(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2010年09月

東京新聞電子版は9月30日,『免許返納・破綻… ラジオ苦境』 と題する
記事を掲載し,『ラジオ放送局の苦境が続いている。景気低迷で広告費が
減る中,音楽をダウンロードできるインターネットの普及により,若者の
ラジオ離れが進行。これが一段の広告費の減少を招いているためだ』 と
伝えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010093002000030.html

又,朝日新聞電子版は9月30日,『総務省は29日,民事再生手続き中の
FMラジオ局 “Kiss(キッス)-FM KOBE” (神戸市) が持つ放送免許を,
FM東京などが出資する “兵庫エフエム放送” (同) が10月1日付で引き
継ぐことを許可したと発表した。局の愛称や周波数は変わらず,放送は
これまでと同様に継続する』 と報じた。
http://mytown.asahi.com/areanews/hyogo/OSK201009290132.html

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放送大学 (千葉市) はこのほど,テレビやラジオで放送している授業の一部を
国内外の人々に利用してもらうため,10月1日からインターネットで無料配信
すると発表した。
『スポーツ報知』 電子版が9月28日,伝えた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100928-OHT1T00182.htm

放送大学の授業はテレビとラジオなどを通じて行われており,受信報告を送る
とベリカードがもらえる。ネット配信による授業番組の受信報告によりカードが
得られるかどうかは不明である。

この画像は,数年前,ラジオでの受信報告に対して得られた返信であるが,
受信データの記載がなく,手許の受信記録も散逸してしまったので,残念ながら,
受信日は不明である。

TBSラジオは10月9日,この日が 『トラックの日』 であることに因み,
全国の系列33局ネットで60分間の特別番組を放送する。
自動車新聞社のウェブサイトが伝えている。
http://www.j-np.com/news/contents_00012371.shtml

ジャーナリストの鳥越俊太郎さん,東国原英夫宮崎県知事,J-POP
を代表する歌手の今井美樹さん,プロゴルファーの横峰さくらさんなど,
豪華ゲストを迎えて放送するという。

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これは,1994年7月の受信報告に対して,Radio France International から
送られてきたベリカードである。

当時,同局のベリカードは TDF (Tele Diffusion de France) から送られて
きていたが,Radio France International の番組を受信したことを証明する
と記載されている。

カードの写真は,Place Des Vosges (ヴォージュ広場) である。
その昔,貴族向けの住宅が広場を取り囲むように建てられたもので,
全体が宮殿のように見えるという。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

Radio New Zealand International のお便り紹介番組 "Mailbox" では,
10月4日からラジオに関するドキュメンタリー番組を放送する。
この番組は,Radio Heritage Foundation が提供する。同財団はラジオ
に関する様々な情報を発信していることで知られている。
短波放送情報を提供しているHCDXのウェブサイトが伝えている。
http://www.mail-archive.com/hard-core-dx@hard-core-dx.com/msg27734.html

Radio Heritage Foundation のサイトは,つぎのとおり。
http://www.radioheritage.net/

Radio Australia シェバートン送信の一部周波数は,メインテナンスのため
10月20日朝 (日本時間) 休止する。
オランダ放送の "Media Network Weblog" がRAの情報を引用して伝えた。
http://blogs.rnw.nl/medianetwork/radio-australia-shepparton-off-air-on-20-october

国際放送の各局では,10月下旬に周波数変更を行う場合が多く,今回の
メインテナンスも,それに備えるためであろうか。

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これは,1994年6月の受信報告に対して,Radio France International
から送られてきたベリカードである。

サントゥスタッシュ教会とフォーラム・デ・アールが写っている。
歴史を感じさせる教会と近代的なショッピングセンターの対比が面白い
構図となっている。

当ブログ子は,まだパリを訪れたことはないが,機会があれば,フランス
パンとワインに触れてみたいものだ。ベリカードは,放送受信を証明して
くれるだけではなく,異国の旅に誘ってくれる。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

きょう9月28日,沖縄県のコミュニティFM放送局 『FMとよみ』 は,
地元の豊見城 (とみぐすく) 市長選挙の立候補予定者を招き,公開
討論番組を生放送するという。
沖縄タイムスの電子版が伝えている。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-26_10544/

この記事によれば,同局の安慶名社長は 『地域FM局の使命として
企画した。各候補者の政策を知ってもらい,市民に意味のある1票
を投じてほしい』 と呼び掛けている。

当ブログ子の住む地域にも,コミュニティFM局はあるものの,拙宅
では受信状態が必ずしも芳しくなかったが,最近では,FM電波の他,
地元ケーブルテレビ局の回線を通じて再送信されるようになり,安定
受信が可能となっている。

地域密着の情報発信を中心にしつつ,音楽番組なども多いが,次期
の首長選挙の際には,今回の 『FMとよみ』 の試みに倣って,ぜひ
公開討論会を中継放送してもらいたいと思う。

それは,地域住民の意識を向上させ,政治参加を促すことに繋がる
であろう。
そこに,コミュニティFM局の存在意義を見出したい。

なお,『FMとよみ』 のホームページは,次のとおり。
http://www.fm-toyomi.com/

( Myコラム 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/90339.html?m=l

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これは,1998年7月の受信報告に対して,南大西洋上アセンション島の
中継所から送られてきたベリレターである。

このベリレターのレターヘッドでは,前回紹介したレターにあったBBCの
ロゴマークから MERLIN COMMUNICATIONS 社のロゴマークに換わって
いる。

( 1990年代ベリカード : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1031160.html?m=l

アメリカのジャズ歌手として有名なビング・クロスビー (Bing Crosby,1903年-1977年) は
野球が大好きで,ピッツバーグパイレーツの共同オーナーでもあった。
1960年のワールドシリーズで,パイレーツとヤンキースが対戦することになると,彼は
居ても立ってもおれないほど神経質になり,奥さんと一緒にパリに逃避した。
小奇麗なアパートで,彼は暖炉の前に座り,スコッチウィスキーを傾けながら,短波で放送
されるゲームの中継に聴き入ったという。

米VOAのキム・エリオット氏の主宰するウェブサイトが9月25日,New York Times 紙の
記事を引用して伝えた。
http://kimelli.nfshost.com/index.php?id=9706

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