(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2016年06月

最近,NHKに関する話題が相次いでいる。経営委員会委員長の人事問題,受信料問題,
参議院選挙関連テレビニュースの問題などが注目されている。

◆ NHK経営委員会は28日,経営委員会委員長に石原進さん,同職務代行者に本田
勝彦さんを選出した。
http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/new/keiei160628.html
毎日新聞と朝日新聞は,経営委員会委員長に就任した,石原進さんの経歴などを紹介
している。
http://mainichi.jp/articles/20160629/k00/00m/040/010000c
http://www.asahi.com/articles/ASJ6X5V90J6XUCLV00T.html

◆ 総務省は24日,公共放送のあり方などに関する有識者の検討会を開き,提言の
たたき台となる第1次取りまとめ骨子案を提示した。検討会では,『NHK受信契約の
制度整備が必要』 として,支払い率80%の現状について検討を進めることとしている。
産経新聞が伝えている。
http://www.sankei.com/entertainments/news/160624/ent1606240024-n1.html

◆ 今回の参議院選挙の公示日の6月22日や最初の週末を迎えた6月25日のテレビ
ニュース映像を検証したところ,民放各局とNHKのニュースでは扱いが相当に違って
おり,民放各局のニュースは各党の党首が露出している時間が 『機械的に平等』 なの
に比べて,NHKのニュースは 『機械的に平等』 とはなっていないようだという。
法政大学教授の水島宏明さんの論稿が,"BLOGOG" のサイトに掲載されている。
http://blogos.com/article/180978/

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『海割れ』 の済扶島 (チェブド) に向かったのは,6月6日 (月) の朝だった。
月曜日の朝だと言うのに,乗車した地下鉄の車内はガラガラ状態である。
最初は,ソウルには幾つも地下鉄路線があり,乗車区間によって,乗客数の
多寡があるのだろうと思っていたが,どうも,ヘンである。

『もしかして?』 と思い,ガイドブックを開いて,『韓国の休日』 を調べてみると,
何と,この日は 『顕忠日 ― 殉国兵士の魂追慕の日』 となっている。

本土から済扶島に通じる干潟道路はマイカーのラッシュで,島内も家族連れで
賑わっているのは,この日は3連休の最後の日だったからであろう。

1時間ほど島内を散策した後,腰の曲がったおばあちゃんの呼び込みに誘わ
れて,海鮮料理店に入った。店内には,メニューを手書きした大きな紙が貼って
あるが,ハングル文字のため,読むことができない。呼び込みのおばあちゃん
の言葉も,全く解らない。

隣のテープに陣取っていた家族連れの女性が,『セットメニュー,セットメニュー』
と繰り返して教えてくれた。彼女たちのテーブルの様子をみると,様々な海産物
を焼いたり,鍋が載っていたり,美味しそうである。これが 『セット』 なのであろう。

1人分で十分だと思われたので,人差し指をかざして 『1人分』 と頼むと,例の
おばあちゃんが 『最低2人分よ』 というような身振りをする。何もわからないので,
『じゃ,それで』 ということで,うん,うんと,首をたてに振って,頼んだ。

先ず,『練炭』 が2個,運ばれてきて,コンロにのせられた。
コンロの直火よりも,練炭の火の方が,焼き上がり具合が良いのであろう。
それにしても,練炭を目にするのは,何十年ぶりであろうか。郷愁をさそう光景で
ある。

続いて,海産物,香草類,何種類ものキムチ,うどんの入った鍋が運ばれてきた。
これらを,豪快に焼いて,食べまくる。美味である。満腹,満腹である。

朝日新聞は29日付け夕刊 (東京本社版) で,1970年代に起きた 『BCLブーム』 を紹介
している。毎週水曜日に掲載されるシリーズ記事 『あのとき・それから』 で,今回の記事は
中島秀憲・記者が執筆し,BCLブームの時代に少年リスナーから最も人気のあった放送局
の一つ,HCJB 『アンデスの声』 の尾崎一夫さんのコメントを軸に,各放送局の動き,ラジオ
メーカーの動き,山田耕嗣さんのこと,最近のBCLを取り巻く状況などを紹介している。
又,ラジオ・オーストラリアで約3年間,アナウンサーを務めた西里扶甬子(にしさと・ふゆこ)
さんの,『南半球から日本の流行歌』 と題する寄稿文も掲載されている。

