(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2010年11月

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Radio Japan から,ベリカードが届いた。
これは,本年10月下旬,韓国を旅行した際に,プサン (釜山) 市で
アジア大陸向け日本語放送を受信した報告書に対する返信である。

鳥取県で撮影された 『母校のシンボル』 と題する写真で,裏面には,
受信データが記載されており,『受信地 : 韓国釜山市』 と記載されて
いる。

この他,ソウルからも受信報告も送ったところ,同じ写真のベリカード
が送られてきた。『受信地 : 韓国ソウル市』 と記載されている。同じ
月の受信報告に対しては,同じデザインのカードが返信されるようだ。

何れの返信にも,『ラジオ日本 放送周波数 ・ 番組表』 が同封されて
いる。

( 当ブログの関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/27845078.html
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/27879647.html

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『ロシアの声』 日本語課から,放送開始80周年記念の特別ベリカードが
届いた。

これは,2009年に制作された 『すべての道は,ピャトニッツカヤ通りの
VORに通ず』 シリーズの一枚で, Luzhkov bridge から 『ロシアの声』 ビル
に至る道のりが赤い線で示されている。

英語による説明文には,次のように記載されている。
  A pedestrian bridge across the Vodootvodny canal.
  It overlooks a monument to Ilya Repin on the one side and the
  Lavrushinsky lane on the other.
  It is part of the architectural ensemble of the State Tretyakov Gallery.
  The bridge is often called Tretyakovsky. Both sides of the bridge have
  fountains with water gashing right from the Vodootvodny canal.

HCJB日本語放送の尾崎一夫さんから,近況リポートが届いた。

尾崎さんは,夏の一時帰国からアリゾナ州ツーサンに戻った後,ゆっくりと休む
間もなく,10月上旬からヒューストンに赴き,長男の道夫さんの活動を支援し,
12月には道夫さん夫妻に同行して,エクアドルのキトで 『クリスマスコンサート』
を取材する予定となっていた。このコンサートは道夫さんが指揮監督するという
ことで,尾崎さんは個人的にも大変楽しみにしていた。

ところが,ヒューストン滞在中,尾崎さんの身体に異変が生じたため,予定を変更
して,急遽ツーサンの自宅に戻ったという。
その一部始終について,尾崎さんは,次のように伝えている。

  10月31日夕刻のことでした。
  シャワーの後,動悸が激しくなり,直ぐに治まらないので救急救命センターで
  応急処置を受けた後,医師の判断で救急車で最寄りの綜合病院へ運ばれて
  しまいました。

  病院では,直ちに心臓の精密検査を受けましたが,心配するような疾患は
  みつからず,単なる一過性の不整脈の症状だったようです。

  今年は,Out of Suitcase の生活が続いていたので,加齢に伴うストレスのせい
  だろうということでした。なるほど。なるほど。

  自然の営みはきちんと一定の速度を保っているのに,これまでの,けっこう
  長い人生を私は我武者らに目標,約束,予定などに向って走りっぱなしだった
  ような気がしています。
  『自分のペースを守りなさい。いつまでも若くはないのよ』 と,生前,久子に
  たしなめられていたのを思い出します。
  ( 注 : 久子さんは,尾崎さんのご夫人で,2006年9月17日死去)

  退院一週間後の専門医の診断でも,単なる一過性で軽度の不整脈の症状だ
  という説明で,旅 (!?) 重なった Out of Suitcase の生活が続いた結果の,
  加齢 + ストレス = 不整脈 という数式でした。なるほど。なるほど。

  樹木に囲まれた住宅街のヒューストンと,渓谷に囲まれたサボテン砂漠の
  ツーサンは対照的ですが,みんな違って,みんな良いといったところです。
  ユートピアは 『どこにもないところ』 が原義ということですから,私も心がけて
  自分なりの理想郷をつくるべく環境整備に努めることにします。

  今夜は満月。黄昏が月の明かりに入れ替わって,日が暮れました。
  ひさしぶりの自分のベッドで,エミといっしょにゆっくり休みます。

最初は,えっ?とビックリし,読み終わってホッとし,そして,ほのぼのとする,
尾崎さんの近況リポートである。

追って,尾崎さんから届いたメールには,次のように記されている。

  改めて考えると,キト行きの中止は,ハプニング (思いがけない出来事) では
  なく,インシデント (起こるべきして起こった事) だったような気がしています。

  “人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る”(箴言19:21)

( 当ブログ子 : 注 )
この記事は,尾崎さんの了承をいただき,掲載しました。

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TBSラジオ (東京都港区) から,ベリカードが届いた。
カードには女性の顔の左半分が描かれている。

これは,本年10月下旬に旅行先の韓国プサン (釜山) で同局を受信し,
リポートを送ったものに対する返信であるが,受信データの記載がなく,
誠に残念である。

なお,米国在住の日本人 DXer として知られる Jack C. Ohmori さんの
ウェブサイトによれば,TBSテレビのベリカードとラジオのベリカードの
両方を入手し,右左に並べて合体すると,女性の顔の全体像が現れる
のだという。
下記サイトの2007年5月13日付け情報で,紹介されている。
http://atlantadxonlineusa.web.fc2.com/qsl/info_2007.htm

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中国国際放送日本語部からベリカードが届いた。
本年10月の受信報告に対するもので,『中華民族大家庭』 シリーズ
全56枚の内の19番目のものである。

