(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2015年04月

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HCJB日本語放送は5月1日,南米エクアドルの首都キトーで産声を
上げてから,51回目の誕生日を迎える。

HCJB日本語放送 (Reach Beyond-Australia ) はホームページ上で,
5月の受信報告に対して送る新しいデザインのベリカードを発表した。
タイトルは 『 "QUEEN OF THE NIGHT" 一夜だけ咲く サボテンの女王』。
清楚な白い大輪は,アリゾナのHCJBスタジオの前庭に咲いたもので
あろうか。

ベリカードと併せて公開された 『PROGRAM NOTE』 5月号は,佐野嘉信
さんが執筆した 『戦後70年 : ラジオと私の歩んだ道』 である。佐野さん
は永年に亘り,日本短波クラブ (JSWC - Japan Short Wave Club) の会誌
"SW DX GUIDE" の編集長を務めた。
http://japanese.reachbeyond.org/Messages/Archives/ProgramNote5_2015.pdf

HCJB日本語放送のトップページは次のとおり。
http://japanese.hcjb.org/

HCJB日本語放送は毎週末の土曜日と日曜日に放送されており,
放送スケジュールは次のとおり。
5月23日と30日には,『PROGRAM NOTE』 5月号を執筆した佐野嘉信
さんへのインタビュー番組が放送される。
http://japanese.hcjb.org/SW_Schedule/SW_Schedule.html

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『モンゴルの声』 日本語放送は,5月1日から周波数を一部変更することとしていて,
4月中旬から番組の中でアナウンスしてきたが,このほど同局のホームページでも
告知した。
http://jp.vom.mn/d/9148

( 2015-05-02 00:25 JST 情報追加 )
5月1日,19:30JST,12000kHzで同局を受信したが,当地 (東京・多摩北部)
での受信状態は混信があり,芳しくなかった。
ただし,番組はモンゴルの歌手が日本の曲を日本語およびモンゴル語で歌うなどの
特集番組で聴き応えがあった。
深夜零時からの12015kHzは混信もなく,まずまずの状態である。

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/34427578.html

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ラジオ・スプートニク (旧『ロシアの声』) のインターネット日本語放送は18日,
『お便りスパシーバ』 の中で,日向寺康雄チーフアナと後閑理恵アナが,リス
ナーからの質問に対して概ね次のように答えた。

  今年に入ってから,お便り係のスタッフが退職したので,正式な形では
  恐らくベリカードを出せないのではないかと思われます。
  ただ,国際返信切手券 (IRC) などを同封してくださった方には,私どもが
  個人的に,こちらの絵葉書などをお送りする,『アナウンサーとの文通』 の
  ような形はできるのかなあと思っています。
  最近,本屋さんに行きましたら,素敵な絵葉書も沢山ありましたので,
  それをお送りしたいと思いました。
  また,自宅を整理していましたら,『モスクワ放送』 の時代のベリカードが
  100枚くらいありましたので,既に持っている方もいらっしゃるかも知れま
  せんが,そのカードをお送りすることもできると思っています。

この番組の中では,同局の組織改編に伴うメールアドレスの変更についても
言及し,従来のメールアドレス vostok@ruvr.ru が今月10日前後から不通に
なっていること,新しいアドレスが未だ決定していないことなどを紹介した。

ラジオ・スプートニクの日本語サイトは次のとおり。
画面上部メニューの 『ラジオ放送』 のアイコンを押して,インターネット放送を
聴くことができる。
http://jp.sputniknews.com/

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ベトナムでは4月30日,南部解放・祖国統一40周年を迎える。所謂 『サイゴン陥落』
から40年目にあたり,『ベトナムの声』 日本語放送のホームページでは特設サイトを
設けて様々な関連情報を紹介している。
http://vovworld.vn/ja-JP/%E5%8D%97%E9%83%A8%E8%A7%A3%E6%94%BE%E7%A5%96%E5%9B%BD%E7%B5%B1%E4%B8%8040%E5%91%A8%E5%B9%B4/763.vov

