(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2016年02月

読売新聞は今月,【 かわるラジオ 】 というタイトルの記事を,これまで3回
掲載した。毎週火曜日の掲載となっているが,今後何回くらい続くのかは
不明である。

◆ [かわるラジオ]<1> 旧TV電波帯で情報発信
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160209-OYS1T50041.html

◆ [かわるラジオ]<2> 各地で進む 「AMのFM化」
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160216-OYS1T50024.html

◆ [かわるラジオ]<3> 経営破綻 創意工夫で再生
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001000/20160225-OYS1T50039.html

※ 上記の記事は,読売新聞西部本社版に掲載されたものであるが,
  ネット配信されているがゆえに,全国の読者が簡単に読むことが
  出来るのであって,これを他地域の読者が紙媒体で読もうとすると,
  簡単にはいかないだろう。
  最近,ネット配信の記事は,有料の会員登録をしないと,記事の
  全文は読むことが出来ないと言うものか多くなっているが,著作権
  や経営上のことを考えれば,有料化もやむを得ないと思う。

海外のジャーナリストは,日本のメディア事情をどのように見ているのか,
LITERA (リテラ) のサイトでは最近,興味深い話題を相次いで紹介して
いる。
http://lite-ra.com/2016/02/post-2004.html
http://lite-ra.com/2016/02/post-2010.html

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( 2016-03-01 01:00 JST 情報更新 )
KTWR日本語放送フレンドシップラジオは2月29日,前日28日の番組が
途中で停波した問題について,ホームページで次のように告知した。

  ◇ 70回放送の停波原因と番組等の取り扱いについて
    KTWRからの連絡によれば、「送信機への電力供給が途絶えた送信機の
    停電」とのことでした。
    さらにTWRによれば「停電に至った原因がわかれば追って知らせる」との
    ことでした。
    いずれにしても、現地の保守管理に起因する障害と思われます。

    番組提供者として対応を検討した結果、今回流れなかった部分は、3月13日
    予定番組を変更して再使用する予定です。
    今回放送された部分は、一部編集を加えた形での再使用となります。

    今回の約8分の送信は、第70回放送の制作意図を反映できなかったため、
    事実上の完全停波に準ずる扱いとなるため、受信ご報告をお送り頂いても、
    受信確認証は発行できません。
    なお3月13日分のHPとe-QSL画像は、今回使用予定でしたe-QSL画像を
    使用させていただきます。

    上記、ご賢察の程よろしくお願い申し上げます。

http://friendshipradio.net/ktwr.htm
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( 2016-02-28 22:05 JST 情報更新 )
KTWR日本語放送フレンドシップラジオは,28日の番組は途中で停波した。
番組開始当初から,当地では受信状態が芳しくなかったが,これは電波伝搬
の影響で,停波は送信設備又は送信プログラムに不具合が生じたためでは
ないかと思われる。
同局のホームページには,22:00 JST 前に,次のような告知が掲載された。
  ◇ 70回放送について(2016.2.28更新)
    グアムKTWR局からの日本語放送フレンドシップラジオの70回放送は、
    番組途中(21:23~ JST)から停波となりました。
    ご心配をお掛けして大変心苦しく感じております。
    現在グアムに確認中ですが、返信がありません。状況が分かり次第、
    HPにてお知らせします。
    本日放送予定でした番組の扱いについても、後日検討の上、改めて
    お知らせします。
    なお、今回分の受信ご報告は不要です。70回放送への受信確認証は
    発行しません。

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KTWR日本語放送フレンドシップラジオから,電子ベリカードが送られてきた。
2月21日の受信報告に対する返信である。今回のカードの写真は,長野県の
リスナーが撮影した 『安曇野の白鳥』 で,目の醒めるような美しさである。

