(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2017年01月

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2017年2月の主な動きや歴史などを見ると,次のようなものがある。
これらの関係国から送られてくるニュースや解説番組,特別番組などに
注目したい。

2月 1日(水) 米VOA放送開始75周年
          http://www.insidevoa.com/p/5829.html
2月 1日(水) NHKテレビ本放送開始から64年
2月 2日(木) ロシア大統領がハンガリー訪問
2月 2日(木) 米大統領,連邦最高裁判事の人選発表
2月 3日(金) ベトナム共産党創設から87年
2月 3日(金) 英を除外してEU首脳会合 (マルタ・バレッタ)
2月 3日(金) 米国防長官来日
2月 4日(土) ヤルタ会談から72年
2月 4日(土) スリランカ独立から69年
2月 7日(火) 高山右近の列福式 (大阪)
          http://ja.radiovaticana.va/news/2016/01/22/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E5%8F%B3%E8%BF%91%E7%A6%8F%E8%80%85%E3%81%AB/1202930
          https://www.cbcj.catholic.jp/2017/01/13/11762/
2月 9日(木) 夏目漱石生誕150年
2月 9日(木) 米・シカゴ自動車ショー
2月10日(金) 日米首脳会談 (米・ワシントン)
2月10日(金) 岡田嘉子 (元 『ロシアの声,モスクワ放送』 アナ,女優) 没後25年
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2月11日(土) イラン,イスラム革命から38年
2月12日(日) ドイツ大統領選挙
2月12日(日) トルクメニスタン大統領選挙
2月12日(日) スイスで国民投票 (移民3世のスイス国籍取得手続きの簡易化など)
2月12日(日) 米グラミー賞授賞式
2月13日(月) World Radio Day (ユネスコ採択)
          http://www.diamundialradio.org/
2月15日(水) ソ連のアフガニスタン完全撤退から28年
2月15日(水) インドネシア統一地方選挙
2月16日(木) キム・ジョンイル (北朝鮮・前総書記) 生誕75年
2月17日(金) ミュンヘン安全保障会議 (独・ミュンヘン)
2月18日(土) ベルリン国際映画祭授賞式
2月19日(日) エクアドル大統領選挙
2月19日(日) 冬季アジア札幌大会 (北海道)
2月20日(月) ユーロ圏財務相会合 (ベルギー・ブリュッセル)
2月20日(月) 米・プレジデント・デー
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2月21日(火) 米大統領ニクソン訪中から45年
2月21日(火) EU財務相理事会 (ベルギー・ブリュッセル)
2月22日(水) NZ・クライストチャーチ大地震から6年
2月25日(土) Radio Canada International 放送開始72周年
          http://www.rcinet.ca/en/2014/11/28/rci-70-years/
2月26日(日) 米アカデミー賞授賞式
2月27日(月) ブラジルでリオ・カーニバルのパレード
2月28日(火) 米VOA日本語放送廃止から47年
          http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/20907965.html
          http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/20908014.html
2月28日(火) 台湾 『二・二八事件』 から70年

注1.台湾国際放送は,2月1日から朝の時間帯の放送開始時刻を変更する。
注2.ラジオ日経は,2月8日から5月にかけて,放送設備の保守・点検のため,
    一部の周波数の放送を休止する。
    http://www.radionikkei.jp/news/tenken.html
注3.1997年2月9日,マルタの 『地中海の声』 が日本語放送を開始した。
    同放送は,2003年12月31日を以って終了した。

※ 上記画像は,『やまがた観光情報センター』 の写真を使用しています。
  http://yamagatakanko.com/
  https://ssl.yamagatakanko.jp/photogallery/kanko_imglist/01nat.html

NHK放送文化研究所は,このほど 『放送文化研究所年報2017』 を刊行した。
巻頭特集は,『東日本大震災から5年 テレビ番組は何を伝えてきたか ― 夜の
キャスターニュース番組とドキュメンタリー番組 ―』 である。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/annually/index.html?p=2017

NHK放送技術研究所は,このほど 『技研公開2017』 の日程を決定した。
今年のテーマは 『2020年へ,その先へ,広がる放送技術』 で,5月25日から
28日まで開催される。
http://www.nhk.or.jp/strl/