今回のカードには 『ダフール族』 の女性が写っている。
裏面には 『ダフール族の人口は12万余り,主に内蒙古自治区と
黒龍江省に集中し,ジャーマニズムを信仰している』 と説明されて
いる。

同局では,今回のような紙のベリカードの他,電子メールで受信報告
を送ったリスナーには 『電子ベリカード』 を送っている。

同封されている11月9日付ニュースレターによれば,12月に発行
する中国56民族の電子ベリカードは,次のとおりとなっている。
 1日~10日 ロシア族
11日~20日 ユイグー族
21日~31日 ウズベク族

KBS日本語放送は,23日午後に発生した 『南北砲撃戦』 に関するニュースを
速報している。

同局のウェブサイトが15時55分過ぎに第一報を速報した後,17時からのラジオ
放送で同内容のニュースを伝えた。
その後も,ウェブサイトでは,情報がひんぱんに更新されている。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_IK_detail.htm?No=38299&id=IK&page=1

19時のニュースは受信状態不良で確認できなかったが,21時のニュースは新しい
内容に差し替えて放送した。
24日朝の放送も,それまでの推移を踏まえて,最新情報を放送するものと思われる。

NHKラジオ第1放送で,新年1月2日に 『海外日本語放送の絆~2011・ニッポン
に期待する~』 を放送する。
この番組の制作を担当するNHKラジオセンターの 伊丹 新 チーフ・ディレクターは,
11月20日に開催された 『ロシアの声・日向寺アナを囲む会』 に出席し,新年特番
に多くのリスナーがメッセージを送ってくれるよう要請した。

伊丹さんの発言要旨は,次のとおり。
  私も,子供の頃,モスクワ放送 (『ロシアの声』 の前身) などを,一所懸命聴いて
  いました。
  当時は,テレビは大人が視るものということで,子供は見せてもらえなかったので,
  私は,ラジオを聴くことが趣味となり,いろいろな放送を聴いているうちに,海外から
  の放送も聴こえるということが分かってきました。海外からのラジオ放送は,当時の
  私にとって 『教養の源』 でありました。
 
  NHKに入局して以来,『BCL関連の番組を放送しよう』 と提案し続けて,22年。
  今年,ようやく,このような番組を作ることができることになりました。
 
  NHKの今年のテーマは 『絆』 となっています。
  これに因んで,番組名は 『海外日本語放送の絆~2011・ニッポンに期待する~』
  としました。
  日本は,今,元気がありません。これを吹き飛ばして,再び活気のある日本を取り
  戻すため,海外の日本語放送局から 『日本には,こんな素晴らしい所があるのです
  よ』 など,励ましのメッセージを送っていただこうと思っています。
  今回は,『ロシアの声』 を初め,中国,韓国,イラン,ベトナム,アルゼンチンの局を
  結んで放送することになっています。

  海外の日本語放送を聞いたことがあるか,その魅力は何か,好きな放送局はどこか
  等々,海外日本語放送に寄せる熱い想いを,番組宛にお知らせいただきたいと思い
  ます。
 
  『ラジオ』 を盛り上げていきたい,日本のリスナー,世界のリスナー,世界のアナウ
  ンサーが一緒になって,『ラジオ文化』 を育てていきたいと考えています。
  新年の特別番組に,多くの皆さんからお便りやメールを送ってくださるよう,よろしく
  お願いします。
  なお,制作日程の関係から,メッセージの締切は12月3日(金)となっております。

新年特番の特設サイト :  http://www.nhk.or.jp/radiosp/bcl/

当ブログ過去関連記事 : http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/27946274.html

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KBS日本語班から,ベリカードが届いた。
2010年第4四半期のもので,"2010-2012 VISIT KOREA YEAR" キャンペーン
に合わせて制作された。
横長のカードの上半分には韓国の伝統衣装をまとった可愛いらしい子供が,
下半分には韓国の伝統仮面 『タル』 の写真が配されている。

裏面には,次のように説明されている。
  伝統仮面 『タル』 は,500年ほど前の農村社会で生まれた喜怒哀楽を
  独特のユーモアで表現豊かに表した文化遺産です。
  慶尚北道・安東市の河回村 (ハフェ・マウル) の仮面 『河回タル』 は,
  国宝第121号に指定されています。
  安東・河回村は,朝鮮王朝時代の貴族階級 『両班(ヤンバン)』 と,
  それを支えた庶民たちの伝統的な生活様式が保存されていて,
  今年8月1日,ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

この他に,同局が2010年に発行したベリカードは,次のとおり。
  第1四半期 : http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/24880358.html
  第2四半期 : http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/25613391.html
  第3四半期 : http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/26919865.html

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オランダの Radio Netherlands から,冬スケジュール等を紹介するリーフレットが
届いた。紙ベースによる案内を引き続き送ってほしいリスナーは,同封のハガキ
を返送することになっている。エアメールの郵送料は放送局側で負担してくれる。

最近は,同局のウェブサイトで様々な情報を読むことができるが,紙媒体による
情報には温かみを感じる。

世界の主要放送局の責任者が集う会合が,10月末にワシントンで開かれた。
『DG5』 と呼ばれるこの会合には,米VOA,英BBC,独DW,仏AEF,蘭RNの
5放送局のトップが出席して,妨害電波に対する措置,情報検閲への対応,デジ
タル放送の問題などについて意見交換を行った。
VOA放送のキム・エリオット氏が主宰するウェブサイトが,BBGからの情報を
引用して伝えた。
http://kimelli.nfshost.com/index.php?id=10076

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