この日の放送について,同放送のホームページでは,次のように述べられて
いた。(現在は,掲載情報が更新されている)
  前回に続いて,BCL・ラジオ友だちの皆さんの趣味の 『一部』 をご紹介
  させていただきました。
  楽しみ方や考え方に,共通点そして違いがあったとしても,“私たちは
  ラジオで一つにつながっている” ということを,とても強く感じている今日
  この頃です。
  これからもお互いの存在に関心を持ちながら,そして敬意を払いながら,
  それぞれのラジオライフにおいて,色々な新しい発見を重ねる中で,
  『限りのあるお互いの人生は,実り豊かなものとなる』 と信じてやみません。
  この番組も,そのお手伝いをすることができればと願っているものです。

日本語番組は,日本時間の毎週日曜日午後9時15分から30分間,
9975kHz で放送されている。

KTWR日本語放送フレンドシップラジオのホームページは次のとおり。
http://friendshipradio.net/ktwr.htm

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台湾では2月28日,『二二八事件』 から69年目の日を迎える。
台湾国際放送が,この日に合わせて,どのような関連番組を放送
するか,注目される。
『二二八事件』,『台北二二八紀念館』 などについては,次のサイト
で解説されている。
http://www.taipeinavi.com/miru/34/

『台北二二八紀念館』 のホームページは次のとおり。
http://228memorialmuseum.gov.taipei/

『二二八國家紀念館』 のホームページは次のとおり。
http://museum.228.org.tw/

台北国際放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.rti.org.tw/

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/8435241.html

※ 上記画像は,『台北二二八紀念館』 である。
  日本統治時代の 『台灣廣播電台(The Taiwan Radio Station)』 の建物である。

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短波放送愛好者には,誰にでも,忘れられない放送局,想い出の
番組が,一つや二つはあることだろう。

米VOA日本語放送も,忘れられない放送の一つである。
VOA (Voice of America) の日本語番組が終わりを迎えたのは,
1970年2月28日であった。この日,最後の番組で総合司会を
務めたのは,当時NHKからVOAに派遣されていた児玉士誠
アナウンサーであった。

それから幾星霜,1997年になって,日本BCL連盟が発行する
電波情報誌 "My Wave" の紺野敦・編集長 (当時) のご紹介で,
児玉さんをNHKに訪ねて,懐かしいお話を伺うことができた。
その模様は,同誌1997年4月号に囲み記事として紹介された。
同誌は,残念ながら,現在は休刊となっている。(上記画像)

( 当ブログ過去関連記事 )
◆ 懐かしの資料(66) VOA日本語放送回顧(1)
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/20907965.html
◆ 懐かしの資料(67) VOA日本語放送回顧(2)
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/20908014.html
◆ VOA日本語放送終焉44周年
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33525267.html
◆ 『VOA日本語』 余話
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33531572.html

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HCJB日本語放送 (Reach Beyond-Australia ) 日本事務所から,2016年2月前期
の受信報告に対するベリカードが送られてきた。

デザインは,昨秋の 『東北地区HCJBリスナーの集い in 仙台』 に参加したリスナー
の集合写真である。この集いの模様は2月6日と13日の2回にわたって放送された。
20日からは3回にわたって,関東地区のリスナーの集いの模様が放送されている。

カードに同封されている 『PROGRAM NOTE』 は,仙台でのリスナーの集いに参加した
青木郁子さんが執筆した 『私のロシア』 である。青木さんはロシア事情に造詣が深く,
『ロシアの声』 のリスナーであると同時に,HCJBのリスナーでもある。

HCJB日本語放送は1964年,南米エクアドルから 『アンデスの声』 として放送開始,
2000年末まで続いた。一時中断したものの,日本のリスナーの熱い願いが届いて,
日本語放送は2006年に,オーストラリアから短波送信する形で,再開された。

現在,HCJB日本語放送は毎週末の土曜日と日曜日に放送されており,土曜日は
尾崎一夫さんが制作する 『サタデー・トーク』 が,日曜日は東京淀橋教会の峯野龍弘
主管牧師による聖書解説番組 『聖書遊覧バス』 が放送されている。また,毎月一回,
リスナーからのお便り紹介番組が放送されている。