朝日新聞のウェブサイトは次のとおり。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12433708.html

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石川県かほく市の 『FMかほく』 からベリカードが送られてきた。
週間番組表が同封されている。
5月中旬に,旅行先の同県内灘町の海岸で受信したが,午後の
ひと時,『英会話番組』 が放送されていて,砂浜での受信状態が
良好だったこともあり,ついつい聴き入ってしまった。

『FMかほく』 のホームページは次のとおり。
http://fm.kahoku.net/

旅行記 『金沢紀行』 全3篇は次のとおり。
(1) 内灘闘争遺構 : http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35203353.html
(2) 創作料理・菓子: http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35205091.html
(3) 大学FM放送  : http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35205107.html

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家電 Watch" のサイトに,『わたしの思い出家電』 と題するコーナーが開設されていて,
このサイトの読者が投稿した,自宅にある,もしくはあった懐かしい家電製品を,それに
まつわる思い出とともに紹介している。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/

( 今回紹介分 ソニーのBCLラジオ 「ICR-SW700」 )
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/1006963.html

( 既紹介分 )
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20130924_616272.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20140224_633370.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20140428_644874.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20140519_648617.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20140602_650926.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20140609_651044.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20140825_663227.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20150413_697182.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20150615_706719.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/readers/memories/20151228_737116.html

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韓国の旅で,ぜひ訪ねてみたいと思うところは,珍島 (チンド) である。
珍島は,演歌歌手・天童よしみさんの 『珍島物語』で知られ,『海割れ』 で
有名であるが,韓国の南西部に位置しており,個人旅行で行くには交通の
便が,あまり良くない。

ところが,ソウルの近くに,珍島と似たような現象を呈するところがあると
聞いて,出掛けてみることにした。
旅行情報サイトには,次のように解説されている。
 旧約聖書によると,モーゼが海に向かって手を差し出すと海面が割れて
 道があらわれ,エジプト軍から逃れることができたとあります。
 そんな海割れの現象は,天童よしみの歌でもおなじみ珍島 (チンド) が
 有名ですが,実は,ソウルから日帰りできる済扶島 (チェブド) でも見る
 ことができるんです。
 http://guide.travel.co.jp/article/10030/

ソウル市内から地下鉄とバスを乗り継いで,済扶島 (チェブド) を訪ねた。
一日2回,干潮の時間に,本土と島の間に道が現われる。ネットで干潮
時間を調べて,現地に向かった。バスからの眺めは,日本の田舎の農村
風景に似ている。

バスの終点から5分ほど歩くと,島へと続く道が見えてくる。
実は,本土と島を往復する小型バスが運行されているので,往きはバスに
乗り,帰りは歩いて戻ってくることにした。

本土と島の間の道は,潮が引くのに従って海底が現れる,細かな砂や
砂利の道と想像していたが,実際はコンクリート造りで路肩もがっちりして
いる立派な道路で,車がどんどん通行している。
満潮になれば,この道路は海底に沈んでしまうと思うと,不思議に思われた。

本土の出口と島の入口には,頑丈な鉄骨の門扉が設置されていて,潮が
満ち始めると,この門扉は閉じられる仕組みになっている。島側の入口
には検問所のような小さな建物があり,その上には当日の干潮時間が
表示されていて,この時間帯以外は島に入ることができない。

事前にネット検索したところ,ここを訪ねた旅行者のブログなどが散見され,
何れも 『さびれた島』 をイメージさせるもので,食料と水を持参した方が
良いと書いてあったが,実際に島に入ると,海鮮レストランや屋台が並んで
いて,ずいぶんと賑やかである。民宿やペンションなどもあるようだ。

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宮城県山元町の臨時災害FM局 『りんごラジオ』 の高橋局長が書いた手記
『小さな町のラジオ発』 が,中学2年生が使用している国語の教科書に掲載
された。
同局は,2011年3月の東北地方太平洋沖地震と大津波の被害を受けた
地域住民に,様々な情報を伝えるために開局した。
河北新報が伝えている
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160627_13010.html

