(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2012年10月

米 VOA - Voice of America はウェブサイト上に,10月28日から有効の
新周波数を掲載した。
http://www.voanews.com/info/frequencies_and_schedules/2218.html

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

米アラスカの宗教系放送局 KNLS は10月31日,ウェブサイト上に
従来とは異なった標題の "Current Schedule" を掲載した。有効期間
は明示されていないが,先のHFCC発表の周波数データと対応して
いるので,これは2012年冬スケジュールと思われる。
http://www.knls.org/broadcasting-schedule/current-schedule.html

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

イメージ 1

『ベトナムの声』 日本語課から,ベリカードが届いた。

従来の 『折り畳み式カード』 と似たようなデザインであるが,今回のカードは
折り畳むことなく,一枚のカード,そのものである。

表面には局名ロゴやスタッフの写真が配されており,裏面には受信データと
『アムステルダム高校のアオザイ』 の写真が配されている。

今回のベリカードの写真の関連記事が,『ベトナムの声』 放送のウェブサイト
で紹介されている。
http://vovworld.vn/ja-JP/%E5%86%99%E7%9C%9F%E8%A8%98%E4%BA%8B/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%B6%E3%82%A4/78492.vov

又,日本外務省のホームページには,2011年の東北地方太平洋沖地震など
による被害に対して,『アムステルダム高校』 の生徒が,仲間で集めた募金と
メッセージカードを携えて,日本大使館に届けてくれたことが紹介されている。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/episode/episode03.html#vietnam

同局の最近のベリカード
(1) http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31559709.html
(2) http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31628865.html
(3) http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31698712.html
(4) http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31918312.html

ラジオ国際放送の人気投票で,中国国際放送が第1位となった。
これは,日本短波クラブ (JSWC-Japan Short Wave Club) が,本年8月に
東京で開催された 『ハムフェア』 の来場者を対象に実施したアンケート結果で,
同クラブの会誌 『SW DX GUIDE』 2012年11月号で発表した。

アンケートは,短波放送全体を対象としたものと,日本語番組を送っている放送
だけを対象としたものに分けて実施され,中国国際放送が両部門とも,昨年に
続き,2年連続でトップとなった。

なお,全短波放送部門では,2位が韓国KBS,3位が台湾国際放送,4位以下
はロシアの声,ベトナムの声,HCJB (旧 『アンデスの声』) と続き,昨年3位の
英BBCは第8位に,昨年4位の米VOAは第7位に下がった。

また,日本語放送部門では,2位が韓国KBS,3位が台湾国際放送,4位以下
はロシアの声,ベトナムの声,HCJB (旧 『アンデスの声』),チョソンの声,
イラン IRIB などと続いている。

JSWCは同時に,インターネット放送やラジオジャパンの聴取実態についても
調査しており,アンケート結果については,会誌11月号誌上で,同クラブ理事の
大武逞伯さんが詳細に分析している。
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( 注 ) 日本短波クラブの月刊会誌 『SW DX GUIDE』 は,現在,紙媒体のものと
    電子媒体のものの両方が発行されており,毎号,興味深い記事が満載で
    ある。
    同クラブの年会費は 4000円 (高校生以下と特段の事情のある方は
    半額 2000円) で,所定の口座に振込むこととなっている。
    詳細の問合せ先は,次のとおり。
    郵便 : 248-8691
          日本郵政鎌倉支店  私書箱44号 日本短波クラブ
    E-mail : jswchq(アットマーク)live.jp

『ロシアの声』 日本語課に届くリスナーからのお便りの数は,他言語課に
比べて増えているという。日向寺康雄チーフ・アナウンサーは,10月27日
に放送された 『お便りスパシーバ』 の中で次のように語った。

  このところ,リスナーの皆さんから,日本語課には沢山のお便りが
  届いてます。そして,他の言語課に比べると,日本語課に届くお便り
  の数が増えています。本当に有難うございます。

  インターネット放送が始まってから,本格的にウェブサイトを開いて
  から,そちらに書き込んだりとか,それから,直接Eメールでも
  (お便りや受信報告を) 送れますので,(郵便での) お便りの方は
  減るのではないか,それが当たり前という雰囲気が,放送局の
  指導部にはあったんですけれども,日本語課だけは,逆に増えて
  いるんですね。本当に,有難うございます。

  特に,BCLを復活されたという,『お帰りなさいリスナー』 の方,沢山
  いらっしゃいます。
  中学生や高校生,大学生など,若い世代のリスナーの方も,現在,
  沢山聴いてくださっています。
  
