(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2010年05月

KBS日本語放送が毎週土曜日に放送している 『おしゃべりラジオ』 は,
10分間のニュースに続いて放送される50分間のトークショーである。

元気印の女性キャスター,キム ・ ジヨン(金志硏,愛称 : スミレ) さん,
チャ ・ヨンア(車暎雅,愛称 : カンナ) さん,の2人が,韓国の様々な
話題を紹介しながら,賑やかな会話を楽しむこの番組は,幅広いリス
ナーの支持を得ている。

『おしゃべりリサーチ』 の結果は毎月最終土曜日の番組で紹介し,
ユニークな答を送ったリスナーにはプレゼントが贈られる。

6月のテーマは,『あなたの一月の読書量は?』で,次の4問から選択
することになっている。 関連するコメントも募集している。

   月に 1~2冊
   月に 3~4冊
   月に 5冊以上
   その他 (最近,本は読んでいない等)

締切は6月23日 (水)で,電子メール,FAX,郵便で解答を送ること。
宛先は,次のとおり
http://world.kbs.co.kr/japanese/contact/index.htm

また,『おしゃべりリサーチ』 の特設サイトは,KBSウェブサイトの
左欄メニューから入る。
間もなく,6月のアンケートに,情報が更新されるものと思われる。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

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スイスの国際ラジオ放送 Swiss Radio International は,2005年の放送
開始70周年を目前にして,前年の2004年にラジオ放送を廃止し,イン
ターネットによる情報発信に移行した。

そのウェブサイト "Swissinfo" も,同国の財政状況悪化の影響を受けて,
存続が危ぶまれており,各界から,政府の財政支援を請願する署名が
相次いでいる。

米VOAのキム・エリオット氏の主宰するウェブサイト及びオランダ放送の
"Medis Network weblog" が,Swissinfo の情報を引用して伝えている。
http://kimelli.nfshost.com/index.php?id=9046
http://blogs.rnw.nl/medianetwork/online-petition-launched-to-save-swissinfo

Swissinfo は2005年,70周年記念のDVD-ROMを制作して,Swiss
Radio International の元リスナーにプレゼントしたが,上の画像はその
ケースカバーである。
同局のインターバルシグナルとして流れた,透きとおるようなオルゴール
の調べが,懐かしく想い出される。

FEBC日本語放送では,受信状況の改善を図るため,定期的に受信報告を
送ってくれるラジオモニターを募集している。
詳細は,同局のウェブサイトを参照のこと。
http://www.febcjp.com/radiomonitor.html

募集人数は20人で,2010年6月から,月一回程度の報告が必要である。
同局では,日本全国のリスナー (特に東京都23区内) の協力を求めていて,
モニターからの報告は,チェジュ送信所において,受信状況改善のための
貴重な資料にするという。

(財)太平洋放送協会 (Pacific Broadcasting Association) は,来年の
創立60周年に向けて,同協会の新しいロゴマークを募集している。
これは,同協会の機関誌 『PBAだより』 2010年6月号で公告されて
いる。

締切は7月31日(土)で,詳細は同協会に問い合わせること。
同協会のウェブサイトは,つぎのとおり。
http://www.pba-net.com/

同協会が制作する番組は多彩で,1979年から2007年までは,グァム
島のKTWRから放送され,BCL関連番組などもあったため,多くの短波
放送ファンに親しまれていた。
現在は,同協会の制作番組は,国内の中波などで放送されている。

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このカードも1996年に返信されたもので,それまでの短波放送だけではなく,
新たな衛星放送の時代が到来したことを象徴するデザインとなっている。
ドイツを中心に,4個の通信衛星 (SATCOM C-4,INTELSAT-K,EUTELSAT
-F1,ASTRA 1A) が地球全体をカバーしている様が描かれている。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

米国短波放送事業者協会 (The National Association of Shortwave Broadcasters)
は,同協会のウェブサイトを通じで,オンラインによる短波放送受信者実態調査を
実施している。

オランダ放送の "Media Network weblog" が5月28日,同協会のニュースレターを
引用して伝えた。
http://blogs.rnw.nl/medianetwork/nasb-launches-north-american-swl-survey

設問は30の簡単な内容で,この調査は2011年5月まで行なわれる。
集計結果は,2011年の同協会年次総会で公表される予定である。

韓国 KBS の日本語番組で,平日に放送されている人気番組 『玄海灘に立つ虹』
の金曜日のキャスターを務めるキム・ジギョン (金志景) さんは,ニックネームを
『ギョンさん』 から 『ジャイアン』 に変更することになった。

これは,本人が予てより変更してほしいと希望していたもので,リスナーから意見を
求めていたが,5月28日の番組で発表したところによれば,全部で19人から意見
が寄せられ,うち15人が変更に賛成したという。

メインキャスター笹部佳子 (愛称 : ささ姫) さんが,気にしながら,"ジャイアンさん"
と呼ぶのか "ジャイアン" と呼ぶのかと尋ねると,本人は,子供同士が言っている
ように "ジャイアン" と呼び捨てにしてほしいと語った。

金志景さんのプロフィールは,次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/about/ana/new_ana01.htm

( 当ブログの過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/25814166.html

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このカードは,THE WORLD AROUND COLOGNE と題され,1996年に返信された
ものであるが,当時同局のあったケルン市から世界に向けて電波が送信される角度
がイメージされている。

DW のロゴマークが,カードの右下に青色でプリントされているほか,ベージュ色の
世界地図の左上にも DW の文字が透かしのように入っている。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

『ベトナムの声』 日本語放送は,5月27日放送の 『おしゃべりタイム』 の中で,
今年も 『BCLの日』 特別番組を放送するかと尋ねるリスナーのお便りを紹介し,
次のようにアナウンスした。

  私たちは,これからも毎年,『BCLの日』 特別番組を放送していきますので,
  どうぞお聴きになってください。

なお,このリスナーが 『ベトナムの声』も,韓国KBS放送のように,四半期毎に
ベリカードを発行しては如何かと提案したのに対して,『ご提案には感謝する。
リスナーの皆様に喜ばれるよう,ベトナムらしいベリカードを送れるように頑張り
ます』 と語った。

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今回からは,ドイツの Deutsche Welle のベリカードを紹介する。
このカードは,同局の放送開始40周年を記念して,1993年に制作されたもので,
当ブログ子は翌年の94年にゲットした。

セピア色の写真は放送開始当初のアンテナ群,カラー写真は開局から40年経って
整備されたカーテンアンテナ群と思われるが,具体の地名は不明である。

同局の開局当初の動きについては,次のサイトで読むことができる。
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,326253,00.html

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

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