(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2013年02月

HCJB日本語放送は,17日に放送された 『お便り交換』 の中で,
同番組ディレクターの尾崎一夫さんがリスナーの質問に答えて,
次のように紹介した。
  HCJB日本事務所を預かる東京・淀橋教会で返信業務を担当
  している中村恵先生の話によれば,同事務所のデータベースに
  登録されているリスナーの数は620名ほどで,去年1年間に届
  いた受信報告とお便りの数は1000通を超えた。
  また,同番組を送信している HCJB-Australia の話では,他言語
  番組に比べると,日本語番組に対するレスポンスが一番多い。

HCJB日本語放送のスケジュール等は,次のとおり。
http://japanese.hcjb.org/SW_Schedule/SW_Schedule.html

過去の番組は次のサイトで聴くことが出来る。
http://japanese.hcjb.org/radio/radio.html

今年に入ってから,ラジオ番組の合間にソニーが新発売したラジオの
コマーシャルが流されている。具体的な機種には触れていない。
BGMにのせて,テンポよく,次のように語り掛ける。

  ちょっと前まで,ラジオで聞けた,テレビの音声
  地デジ化以降は,聞けなくなった
  聞けるラジオを探してみたら
  あるじゃないか,ソニーのラジオ
  新発売の,大小,2タイプ
  散歩に,通勤,枕元
  テレビの音声,バッチリ聞ける
  ラジオは,やっぱり,ソニーのラジオ

ソニーのTV音声ラジオの紹介サイトは次のとおり。
http://www.sony.jp/radio/products/XDR-55TV/

米VOAは27日,最近になって中国向け英語放送に対し謀略的なジャミング (妨害波) が
始まったとする非難声明を発表した。これは,今月25日の英BBCの非難声明に続くもの
で,今後,国際的な政治問題に発展する可能性もある。

また,VOAは,同局のアフリカ向け放送に対する妨害波は,中国がエチオピアに建設した
施設から発信されている可能性があること,VOAだけではなく,Radio Australia の放送も
妨害されていることなどを指摘している。

VOAのプレスリリースおよびニュースは次のとおり。
http://www.insidevoa.com/content/voa-condemns-jamming-in-china/1611410.html
http://www.voanews.com/content/voa-bbc-jamming-china/1611431.html

( 今月25日のBBCの非難声明 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/32554989.html

韓国KBSの英語サイトでは,韓国放送公社 (KBS) 創立40周年を記念
して,1ヵ月間にわたりクイズを行なってきたが,最終回の問題が2月25日
から3月3日まで公開されている。
http://world.kbs.co.kr/english/event/kbs40th_2013/

同局の英語サイトのトップページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/english/

"The Philippine Star" のウェブサイトは25日,フィリピン国立大学の研究所長
の 『ラジオに帰れ』 と題する論稿を掲載した。
論稿は,同国では9年後の2022年にラジオ放送100年を迎えることなどに
触れ,今日,デジタル・メディアの時代にあっても,なお印刷物が必要とされて
いるように,人々の声が人々の耳を通して脳に訴える限り,ラジオは永遠だと
結んでいる。
http://www.philstar.com/arts-and-culture/2013/02/25/912656/return-radio

英BBCは25日,BBC World Service の英語放送が中国において妨害 (ジャミング) を
受けているという報告があったと発表し,この妨害波がどの地域から発信されているかは
判らないとしながらも,これはリスナーがニュースを自由に聴くことを妨害するものだと強く
非難した。

米VOAのキム・エリオット氏の主宰するウェブサイトが,BBCの報道発表を引用して
伝えた。妨害波の音声も聴くことができる。
http://kimelli.nfshost.com/index.php?id=14161

これについては,BBCが自らの報道発表を 『ニュース』 として伝えている他,
海外メディアも大きく報道している。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-21575913

http://www.reuters.com/article/2013/02/25/us-britain-bbc-china-idUSBRE91O0OE20130225

http://www.washingtonpost.com/business/bbc-says-extensive-coordinated-efforts-to-jam-world-service-frequencies-in-china/2013/02/25/18d61e28-7f4e-11e2-a671-0307392de8de_story.html

http://www.dw.de/bbc%E8%8B%B1%E8%AF%AD%E7%9F%AD%E6%B3%A2%E5%9C%A8%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A2%AB%E5%B9%B2%E6%89%B0/a-16628005

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM25089_V20C13A2000000/

http://japanese.ruvr.ru/2013_02_26/chuugoku-terebi-bbc/

『モンゴルの声』 日本語放送は,3月1日から放送時間を変更する。
今年初めから最近に至るまで,次のようなアナウンスが繰り返し,
流されている。
  ここで,放送時間変更のお知らせをします。
  3月1日より,放送時間午後6時からの放送が,
  午後7時30分からになります。
  再放送の,零時からの放送時間は変更がありません。
  周波数は従来どおり,午後7時30分からの放送は
  12085 kHz,零時からの放送は 12015kHz です。
  放送時間の変更は,日本の皆さんからのご要望が
  強かった結果です。
  皆さん,これからも,よろしくお願いいたします。

同局のウェブサイトは次のとおり。
ただし,現在は制作途上にある模様である。
http://jp.vom.mn/

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/32411837.html

トミーテックは,在京ラジオ放送局であるTBSラジオ,文化放送,ニッポン
放送とのコラボ企画として,1970年代に導入され各局で活躍した通称
『ラジオカー』 を,ミニチュアカーとして商品化し,3月下旬に発売する。

Sankei Biz のサイトが,この話題を紹介している。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130225/prl1302251009011-n1.htm

トミーテックのウェブサイトは次のとおり。
http://www.tomytec.co.jp/minicar/lineup/radio/index.html

中国国際放送のウェブサイトは21日,韓国初の女性大統領となった朴槿恵
(パク・クネ) さんについて,『男尊女卑の思想に長く影響されたアジア文化
圏では,これは非常にめでたいことです』 と祝福した。
http://japanese.cri.cn/918/2013/02/21/145s204882.htm

なお,この話題は同局の 『イキイキ中国』 の時間でも取り上げられている。
http://japanese.cri.cn/782/2013/02/21/241s204919.htm

愛媛県の南海放送ラジオが3月3日の 『民放ラジオの日』 を前に,
全国の民放ラジオ統一キャンペーン 『ラジオがやってくる』 の一環
で,県内の小学校でラジオに親しんでもらおうと出前授業を行った。

日本テレビ (南海放送ネット) や共同通信などが,この話題を伝えた。
http://news24.jp/nnn/news8782796.html
http://www.47news.jp/localnews/hotnews/2012/02/post-20120216150554.html


南海放送のウェブサイトは次のとおり。
http://www.rnb.co.jp/

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