『りんごラジオ』 のホームページは次のとおり。
http://ringo-radio.cocolog-nifty.com/

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『モンゴルの声』 日本語課からベリカードが送られてきた。市販の観光絵葉書を利用
したもので,裏面には "Vaishravana,Bodhisattva" と記されている。
チベット仏教の仏像と思われるが,ネット検索しても,残念ながら,この仏像に関する
適当な解説は見つけることができないでいる。

『モンゴルの声』 のホームページは次のとおり。
http://jp.vom.mn/

現在の放送スケジュールは次のとおり。
19:30-20:00 JST 12035 kHz
24:00-24:30     12015 kHz

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ホテルはソウルの中心部からは少し離れた西大門地区にあったが,12階の客室から
眺めると,今なお,超高層アパートの建築が行なわれている。もう開発し切ったと思われ
たソウルの街に,まだ再開発用地が残っていたのかと驚いてしまった (写真 : 左)。

この超高層アパート群が完成すれば,壮観な眺めとなるであろうが,韓国の経済状況は
必ずしも良好ではないと言われており,入居の需要があるのだろうかと気になった。

ホテルの部屋からは,ランドマークの南山ソウルタワーは望むことができなかったが,
雨に煙る大統領府・青瓦台の端正な姿を眺めることができた (写真 : 右上)。眼下の
交差点を見ると,右側通行で,右折,直進,左折の車両を巧くさばくレーンの配置と
信号システムによって,ラッシュアワーの車もスムーズに流れている (写真 : 右下)。

日本では未だ少ないが,欧米諸国をを旅行していると,『ラウンドアバウト』 と呼ばれる,
信号機のない交差点をよく目にする。しかし,ソウルの街で目にした交差点は,これとも
違うようだ。

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韓国KBS日本語放送は,金曜日と土曜日の番組内で紹介する,7月の
番組のお便りとリクエスト曲を募集している。

◆ 人気番組 『玄海灘に立つ虹』 は平日に放送されているが,この中,
金曜日の番組を担当する,ドクター・申 (本名 : 申龍) さんは24日,
概ね次のようにアナウンスした。

  来月 (7月) のテーマは,『夏の乗り切り方』 です。
  暑さをしのぐ良い方法,夏に関連する話,台風や大雨への対処方法
  など,これらのことについて,リスナーの皆さんが知っている良い方法,
  誰かに聞いた話,一般的に言われている話などを書いて,送ってください。

◆ 土曜日のワイド番組 『土曜ステーション』 では,7月から新しい試みを
スタートさせる。パーソナリティの浅田絵美さんは25日,概ね次のように
アナウンスした。

  来月(7月) から,新しい試みをスタートしてみようと思います。
  一つのテーマに沿った,リクエスト曲を募集します。
  
  第1回目のテーマは,この時期に因んで,『梅雨 (つゆ)』 です。
  その名のとおり,『梅雨』 に関連した曲,『雨』 とか,『傘』 とか,
  『7月』 とか,雨が降った時に食べる 『チヂミ』 とか,『マッコリ』
  とか,そう言う感じで,少しでも 『梅雨』 に関連していればオーケー
  ですので,その理由とか,エピソードを書き添えて,リクエスト曲を
  お送りください。

  『梅雨』 をテーマにしたリクエスト曲は,7月9日と16日の放送で
  紹介いたしますので,締切は7月4日 (月) までといたします。

  『梅雨』 に続くテーマは,皆さんからいただいたリクエスト曲の
  キーワードから選んでいくという,『リレー形式』 にしたいと思って
  います。

  放送で紹介させていただいた方にはプレゼントをお贈りいたします
  ので,どしどしお送りください。

◆ お便り&リクエスト曲は,特設サイト又は e-mail 若しくは郵便で送る
  こと。宛先等は次のとおり。
  https://world.kbs.co.kr/japanese/about/about_bbs.htm
  http://world.kbs.co.kr/japanese/contact/index.htm

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