(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2014年07月

HCJB日本語放送 (Reach Beyond - Australia) は8月3日 (土) から
『日本ふれあいの旅2014』 で収録したリスナーの声をシリーズで放送
開始する。
第1回目の3日は,那須高原教会でのリスナーの集いの模様を紹介する。
8月の受信報告対して発行するベリカードは,この須高原教会でのリス
ナーの集いをモチーフにした版画ベリカードである。

これらの情報は,7月26日に放送された特集番組 『日本ふれあいの
旅2014 ダイジェスト版』 の中で伝えた。

なお,これより先,HCJB日本語放送は,7月20日のお便り紹介番組の
中で,放送作家の永六輔さんから届いたお便りを紹介した。HCJB日本
語放送の尾崎一夫さんが永六輔さん宛てに,関東地区のリスナーの集
いの案内を送ったことに対する返信である。

尾崎一夫さんと永六輔さんの出会いについては,同日の番組の中でも
簡単に説明されたが,詳細は次のサイトで紹介されていて,興味深い。
http://japanese.hcjb.org/Messages/Archives/20070316.html

HCJB日本語放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.hcjb.org/

放送スケジュールは次のとおり。(近日中に8月分に更新される見込み)
http://japanese.hcjb.org/SW_Schedule/SW_Schedule.html

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≪ 初めてのチェコ通貨,そして交通切符 ≫
初めて訪れる国では,先ず 『おカネ』 に慣れるのが大変である。
日本円との換算率を考慮して,物を買う時の高い,安いの感覚を
覚えるのに苦労する。だから,買い物は,全部,連れ合いに任せ
てしまう。

上記画像の上段は,チェコの硬貨で,左から1,2,5,10,20,
50 チェコ・コルナである。もちろん,硬貨の他に数種類の紙幣も
あるが,全て使い切って帰国したので,手許に紙幣はない。
http://www.cnb.cz/en/banknotes_coins/banknotes/
http://www.cnb.cz/en/banknotes_coins/coins/

『おカネ』 の次は,日々の移動手段である。
われわれはクルマのライセンスを持っていないので,街中を動き
回るにしても,町から次の町に移動するときも,電車かバスに頼る
ことになる。イザとなれば,数キロメートルを歩くことも厭わない。

プラハの公共交通機関には,地下鉄,路面電車 (トラム),バスの
他,ロープウェーやフェリーなどがある。公共交通機関共通の切符
にはいろいろな種類があるが,われわれがよく使ったのは3種類で
ある。(上記画像の下段)

タテ長の切符は,自動券売機で購入したもので,ヨコ長の切符は
窓口で購入したものである。購入した切符は,地下鉄の場合は,
ホーム手前にある刻印機に挟んで,使用開始時刻をプリントしな
ければならない。路面電車やバスの場合は,乗車時に車内にある
刻印機に挟む。

プラハにおける共通切符の制度は,ある意味では合理的で面白い。
24コルナの切符は,30分以内で使うことが出来る。
32コルナでは,90分間有効である。
110コルナの切符は,24時間有効である。これは所謂 『一日券』
であるが,例えば,ある日の午後3時に使用開始すれば,翌日の
午後3時まで使用することが出来るので,これは便利である。
http://www.puraha.cz/A4.php

地下鉄の窓口で切符を買ったとき,路線図をもらったが,その解説
部分に 『シニア割引』 とあったので,『チェコ市民でなくても,割引が
ありますか』 と尋ねたところ,係の男性がストラップに結んである
I D カードを見せて,『これを持っていなければダメ』 という。

国によっては日本人でもシニア割引してくれる場合もあるが,その国
には,その国の事情があるから,これはやむをえない。

( ドイツ・チェコ旅行記一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1096319.html?m=l

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KBS日本語班から,ベリカードと受信報告専用用紙が送られてきた。
ベリカードは7月から発行される 『第3四半期』 のものをお願いしたが,
実際に送られてきたのは,残念ながら 『第2四半期』 のものだった。
このカードについては,先に当ブログでも紹介した。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33800121.html

今回は,封筒に貼付されている 『切手』 に注目した。
いつもは 『料金別納』 が既に印刷されている封筒で送られてくるので,
失礼ながら,何か味気ないものを感じていた。本物の切手でなくても,
こんな形の切手でも,ちゃんと貼られていれば,返信係りのスタッフの
『一手間』 が感じられて,気持ちが和む。

