(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2010年10月

海外短波放送局の多くは,10月末に秋の周波数変更を行なった。
変更情報が掲載されている主要放送局のウェブページ等は,つぎのとおり。

( 日本語放送 )
ラジオタイランド : http://www.hsk9.org/
中国国際放送  : http://japanese.cri.cn/782/2008/11/30/1s131040.htm
IRIB        : http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=5365&Itemid=138
ロシアの声    : http://www.geocities.jp/pechika041029/
              上記サイトは,リスナーズクラブ 『ペーチカ』 のホームページで,
              画面左上に新周波数が告知されている。
              事務局の松本さんからお知らせいただきました。
チョソンの声   : 番組の中で,『11月1日から周波数が一部変更される』 とアナウンス
             している。変更後の周波数は次のとおり。
              06:00-09:00 JST  7580,9650,621 kHz
              16:00-22:00 JST  6070,7580,9650,621 kHz
ラジオ日本    : http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/radio/shortwave/all.pdf

( 英語放送 )
Voice of America   : http://author.voanews.com/english/about/frequenciesAtoZ_e.cfm
BBC World Service  : http://www.bbc.co.uk/worldservice/schedules/frequencies/index.shtml#east-asia
Radio Canada Int.  : http://www.rcinet.ca/english/illustration/schedule/qWAtfB_TRANS-3SEMS_SW_24h_SIMP.pdf
               http://www.rcinet.ca/english/illustration/schedule/OxYdYp_H10_SW_24h_SIMP.pdf
Deutsche Welle    : http://www.dw-world.de/popups/popup_pdf/0,,6300952,00.pdf
Radio Australia    : http://www.radioaustralia.net.au/pdf/frequency_guide.pdf
Radio Netherlands  : http://cdn.sites.radionetherlands.nl/pdf/freq/B-10-engels1.pdf
Radio New Zealand Int. : http://www.rnzi.com/pages/listen.php
All India Radio    : http://allindiaradio.org/schedule/eseasia1.html
Radio Romania Int. : http://www.rri.ro/art.shtml?lang=1&sec=20&art=68162

日頃,当ブログをご覧いただき,有難うございます。

都合により,10月18日から31日まで,当ブログは
情報更新をお休みします。

この間にコメントをお寄せくださった方には,後日,
返信コメントを書きますので,ご了承願います。

なお,今月下旬には,周波数を変更する放送局が
多いので,各局の放送アナウンス及びウェブサイト
の告知にご注意ください。

2010-10-18             管理人 Hosoya

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考える人の実感マガジン,月刊 『望星』 (東海大学出版会) 11月号が
『特集 : ラジオで逢いましょう!』 を掲載し,各界のオピニオンリーダー
がラジオに対する熱い想いを語っている。

表紙のメッセージは言う。
ラジオというメディアはなんと魅力的なのか。いい歳した大人なら,テレビ
のバラエティなど絶縁して,ラジオがお勧め。世の中もよくなります。

また,前月号では,次のように予告していた。
テレビに比べれば目立たず地味なラジオですが,そこには大人の世界が
あります。耳からの情報はボケ防止になるとも。ラジオの味方 『望星』 が
その魅力を紹介します。

当ブログ子は,その予告文を読み,拙い文章ながら,国際短波放送受信
という趣味を紹介する一文を認めて,編集部に送った。
幸いなことに,編集長のお目に留まり,11月号に採用していただいた。
『心のアーカイブス』 と題する,投稿コーナーに掲載されている。

『望星』 のウェブサイトは,次のとおり。
http://www.tokaiedu.co.jp/bosei/index.html

東京理科大学近代科学資料館 (東京都新宿区) では,10月20日から来年1月29日
まで,企画展示 『録音の歴史』 を開催する。

同資料館が所蔵する,1901年製のエジソンの円筒式とベルリナーの円盤式の蓄音機,
ソニーの国産初のテープレコーダー (50年製) や初代 『ウォークマン』 (79年製),
2010年製の IC レコーダーなど,約50点を展示する。

朝日新聞電子版が10月15日,この話題を伝えた。
http://www.asahi.com/edu/university/otakara/TKY201010140179.html

同資料館のウェブサイトは,つぎのとおり。
http://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/

KBS日本語放送の人気番組 『玄界灘に立つ虹』は,月曜日から金曜日まで
放送される25分間のお便り紹介番組で,開始45年となる長寿番組である。

このうち,水曜日に放送される番組は,サ・ユージン (史裕珍,愛称 : ひまわり)
さんと中枝紫織 (なかえだ・しおり) さんがパーソナリティとなっているが,先月,
ひまわりさんが産休に入ったので,その間,山野内 扶 (やまのうち・たすく) さん
が代役を務め,しおりさんとコンビを組んでいる。
山野内さんは,2008年12月まで,同番組を担当していた。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/6170634.html