  インターネットとの相乗効果があるみたいですね。
  ですから,ラジオは,インターネット時代にも,もちろん存在し,生き
  残っていけると,私,考えております。

『ロシアの声』 のウェブサイトは次のとおり。
http://japanese.ruvr.ru/

台湾国際放送は10月26日,30年ぶりに同局の番組を聴いたという
リスナーのお便りを紹介し,『同封されている IRC (国際返信切手券) は
台湾では使えないので,お返しします』 と伝えた。

同局では,以前から同様のアナウンスを行なっているが,『BCL復活組』
のリスナーの中には,BCLブーム時代の例に従って, IRC を同封する
人がいるので,このアナウンスを繰り返しているものと思われる。

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/11591751.html

『朝鮮の声』 日本語放送は10月28日,『2012年作文コンクール』 の選考
結果を発表した。

発表では,沢山のリスナーから作品が寄せられ,今年の作品は,これまで
のものに比べて思想性,芸術性ともに優れていることから,全ての作品を
入選とし,記念品を贈ると伝えた。

更に,中国,インド,日本,カナダ,米国など,世界各国から応募したリスナー
の名前と作品の題名などを紹介した。

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31123624.html

KBS日本語放送では,毎週土曜日に放送している番組が新旧交代する。
『マガジンK』 に代わって,11月3日から 『土曜ステーション』 が登場する。

10月27日,これまで人気を博してきた 『マガジンK』 は最終回の放送を
迎え,パーソナリティの林美晶 (イム・ミジョン,愛称:キララ) さんと,同番組
の中の 『映画DEナイト』 を担当する土田真樹さんの退職を惜しみ,これまで
の放送に感謝する,リスナーからのお便りを紹介した。

リスナーのお便りに応えて,キララさんは 『可愛い歌声』 をプレゼントした。
キララさんの愛娘 『どんぐりちゃん』 が,幼くも,大人びた声で歌う韓国歌謡
である。曲は『韓国の歌姫』 と呼ばれるパティ・キムさんが歌う 『あなたなし
には生きられない』 で,途中から,どんぐりちゃんの声がフェードアウトする
のに合せて,パティ・キムさんの声がフェードインして流れる。

この日の番組は,当分の間は,アーカイブで聴くことができる。
(1) http://world.kbs.co.kr/aod/aod_pro_skin.htm?lang=j&Program_Category=one&title=%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3K
(2) http://world.kbs.co.kr/japanese/program/program_happy.htm

番組の後半,『11月からの新番組をご紹介します』 とキララさんがアナウンス
すると,次のような声が流れた。

  皆さん,こんにちは。
  水曜日,『国楽の世界へ』 を担当しています,岸加那子 (きし・かなこ) です。
  来週から,土曜日の後半の,この時間を担当させていただくことになりました。
  番組のタイトルは 『土曜ステーション』。

  どんなコーナーが用意されているかと言いますと,
  『気になるニュース』 ―
  ここでは日本語放送の新校閲委員,パッションはぶ様,こと羽太宣博 (はぶと・
  のぶひろ) さんが,韓国発の気になるニュースをピックアップ。
  元NHK記者としての豊かな経験と鋭い視線で,とことん掘り下げます。

  『とっておきノート』 ―
  ここでは,ソウル滞在10年目のホンイク大学(?)経営学部助教授のオガタ・
  ヨシヒロ(?)さんが,複眼の目でとらえた韓国社会の仕組みと現実を,日本と
  比較しながら,解り易くご紹介します。

  更に,ソウル滞在4年目の私,岸加那子が,ソウル地下鉄駅周辺の穴場を
  紹介する,『ソウル,駅めぐり』 もご期待ください。

  なお,韓流最前線のK-POPだけではなく,リクエストに応じて,1970年代
  後半から2000年代初め頃に,リスナーの皆さんがよく耳にされた,懐かしい
  メロディも,たっぷりお届けします。リクエストを,どしどしお寄せください。
  『土曜ステーション』,11月3日スタートです。

KBS日本語放送のウェブサイトは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

岸加那子さんのプロフィールは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/about/ana/ana39.htm

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/32130816.html
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/32154833.html

米 Radio Free Asia はウェブサイト上に,10月28日から有効の
新周波数を掲載した。
http://www.rfa.org/english/about/frequencies.html

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

英BBCでは最近,局内のスキャンダルが表面化して危機的状況にある
ようだが,海外向け放送の BBC World Service にも厳しい状況が迫って
いる。

米VOAのキム・エリオット氏の主宰するウェブサイトが伝えるところに
よれば,BBCのキプロス中継施設が廃止される見込みである他,来春
には英語番組の放送時間を短縮すべく検討されている模様である。
http://kimelli.nfshost.com/index.php?id=13854

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/32189585.html

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