『サタデー・トーク』 では,リスナー参加型のインタビュー番組や 『アンデスの声』 時代
のアーカイブ番組が放送され,『聖書遊覧バス』 は従来の宗教系放送局の番組とは
一味違ったもので,人々が毎日の生活で経験することを例に取りながら,わかり易く
聖書の内容が解説されている。『お便り交換の時間』 を聴いていると,最近BCLを
復活したと言うリスナーや,中高校生リスナーなど若きBCLのお便りが増えている
印象があり,時々,海外リスナーからの受信報告も紹介されている。
何れの番組も,リスナーからは高い支持を得ている。

HCJB日本語放送のトップページは次のとおり。
http://japanese.reachbeyond.org/

HCJB日本語放送のスケジュールは次のとおり。
http://japanese.reachbeyond.org/SW_Schedule/SW_Schedule.html

なお,既に放送された番組の一部は,次のサイトでアーカイブを聴くことが出来る。
http://japanese.reachbeyond.org/radio/radio.html

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中国国際放送日本語部から,電子ベリカードが送られてきた。
『美しい内蒙古シリーズ』 全36枚のうちの6番目のカードで,
『昭君墓』 の写真である。兵庫県のリスナーが撮影し,同局に
提供した。

『昭君墓』 について,次のサイトで解説されている。
http://www.arachina.com/hohhot/attraction/wangzhaojunmu.htm

中国国際放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.cri.cn/

NHK経営委員会は26日,第1254回経営委員会議事録 (2月9日開催分)
を公表した。
この日の会議では最後に,2月17日をもって退任した,塚田専務理事と吉国
専務理事が挨拶しているが,その発言は注目すべき内容である。
http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/giji/g1254.html

塚田専務理事は,次のように述べている。(一部抜粋)
 この2年間は一体何だったのでしょうか,という思いが募っております。会長の
 就任記者会見以来,相次いで発生する問題,課題への対応に追われ続け,
 どうしてもその場その場の対症療法的な対応を迫られました。
 その結果,経営として一致して目指す方向をなかなか打ち出すことができず,
 誰が責任を持って何を決めたのか,決めなかったのかがわかりにくい状況に
 なってしまったと私は思っています。

NHK経営委員会のホームページは次のとおり。
http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/

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三才ブックスは2月29日,『なつかしBCL大全』 を発刊する。
下記の同社広告サイトには,次のように記されている。
  1970年~80年代を中心とした 『BCLブーム』 を懐かしく振り返る1冊。
  べリカードをメインとするグッズ,スカイセンサーやクーガなどのBCLラジオ
  を紹介。BCLの神様・山田耕嗣氏 (故人) の昔の原稿や遺品も掲載。
  付録に山田耕嗣コレクション 『いまは聞けない 激レア海外放送音源』 と
  してCDをつける。
http://www.sansaibooks.co.jp/radio-bcl/%e3%81%aa%e3%81%a4%e3%81%8b%e3%81%97bcl%e5%a4%a7%e5%85%a8.html

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Radio Canada International (RCI) は2月25日,71回目の放送開始記念日
を迎える。同局が短波放送から撤退して久しいが,それでも,"Radio Canada
International" と聴くと,この局には特別の想いが募る。

同局に関する話題は,当ブログでも度々紹介してきた。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/MYBLOG/yblog.html?m=l&sv=Radio+Canada&sk=1

次のサイトは,昨年,2015年,放送開始70周年にあたって開設されたもの
であるが,同局の歴史を様々な側面から紹介していて興味深い。
http://www.rcinet.ca/rci70-en/

同局のホームページは次のとおり。
http://www.rcinet.ca/en/

今,同局で最も注目されているページは,次の話題である。
http://www.rcinet.ca/en/2016/02/23/cape-breton-lures-americans-fearing-a-trump-win/

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