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KBSは今月6日,『新春座談会』 を放送し,日韓のジャーナリストが今年の韓国大統領選挙
の行方,日韓関係および米国大統領就任後の日米韓関係などについて討論した。番組制作
に先立ち,リスナーからの意見・質問なども募集していたので,これに応募したところ,多くの
リスナーと共に採用され,その記念品がこのほど送られてきた。
KBSのロゴ入りの水性と油性のボールペン2本セットで,両方とも書き心地満点で,滑らかで
ある。

ギフトが入っている大型封筒に,川崎東郵便局第三国際郵便部の付箋が貼付されていた。
北朝鮮から郵便物には同郵便局の付箋が貼られていることがあるが,韓国からの郵便物に
貼られているのは初めてのことで,驚いた。
文面をよく読むと,『外装が破損していたので,十分とは言えないが補修させていただいた』
などと記されている。いかにも,日本の郵便局らしい丁寧な対応である。

『新春座談会』 のアーカイブは,次のサイトで聴くことが出来る。
http://world.kbs.co.kr/japanese/event/specialprogram/index.htm?No=356#
http://world.kbs.co.kr/japanese/program/program_friday.htm

KBS日本語のホームページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

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中国国際放送日本語部から,今年最初のベリカードとともに,中国の伝統
工芸・切り紙が送られてきた。今年の干支 『酉』 に因み,目の醒めるような
色彩の鶏の切り紙である。
切り紙の歴史などについては,同局のホームページで解説している。
http://japanese.cri.cn/941/2010/04/28/1s157984.htm

なお,同封されているニュースレターでは,東京の日中友好会館において
『上海歴史建築巡り写真展(東京)』 が開催中であることを紹介している。
http://www.jcfc.or.jp/blog/archives/9265
http://www.peoplechina.com.cn/zhongrijiaoliu/2017-01/23/content_734313.htm

中国国際放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.cri.cn/

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長野県松本市にある 『日本ラジオ博物館』 (岡部匡伸・館長) は,昨年末に
公式ブログ 『館長のブログ』 を開設した。
今年1月28日付け記事では,同博物館のサイトのカウンターが,サイト開設
10年目を前にして20万を突破したことを紹介している。
http://japanradiomuseum.asablo.jp/blog/

日本ラジオ博物館のホームページは次のとおり。
http://www.japanradiomuseum.jp/

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31809409.html
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31491715.html

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KTWR日本語放送フレンドシップ・ラジオから,電子ベリカードが送られてきた。
1月22日の受信報告に対するもので,カードのタイトルは 『弘前城の今昔』 である。

この写真は,青森県出身で,番組担当のちゃっきーさんが撮影したもので,返信の
メールでは,次のように解説されている。
   現在、弘前城本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみられ、大地震などが
   発生した場合に、崩落する危険性があると指摘されていたため、平成20年
   から「弘前城跡本丸石垣修理委員会」を組織し検討を重ね、天守真下から
   本丸東面にかけての一部、約100メートルと南面の約10メート ルを修理する
   ことになりました。
   このため、高さ14.4メートル、総重量約400トンの3層からなる弘前城(天守)を、
   “曳屋(ひきや)”という、建造物を動かす伝統技術を用いて約3か月かけて移動
   することになり、2015年秋から画像上のような姿となりました。
   10年後には、画像下のような元どおりのお城の姿になる予定とのことですので、
   この9年間は、100年に一度の不思議な光景を楽しむことができます。

22日の番組では,BCL関連の話題の他,『あなたはどちら派? うどん・そば対決』
と銘打った特集番組も放送された。日ごろの番組では,『ラジオ一筋」』 の生き方を
されているのではないかと思われるリスナーも,意外なところに関心を持ち,ある種の
『こだわり』 を持って,うどんやそばを食されていることがわかり,微笑ましく感じられた。