この種の切手は 『メータースタンプ』 と呼ばれるらしい。
http://yushu.or.jp/museum/mame/2033.htm

KBSのメータースタンプは,水色が基調である。
『KBS POST-OFFICE』 の他,英語で日付,重さ,料金などが印字されている。
韓国語で書かれている部分が分らないので,岩手県在住のKBSリスナー
伊藤甲一郎さんに伺ったところ,次のような意味だということが分った。
  한국방송공사 = 韓国放送公社
  대한민국 KOREA = 大韓民国 KOREA
  1지역 = 1地域
伊藤さん,ご教示いただき,有難うございました。

KBSのホームページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

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東芝エルイートレーディングは,受信中の国内放送局名が漢字対応の
日本語表記で液晶画面に表示されるAM/FMポータブルラジオを8月
上旬から発売する,と発表した。
http://tlet.co.jp/news/ty_spr5.htm

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≪ プラハの第一日目 ≫
プラハの日没時刻は,午後9時前後である。
ベルリンからプラハ中央駅に着いたのが午後1時半頃,ホテルに荷物を置いて
中央駅に戻り,指定券を買おうとしたがうまくいかず。
既に午後5時を回っているが,外は未だ真昼の感じである。初めて訪れた町の
歩き方のトレーニングを兼ね,地下鉄に乗って,プラハ名所の一つ,カレル橋
に行くことにした。

地下鉄の路線図はガイドブックに載っているので,おおよそのイメージは頭の中
にある。しかし,切符の買い方がわからない。券売機の表示が現地語だけで,
全くお手上げである。

目の前の券売機の表示と,ガイドブックに載っている券売機の写真を見比べな
がら,何とか切符を買うことが出来た。使用開始の時刻刻印機に通して,地下鉄
のホームに入った。

カレル橋は,強烈な日差しが残っているにも関わらず,沢山の旅行客と橋上
パフォーマンスで溢れ返っている。ガイドブックに載っているような,静かさ,
ロマンチックさはどこにも感じられず,単なる観光地化しているように思われた。
(写真左)

しかし,橋を渡り始めると,足元の石畳は人々の靴に圧されてピカピカで,古い
レンガの橋桁,欄干に並ぶ30体の聖人像,ゴシック様式の橋塔,そして,橋の
下を流れるヴァルタヴァ川 ・・・(写真中),次第にその歴史のロマンに興奮する。

とにかく暑い。日を改めて,もっと涼しい時に再訪することにして,橋の半ばで
引き返した。プラハの第一目が終わろうとする頃,ホテルから外を眺めると,
テレビ塔に満月が微笑んでいた。(写真右)

( ドイツ・チェコ旅行記一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1096319.html?m=l

『Radio Australia の予算カットは太平洋諸島諸国及びオーストラリア自体に傷つける』
と題するコラムが,シドニーに活動拠点を置く "the interpreter" のサイトに掲載された。
その中から興味深い部分を,要約してみた。

太平洋諸島諸国においては,特に都会から離れた地域においては,インターネットが
普及しておらず,もちろん新聞もなく,国内外のニュースは Radio Australia の短波放送
に頼っている。
Radio Australia の番組は,太平洋諸島諸国の政治にもかなりの影響力をもっており,
人々はサイクロン,高潮,津波などの注意報を Radio Australia を通じて得ているのが
現実である。
一方,これらの地域においては,短波放送を含むラジオとテレビ放送の環境整備に
中国が影響力を持ち始めている。
これらのことから判断すれば,Radio Australia の予算削減は太平洋諸島諸国に失望を
与えるだけでなく,オーストラリア自体の外交にも傷を負わせることになるだろう。

コラムの全文は次のとおり。
http://www.lowyinterpreter.org/post/2014/07/25/Radio-Australia-cuts-hurt-Pacific-Australia.aspx

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33699783.html
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33824491.html
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33858117.html