40年前のきょう,『ベトナムの声』 日本語放送は,次のようなアナウンスで始まった。
  聴取者の皆さん,私たちは,大きな喜びを持って,次のことをお伝えします。
  ホーチミン戦役は,完全に勝利しました。
  サイゴン市は,完全に解放されました。
  ホーチミン主席の名を冠したサイゴン市は,完全に解放されました。

このニュースを伝えたのは中村信子さんで,彼女は1980年に刊行された著書
『ハノイから吹く風 ―サイゴン陥落を伝えた日本女性』 (共同通信社刊) の中で,
この歴史に残る一日の出来事とラジオ放送局の模様を記している。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/15696179.html

なお,4月29日には,『ベトナムの声』 日本語放送は放送開始52周年を祝った。

ラジオ日経は,4月29日に 『昭和歌謡セレクション・スペシャル』 を生放送する他,
5月6日には 『アニソン三昧の390分!』 と銘打って,3本のアニメソング番組を
特集する。
歌 謡 曲 : http://www.radionikkei.jp/showakayo/429_201512001715515nikkei2on_air.html
アニソン : http://www.radionikkei.jp/news/150506.html

NHKは,いかなる災害時にも放送・サービスを継続するための運用・実施体制の構築を
進めており,2014年度までの3ヵ年で,東京・渋谷の放送センターから放送が継続でき
なくなった場合に備えて,代替機能を担う大阪放送局で全国ニュースを取材・制作して,
BS経由で全国に送る機能などを整備した。

4月8日開催のNHK理事会に報告された。
詳細は,当日の理事会議事録に掲載されている。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/rijikai/27/20150408.pdf

※ 上記の機能整備はテレビを主としたものと推察されるが,ラジオについてはどのように
  考えられているのであろうか。

ノルウェー政府当局は26日までに,今後2年内にFMラジオの放送を完全に
停止する計画を発表した。実現すれば,世界の国家で初の試みとなる。FM
ラジオに代え、デジタルオーディオ放送への完全移行を進める。
デジタルオーディオ放送への切り替えは2017年1月から地方ごとに実施し,
同年12月に完全終了する見通し。
米CNNのサイトで報じている。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35063741.html

この話題は,次のサイトでも紹介されている。
http://www.gizmodo.jp/2015/04/fm.html
http://it.slashdot.jp/story/15/04/22/0528238/

西日本新聞社などの共催による 『日中メディア交流フォーラム』 が北九州市で
開催された。九州・沖縄各県の地元紙9社の記者と中国メディア12社の記者ら
が環境問題や観光振興などについて議論した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/article/164527

このニュースは,中国国際放送のサイトでも報じている。
http://japanese.cri.cn/881/2015/04/24/145s235547.htm

ソニーのエレクトロニクス再生をめぐり,役員OBが平井一夫社長への不満を強めて
いるという。経営をけん引する革新的なヒット商品を生み出せていないとの見方が背景
にあり,ウォークマンなど歴代ヒット商品を生み出してきたOBらの圧力は,6月の株主
総会の大きな波乱要因になる可能性が出てきたという。

ロイター通信の日本語サイトで紹介している。
http://jp.reuters.com/article/domesticJPNews/idJPKBN0NF1CX20150426

KBS日本語放送は27日,『玄海灘に立つ虹』 の枠内に 『韓国語で歌おう童謡散歩』
を新設する。このコーナーは,毎月最終月曜日に放送される。
同番組のパーソナリティを務める岡留正嗣さんが韓国の童謡の歌詞やメロディを紹介
するもので,ご自身が得意とするギターをスタジオに持ち込んで,弾き語りを披露する
ことも期待されている。

KBS日本語放送のホームページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

放送時間,周波数は次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/about/about_schedule.htm

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/34426794.html

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