(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2012年01月

「ロシアの声」 日本語放送は,1月28日放送の 「お便りスパシーバ」 の中で,
「ニュースを聴いて感じたが,『ロシアの声』 の見方が,日本の報道とは全く
角度が違った。『ロシアの声』 のニュースを聴いて,日本の報道と比較すると
興味深い」 というリスナーからのお便りを紹介した。

これに応えて,日向寺康雄・チーフアナウンサーは,「そうした,私どもの放送
の聴き方というのは,大変賢いリスナーだと思う。どちらが良いとか,悪いとか
ではなくて,(複数の) 情報をお聴きになって,情報源を集めて,ご自分で判断
すると (言うことが必要だと思う)」 と語った。
お二人のご意見には,全く同感である。

折しも,「ロシアの声」 のウェブサイトは1月24日,「ウィキリークスの創始者で
あるジュリアン・アサンジ氏は,国際社会の将来についてのテレビ放送を開始
するという。タス通信が伝えた」 と報じた。
http://japanese.ruvr.ru/2012/01/24/64487978.html

「情報開示・内部告発」 を旗印として活動している人に関わるニュースがロシア
から発信されていることに 「おや !?」 と思った。
この時点で,このニュースを伝えた日本のメディアは少なかった。

1月28日になると,日本の時事通信が,「『ウィキリークス』 創設者のジュリアン・
アサンジ容疑者が,ロシア国営テレビ英語放送でトークショーの司会者として
近くデビューすることが決まった」 と報じた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012012800207

更に,1月29日,毎日新聞電子版は,「ロシアのテレビ局 『ロシア・トゥデー(RT)』
は3月から,ジュリアン・アサンジ容疑者=保釈中=が司会を務める番組を放映
する。RTはロシア政府が資金提供するテレビ局で,国内外向けの英語番組を
放映している。番組ではアサンジ容疑者が欧米政府を批判することを期待して
いるとみられる」 と報じた。
http://mainichi.jp/select/world/news/20120129ddm007030184000c.html

これに前後して,日本経済新聞やロイター通信なども,関連ニュースを報じた。
複数の情報を入手し,「見方の角度が違うニュース」 を聴いて比較することの
必要性を実感した一週間であった。

( 『My コラム』 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/90339.html?m=l

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これは 『静岡FM』 のベリカードである。
同局は,『K-MIX』 の愛称の方が,一般的に知られている。
2008年1月下旬に,早咲きの 『河津桜』 を見物に行った先のホテルで,
同局の東伊豆中継局を受信した。

同局のウェブサイトは,次のとおり。
http://www.k-mix.co.jp/

( FM局ベリ : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1043966.html?m=l

Radio Bulgaria は1960年代から80年代にかけて,『モスクワ放送』 などの
秘密地下放送のために,送信施設を提供していたことが明らかになった。
オランダ放送の "Media Network Weblog" が,1月28日に伝えた。
http://blogs.rnw.nl/medianetwork/radio-bulgaria-confirms-former-clandestine-broadcasts

Radio Bulgaria が,27日に放送したDX番組で伝えたもので,番組内容は
次のサイトで聴くことができ,放送原稿も読むことができる。
同番組では,北朝鮮に向けて放送してる 『ふるさとの風』 や 『しおかぜ』 の
スケジュールも紹介している。
http://bnr.bg/sites/en/Lifestyle/DX/Pages/DXProgramJanuary27,2012.aspx

同局は1月31日22:00 (UTC) を以って,短波放送を停止することとなって
おり,この番組では,短波放送ファンに対する感謝のメッセージをアナウンス
した。

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これは,静岡県の 『FMぬまづ』 のベリカードである。
2010年5月に,静岡県伊東市において受信したもので,
このベリカードは既に紹介した。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/26552280.html

同局のウェブサイトは,次のとおり。
http://www.coast-fm.com/

( FM局ベリ : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1043966.html?m=l

TBSラジオの 『久米宏 ラジオなんですけど』 (毎週土曜日放送) では,
2月4日の番組で 『尋ね人の時間』 を特集する。
これに関連して同番組では,NHKラジオで1962年まで放送されていた
『尋ね人』 の時間の録音テープの提供を呼び掛けている。
http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/news/index-j.html

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/351845.html

地上波デジタルテレビが,『うちわ』 で作った室内用アンテナで受信できるという。
用意するのは,うちわ1枚,キッチン用アルミホイル,アンテナ用同軸ケーブル1本,
コネクター1個である。2011年7月,朝日新聞電子版が紹介していた。
http://www.asahi.com/national/update/0701/TKY201107010723.html

※ この話題は,岩手県の伊藤甲一郎さんから教えていただきました。
  いつも有難うございます。

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これは,静岡県の 『FM熱海湯河原』 のベリカードである。
2009年10月に,静岡県伊東市において受信したもので,
このベリカードは既に紹介した。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/26729088.html

同局のウェブサイトは,次のとおり。
http://www.ciao796.com/

( FM局ベリ : 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1043966.html?m=l

『チョソンの声』 日本語放送は1月27日,ニュース番組に続いて,朝鮮中央
通信社の論評を伝えた。論評は,韓国のKBSを激しく非難する内容である。
その一部を,抜粋して紹介する。

  26日,朝鮮中央通信社が 『言論の根本を投げ捨てた売文集団』
  という論評を出しました。

  南朝鮮のKBSが毎日のように,悪意に満ちて共和国を誹謗中傷し,
  イ・ミョンバク反民族集団の突撃隊の役割を果たしている。
  (KBSは) 民族最大の痛恨事があってから,折に触れて,悪態を
  つき,共和国を中傷する謀略宣伝の最先頭に立った。

  KBSは,客観性と公正さを生命とする言論になることを止めて,権力に
  追随する似非言論となって久しい。

  言論の魂と根本を投げ捨てて,反民族集団の言いなりになって延命
  する,呪わしい手代,代弁手段であるKBSは,イ・ミョンバク反民族
  集団の出現以来,和解と団結を望む民族に対して,沢山の罪を犯した。
  その邪悪さは,われわれの追悼期間を前後して,一層酷くなっている。

因みに,この日,同局の英語放送 "The Voice of Korea" も,日本語番組と
同様にニュースに続いて,この論評を伝えた。

朝鮮中央通信は前日の26日,『政治小国メディアのいたずらな妨害』 と
題して,時事通信,東京新聞,朝日新聞を名指しして,日本のメディアを
非難する論評を発表していた。
http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jpn

TBSラジオの人気番組 『小島慶子 キラ☆キラ』 のパーソナリティー小島慶子
さんが,3月末で降板する。1月26日および27日の番組で,自ら明らかにした。

朝日新聞電子版が27日,日刊スポーツの記事を引用して伝えている。
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201201270007.html

これに先立ち,同サイトでは26日,『降板の方向で検討されている』 と伝えて
おり,このため本人が直接リスナーに説明したものとみられる。
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201201260015.html

中国国際放送は1月25日,お便り紹介番組 『中日交流カフェ』 を40分番組
に拡大して,元旦に放送した 『紅白歌比べ・知恵比べ』 のリスナー投票の結果
を発表した。
http://japanese.cri.cn/782/2012/01/25/142s186204.htm

なお,1~3等に当選したリスナーの氏名は,つぎのサイトに掲載されている。
同サイトでは,出演したスタッフの美声も聴くことができる。
http://japanese.cri.cn/781/2011/12/26/Zt141s184754.htm

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/2501200.html

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