同局の番組は,毎週日曜日夜9時15分からの30分間,7400kHz で放送されて
いる。29日の夜はどんな話題が放送されるのか,楽しみである。

同局のホームページは次のとおり。
http://friendshipradio.net/ktwr.htm

※ 弘前城の修理工事には,地元弘前の建設会社と共に,わが故郷山形県
  米沢の建設会社も参加している。その修理工事の様子と,40歳の曳家職人
  石川憲太郎さんの仕事ぶりは,NHKテレビでも紹介された。
  http://www.nhk.or.jp/professional/2015/1116/index.html
  http://www.wagatsumagumi.jp/category/2017033.html
  http://www.nishimuragumi.jp/

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HCJB日本語放送 (Reach Beyond-Australia ) は明日29日,臨時の
『お便り交換の時間』 を放送する。(22日付記事を再掲)

これは,昨年12月10日と17日に放送した 『BCL対談 : 山田耕嗣氏を
偲んで』 (日本短波クラブの大武逞伯さんと赤林隆仁さんの対談番組) に
対して,沢山のリスナーからお便りや感想が寄せられたため,臨時的に
放送枠を増やすことにしたものである。
この対談番組のプレゼンテーションは,次のとおり。
http://japanese.reachbeyond.jp/Messages/Archives/ProgramNote12_2016.pdf

HCJB日本語放送は毎週末の土曜日と日曜日に放送されており,放送
スケジュールは次のとおり。
http://japanese.reachbeyond.org/SW_Schedule/SW_Schedule.html

HCJB日本語放送のトップページは次のとおり。
http://japanese.reachbeyond.org/

NASWA (The North American Shortwave Association) が主催する "2017 Winter SWL Fest" が
3月2日から4日まで,米国ペンシルベニア州で開催される。今年は30回目の記念すべき
催しとなる。

このほど公開されたスケジュールによると,今年は日本短波クラブ事務局長の大武逞伯
さんと米国在住の DXer 尾原栄さん ( ハンドルネーム : Kei@Niigata ) が講演する。
"SWLing in Japan: Past, Present and Future" と題し,日本における短波放送ファンの活動
状況などを紹介する予定となっている。
http://www.swlfest.com/forums-events/

尾原さんは,過去にも同フェスタに参加していて,ご自身のブログで紹介している。
http://shortwaverecording.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
http://shortwaverecording.blog.so-net.ne.jp/2015-03-02
http://shortwaverecording.blog.so-net.ne.jp/2016-03-01

NASWA (The North American Shortwave Association) のホームページは次のとおり。
http://www.naswa.net/

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豪ABC (Australian Broadcasting Corporation,Radio Australia の運営母体) の
短波放送が1月31日を以って廃止される見通しとなっている中,野党労働党の
Shorten 党首は26日,Turnbull 首相と会い,北部準州の住民たちがABCの短波
放送に頼っている現実を直視して,同局の短波放送を継続するよう働き掛けた。
これに対して,Turnbull 首相は,この問題に政治的な介入をすることは出来ない
としながらも,更に,関連する情報の収集に努めたいと答えた。
英 The Guardian 紙のウェブ国際版が伝えている。
https://www.theguardian.com/media/2017/jan/27/bill-shorten-calls-on-turnbull-to-save-shortwave-radio-broadcasts-in-nt

Radio Australia の短波放送スケジュールは次のとおり。
http://www.radioaustralia.net.au/international/radio/waystolisten/abc-radio-shortwave-frequency-guide.pdf

( 当ブログ過去関連記事 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35490624.html

※ Radio Australia の短波放送廃止は,オーストラリア内外から反対の意見が
  多く出されているにも関わらず,時間切れで一旦は廃止される可能性が高い。
  しかし,上述のように政治家が動き出していることもあり,実際に廃止されて,
  人々の日常生活に与える影響が明らかになれば,廃止された短波放送が
  復活する可能性も否定できないように思われる。

※ この問題に関する周辺国・地域の反応を,Radio New Zealand International が
  伝えている。
  http://www.radionz.co.nz/international/programmes/datelinepacific/audio/201827590/pacific-watchdog-worried-by-abc-stopping-shortwave
  http://www.radionz.co.nz/international/pacific-news/320866/pina-asks-abc-to-reconsider-shortwave-decision

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