10月13日放送の 『玄界灘に立つ虹』 では,2人の 『コンビ名』 に関して寄せら
れた,リスナーからのお便りを2通,紹介した。
一つは,山野内さんが以前 『ズッコケ吉田くん』 の愛称で呼ばれていたことから,
中枝さんの 『中』 と,吉田くんの 『吉』 の語呂合せで 『なかよし (仲良し) コンビ』
を提案し,もう一つは,韓国語で日本人を意味する 『イルボヌ』 を引用して,2人
とも日本人であることから,『イルイル・コンビ』 を提案するものだった。

これらの提案について,2人が相談した結果,後者に決めたという。

KBS日本語班は,このほど 『受信通知』 サービスを開始した。
これは,受信報告やお便りを電子メールで送ると,同局から
『メールありがとうございました』 と,英,日,韓の3言語に
よるメッセージが自動返信されるシステムである。

『モンゴルの声』 日本語放送は,インターネットによる音声配信を始めた模様だ。
次のサイト画面の右上の 『番組』 欄の日付をクリックすると,その日の番組を聴く
ことができる。現時点では,本年6月から10月までの番組が公開されている。
http://www.vom.mn/jp/

ただし,文字情報が読めるのは,上記サイトのトップページに掲載されているもの
だけで,画面上部には政治,経済,教育,外交,地理と自然,伝統習慣,スポーツ
などのカテゴリーが設定されているものの,実際には,カテゴリー毎の文字情報は
掲載されていない。

トップページのニュースも,本年2月頃のものが幾つか掲載されているだけであり,
同局ではウェブサイト自体が制作途上にあるのではないかと推察される。

同局の短波放送の受信状態は,最近は当地でも比較的良好であるが,聴き逃した
場合などには,このインターネット放送が役に立つ。

同局の短波によるスケジュールは,次のとおり。
18:00-18:30 JST  12085 kHz
00:00-00:30       9665

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KBS日本語班から,第3四半期のクイズに当選したということで,
プレゼントをいただいた。賞品は,布製のトート・バッグである。

片側には韓国国旗が描かれ,下部に 『대한민국』 (大韓民国)
の文字が入っている。

反対側には,KBS WORLD Radio の ロゴ とインターネットの
URLがプリントされている。

なお,上の写真で,バッグの右は 『2010年KBSカレンダー』,
右上は 『訓民正音諺解本』 の複製プリントである。
これらは,以前のクイズで当選した時のプレゼントである。

オランダ Radio Netherlands の英語番組は,10月16日放送の "The State We're In" で,
第2次世界大戦中の旧日本軍による従軍慰安婦問題についてリポートする。

15歳で連れて行かれた女性,旧日本軍関係者,関連公文書を発見した日本人研究者
などへのインタビューが放送される。

同番組のウェブサイトは,次のとおり。
http://www.rnw.nl/english/radioprogramme/state-were


放送予定については,同局のニュースレターが告知している。(抜粋を掲載)
SATURDAY 16 OCTOBER
*** The State We're In ***
Still waiting: When Yi Okseon was 15, she was kidnapped by the Japanese army
and sent to China to become a sex slave, or "comfort woman". She tells
Jonathan why,after over six decades, she still wants a full apology from the
Japanese government.

A soldier's admission: Yasuji Kaneko was a soldier in the Japanese Imperial
Army during WWII. While stationed he China, he went to comfort stations.
In a somewhat testy conversation with Jonathan, he explains why he's gone public
with what he did,even though he still doesn't think he committed rape.

Fighting to make history: In 2007, Japanese historian Hirofumi Hayashi
uncovered official documents confirming that the Japanese government was
directly involved in forcing women across Asia into sexual slavery. But
political pressures have now nearly eclipsed the strides that he and a handful of
others have made in setting the public record straight in Japan.

Sexy Statistics: Jonathan interviews Swedish researcher, Dr. Hans Rosling,
the head of Gapminder.org. Rosling shows movers and shakers around the globe
his" fact-based" view of the world and challenges them to "make their
mindset match his dataset". One of his surprising findings: that linking human
rights to economic development is a dead-end. He tells Jonathan why.

Broadcast times on SW (UTC):
10.00 East and Southeast Asia 11895, South Asia 15110, China 12065
14.00 South Asia 11835, 15745
18.00 East and central Africa 15535, Southern Africa 6020
20.00 East and central Africa 11970, West Africa 11610,
    Southern and central Africa 7425

Broadcast times on WRN
10.00 Africa and Asia
12.00 North America
17.00 Europe
22.00 Asia and North America

中国国際放送日本語部で,お便り紹介番組 『中日交流カフェ』 などで
キャスターを務める李軼豪 (リ・イツゴウ) さんが結婚した。

10月13日放送の同番組で,張国清さんと周莉さんは,次のように紹介
した。

 李軼豪さんが,めでたく結婚しました。
 先週末の結婚披露宴には,日本語部のスタッフが揃って出席しました。
 可愛い新婦さんですね。
 盛大な披露宴で,感動的な場面がいっぱいありました。

李軼豪さんのプロフィールは,次のとおり。
http://japanese.cri.cn/782/2009/06/09/1s141646.htm

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