ラジオの前に座って,海外からの微かな電波を追いかけるだけが,
ラジオの楽しみ方ではないようだ。世の中には,いろいろなラジオの
楽しみ方をしている人がいるものだ。

ネット検索していたところ,"Daily Portal" のサイトに面白い情報が
掲載されていた。夏休みの過ごし方の参考になりそうだ。
  ◆ ラジオの電波を拾う旅
    http://portal.nifty.com/kiji/140720164660_1.htm
  ◆ ラジオ送信所の近くならなんでもラジオか
    http://portal.nifty.com/2009/10/02/a/
  ◆ 晴れた日はラジオ持って天気図でも書こうぜ
    http://portal.nifty.com/kiji/130325160134_1.htm

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≪ プラハからの切符が取れない,不安募る ≫
今回の旅行では,フランクフルト,ベルリン,プラハ,ミュンヘンと鉄道で回る
ことを計画し,最初のフランクフルトで各区間の指定券を買うことにした。

フランクフルト中央駅の窓口で,全行程を書いたメモを見せて,指定券を申
込むと,窓口の係員は最初はコンピューターのキーボードをポン・ポン・ポン
と調子よく打っていたが,途中から指の動きが止まってしまい,隣りの係員と
何か話を始めた。

彼女は,コンピューターセンターに電話で確認したようだ。
プラハからミュンヘンまでの指定券が取れないという。『チェコ側のコンピュー
ターシステムに障害があるからだ』 と説明してくれた。

近々,回復するだろうと思い,取り敢えず,フランクフルト➡ベルリン➡プラハ
の指定券だけを買った。数日後,ベルリン中央駅でプラハ➡ミュンヘンの
指定券を申し込むと,同様の理由で販売できないという。未だ障害は残って
いるので,プラハの駅でよく聞いてみてほしいという。

不安が残るまま,プラハまでやってきた。
プラハで最初にやるべきことは,プラハ➡ミュンヘンの指定券を買うことである。
プラハ中央駅の窓口に行くと,『ドイツ側のコンピューターシステムに障害があり,
ドイツ行き国際列車の指定券は取れない』 という。ドイツ国鉄の説明と全く逆の
話に驚いてしまった。『バスならば,指定券は取れるよ』 と勧めてくれたが,バス
は座席が狭く疲れるし,治安の面でも心配が残るので,何とか列車の指定券が
欲しかった。

一応,プラハ➡ミュンヘンの時刻表をもらって,已む無く窓口から離れ,夫婦で
途方に暮れていると,チケットセンターで場内整理をしている中年の女性スタッフ
が英語で声をかけてくれた。
それまでの経緯を話すと,チケットセンターの片隅にあるドイツ国鉄の出張所に
案内してくれた。そして,『きょうは窓口が終わってしまったが,明日の朝,改めて
訪ねてみなさい』 とアドバイスしてくれた。

※ 上記画像の上段は,プラハ➡ミュンヘンの時刻表。
  下段はベルリン➡プラハの使用済み指定券。縦に入っているスタンプ跡が
  検札時に押されたもの。

( ドイツ・チェコ旅行記一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1096319.html?m=l

BCLサークルTDXC (Totsuka DXers Circle) は,会誌 「PROPAGATION」 第2号の
発行に向けて準備中であると告知した。TDXCは,神奈川県横浜市戸塚区に本部を
置くBCLサークルで,昨年夏,発足1周年を記念して会誌を創刊し,その洗練された
表紙のデザインと会員諸兄の渾身のリポートは,日本のBCL界に大きな衝撃を与えた。
第2号も興味深い記事が満載となる予定で,大きな注目を集めることだろう。
http://bclguide.exblog.jp/22389887/

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/32981961.html

KBS日本語放送の人気番組 『玄海灘に立つ虹』 で金曜日のパーソナリティを
務める 申 龍 (シン ヨン,愛称 : ドクター・申) さんが,25日放送の番組の中で,
あるリスナーが 『お知らせしたいことがあって,ペンをとりました。しかし,“ペンを
とる” という言葉は死語ですよね』 と書いてきたことを紹介し,続けて次のように
語った。
  “ペンをとりました” という言葉が死語?
  この番組の 『お便り組』 の皆さんは,皆さん,手書きで書いてきて
  くださる方たち,まだまだ,半数以上いるんですよ。
  この番組では,“ペンをとりました” というのは,死語ではありません。

KBS日本語放送のホームページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

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