KBSのウェブサイトに掲載
された自己紹介の中で,『山口県出身ということでKBS日本語放送の受信状態
がよく,中学生の頃から愛聴していた。特に,夜になると中波の受信状態がよく
なり,“玄界灘に立つ虹” は勉強しながらよく聴いていた』 などと語っている。
http://world.kbs.co.kr/japanese/about/ana/ana34.htm

中国国際放送のウェブサイトに 『わたしの漢詩歳時記』 が登場している。
http://japanese.cri.cn/781/2010/04/21/Zt141s157561.htm

筆者の李順然さんは,中国国際放送局東京支局長,日本語部長を経て,
同局副編集長を務めた,親日派の人である。
著書に 『わたしの北京風物詩』 『中国 人,文字,暮らし』 『日本・第三の
開国』 (いずれも東京・東方書店) などがある。

この 『歳時記』 は,3月下旬に第1回目がリリースされ,既に第3回目を
迎えている。 同局のウェブサイトは,上海万博,北京モーターショーなど
近代化を謳歌する話題で賑わっているが,このシリーズには悠久の世界
に誘う一服の清涼剤の感がある。

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今回は,デンマークの Radio Denmark から送られてきたベリカード
を紹介する。

デザインは,グレーのモノトーンで極めてシンプルに見える。
しかし,眼を凝らして良くみると,地球の緯線と経線を模し,ベルギー
の国土の形をしたシルエットが,ベルギーの位置に配されている。

ロゴマークでは "Radio Danmark" となっているが,裏面の英語の
あいさつ文には Greetings from Denmark とあり,同国の国旗が
プリントされている。"Danmark" は現地語の綴りであろうか。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

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