(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2014年05月

NHK放送技術研究所の最新の研究成果を広く一般に紹介する
『第68回 技研公開』 を,5月29日(木)~6月1日(日)の4日間の
日程で開催する。
今年の技研公開は,“ココロ動かすテクノロジー” をテーマに2020
年の本放送開始を目指して研究開発を加速している 『8Kスーパー
ハイビジョン』 などを中心に31の研究成果を展示する。

詳細は次のサイトに掲載されている。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2014/index.html

『ロシアの声』 日本語課の日向寺康雄・チーフアナウンサーは,査証手続きのため
現在,日本に一時帰国中であるが,リスナーズクラブ 『ぺーチカ』 の電子掲示板に
近況報告を寄せた。
http://9005.teacup.com/matsu01/bbs/7685
http://9005.teacup.com/matsu01/bbs/7690

『ロシアの声』 日本語放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.ruvr.ru/

( 当ブログ過去関連記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/MYBLOG/yblog.html?m=l&sv=%A5%ED%A5%B7%A5%A2&sk=0

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米CNNが3月に行ったアンケート調査に応募したところ,同局のロゴ入り
トランプが当たり,このほど送られてきた。

米国アトランタにあるCNNセンターのVIPツアーに参加したのは1999年
8月だった。あの時のCNNマグカップは,今でも使っているが,トランプを
買ってこなかったことを,ずうっと後悔していた。

この年,同地で活躍する日本人ビジネスマンを訪ねる旅に出た。
その十数年前にBCLを再開した時,BCL情報誌に投稿したのが縁で知り
合いとなり,以後,彼には様々な形で世話になってきた。
仕事は勿論のこと,趣味のBCLでもアクティブに活動を展開している彼の
『受信部屋』 を見学すると,デスクに鎮座する受信機の数々に驚くばかり。
その後は,彼の案内で,米国人 DXer のお宅も訪問することができたが,
その凄さにもビックリした。興奮冷めやらぬまま,CNN本社を訪ねた。

CNNのスタジオツアーについては,次のサイトで紹介されている。
http://edition.cnn.com/tour/

『モンゴルの声』 日本語放送は,18日に放送された 『ウィークエンドスペシャル』
の中で,『モンゴルの声の短波放送が縮小されたという情報を見たが,本当か。
日本語放送は大丈夫か?』 というリスナーからの質問を紹介した。
しかし,同局はこの情報を否定して,次のように語った。
  (その情報は) どんな報道から,お聴きになったのでしょうか。
  『モンゴルの声の短波放送が縮小された』 という現状 (事実?) は
  ありません。
  日本語放送を初め,他の外国語放送も,以前のように番組を進めて
  います。
  現在,未だ,受信の問題 (送信の問題?) が改善されていないようで,
  送信機関の関係者に,受信状態の悪さについて報告しています。

『モンゴルの声』 日本語放送のホームページは次のとおり。
http://jp.vom.mn/

※ 同放送の受信状態は,必ずしも安定していない。
  電波の伝播状況に左右されることもあり,送信施設の老朽化なども指摘
  されており,全く聴こえない日が続くこともある。
    
  『モンゴルの声』 日本語番組の放送スケジュールは次のとおり。
  19:30-20:00 JST 12085 kHz
  24:00-24:30 JST 12015 kHz

『朝鮮の声』 日本語放送は18日,『13日,ピョンヤン市の住宅建設現場で,
(聴き取り不能) 監督統制を行なわなかった人たちの無責任な行為により
重大な事故が発生し,人命被害がありました。事故が発生して直ぐ,国家的
な緊急対策機構が発動し,生存者の救出と負傷者の治療,事故現場の整理
のための救助作業が行なわれました』 などと報じた。
このニュースはトップから4番目の扱いで,1分間余りの短いものであった。

一方,7番目に報じられた,韓国の旅客船沈没事故に関連するニュースは,
『KBSの報道によれば』 という形のものなど,数本の原稿を6分間余りに
わたって伝えた。

旅客船の沈没事故をめぐる報道の姿勢をめぐって,韓国KBSでは,社長の退陣を
求める声が高まり,報道本部の部長ら18人が役職からの辞意を表明したのに続き,
責任者である報道本部長も16日,辞表を提出し,社内に動揺が広がっている。
KBS日本語放送は17日,トップニュースで伝えた。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=50372&id=Dm

最近のKBSの報道部門の動きは,次のように報じられている。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=50264&id=Dm
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=50297&id=Dm
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Po_detail.htm?No=50360&id=Po

旅客船沈没事故をめぐる報道の姿勢をめぐって,韓国KBSの報道本部の
各出稿取材や制作系の部長級18人の幹部が16日,公共放送としての
責務を果たせなかったとして謝罪するとともに,社長の退陣を求めて,社内
のネット上の掲示板に声明を掲載し,そろって部長級の職位から辞意を
表明した。
KBS日本語放送は16日,トップニュースで伝えた
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Po_detail.htm?No=50360&id=Po

これとは別に,先日,KBSなどの記者・カメラマンが,沈没事故の報道で
謝罪したことが報じられていた。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=50297&id=Dm

ビデオリサーチは16日,ラジオを日常的に聴いている人の割合を示す
「聴取習慣率」 の都道府県別調査で,沖縄県がトップだったと発表した。
2位は岩手県で,山形県,長野県と続いている。
トップの沖縄は聴取習慣率11・5%で,35~49歳の男性に愛好者が
多かった。

琉球新報が共同通信の配信を引用して紹介した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-225496-storytopic-1.html

ラジオが呼びかけ,多くの人が献血,1人の女性の命を救った―。
福島市の病院で14日午前,妊婦が大量出血し,血液が足りなくなった。
病院から連絡を受けた県赤十字血液センターは,血液の在庫が尽きて
しまう可能性が出たため,ラジオ福島 (rfc) に献血協力の情報発信を
依頼。番組内で呼び掛けたところ,多くの人が協力を申し出た。女性は
一命を取り留めた。男児を無事出産した。

福島民報電子版が伝えている。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014051615681

ラジオ福島のホームページは次のとおり。
http://www.rfc.jp/

HCJB日本語放送の朝の放送開始前に流れる局名アナウンス (インターバル
シグナル,IS) が,10日から変更された。従来は,英語と中国語でアナウンス
されていたが,英語のみのアナウンスとなり,バックに流れる音楽も変更された。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33690385.html

ところが,12日朝,07:25(JST)に同放送を聴いたところ,従来と同じく英語と
中国語によるアナウンスが流れていた。これは,平日の07:30 (JST) からの
放送は中国大陸向け中国語番組であるためと思われる。

すなわち,全体としてみると,HCJB-Australia から07:25(JST)に流れる局名
アナウンスは,土曜・日曜は英語のみで,平日は英語と中国語で流れる ――
曜日によって入れ替えるという,キメ細かな配慮が為されていることが判る。
改めて,現地スタッフの丁寧な対応に敬意を表したいと思う。

HCJB日本語放送は,毎週末の土曜日と日曜日の朝と夜に放送されており,
スケジュール等は次のとおり。
今月は 『アンデスの声』 時代の番組が再放送されており,尾崎久子さんの
在りし日の声を聴くことができる。
http://japanese.hcjb.org/SW_Schedule/SW_Schedule.html

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