(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2017年09月

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KBS日本語放送では29日,『ニュース』 の枠内で放送される 『きょうの焦点』 に,
新任スタッフと思われる,ササモトさんが出演して,原稿を読んだ。標準日本語で
語りにはメリハリがあることから,アナウンサーの経験を有していると推察される。
今月末で任期満了となる,岡留正嗣さんの後任と思われる。

KBS日本語放送の 『出演者名鑑』 には,現時点では,ササモトさんは掲載されて
いないが,近日中には掲載されて,番組の中でも自己紹介があるものと思われる。
http://world.kbs.co.kr/japanese/about/about_listener.htm

KBS日本語放送のホームページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

英BBCは26日,北朝鮮に向けた短波ラジオ放送とウェブサイトによるサービスを開始した。
しかし,この短波放送に対しては,北朝鮮から 『攻撃的な』 妨害電波が発せられているという。
米全国紙 "USA TODAY" のサイトで報じている。
https://www.usatoday.com/story/news/world/2017/09/27/north-korea-jamming-bbc-radio-service-report/707342001/

( 当ブログ過去関連記事 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35871569.html

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スイスでは,年間451フラン (約5万2千円) の公共放送受信料を廃止するよう求めた
イニシアチブ (国民発議)について,下院の国民議会は25日,これを否決した。
受信料をめぐる問題は国民投票にゆだねられることになった。
スイス公共放送協会 (SRG SSR) は日本のNHKに当たる公共放送局で,収入の75%を
ビラグ (Billag) と呼ばれる受信料が占める。

"swissinfo.ch" のサイトで報じている。
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%85%B1%E6%94%BE%E9%80%81_-%E5%85%AC%E5%85%B1%E6%94%BE%E9%80%81%E5%8F%97%E4%BF%A1%E6%96%99%E3%82%92%E5%BB%83%E6%AD%A2-%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%81%E3%83%96-%E5%9B%BD%E6%B0%91%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%81%A7%E5%90%A6%E6%B1%BA/43549404

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Radio New Zealand International (RNZI) は28日,南太平洋のバヌアツで,同国北部の
アンバエ (Ambae) 島の中央部に位置する火山が先週末に活動を活発化させ,大規模
な噴火の恐れがあることから,全島民に対して避難命令が出された,と速報した。
http://www.radionz.co.nz/international/pacific-news/340418/vanuatu-orders-mass-evacuation-from-ambae

このニュースは,RNZI の速報とほぼ同時刻に,AFP BB NEWS 日本語版のサイトでも
報じられた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3144697?cx_position=6

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英BBCは26日,北朝鮮に向けた短波ラジオ放送とウェブサイトによるサービスを開始した。
BBCはイギリス政府から日本円でおよそ438億円の助成金を得て,12か国語のサービス
を開始するとしている。
26日の初放送では,国連の潘基文 (パン・ギムン) 前事務総長が,北朝鮮とアメリカが厳しい
言葉の応酬を繰り返している責任は北朝鮮にあるとしたインタビューなどを報じた。

関連のニュースは,日本のTBSテレビ,韓国のKBS日本語放送などでも報じられた。
TBS : http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3168728.html
KBS : http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_In_detail.htm?No=65244&id=In

BBCのメディアリリースは次のとおり。
http://www.bbc.co.uk/mediacentre/latestnews/2017/bbc-news-launches-korean-language-service

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KBS日本語番組では,27日放送の 『玄海灘に立つ虹』 の枠内で,去る19日に
行われた第18回日韓文化交流基金賞の授賞式の模様を音声を交えて紹介し,
同賞を受賞した,日本語放送のプロデューサー兼アナウンサーの金恵英 (キム・
ヘヨン,愛称:コアラ) さんの喜びの声を伝えた。
この日の番組は,次のサイトで放送日と番組名を選択して,聴くことが出来る。
http://world.kbs.co.kr/japanese/audio/listen_again.htm

また,授賞式の模様は,KBS日本語班のフェイスブックでも紹介された。
https://www.facebook.com/japanesekbs/posts/1468054713250337
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35862616.html

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NHKは,このほど,『月刊 みなさまの声』 8月分を公開した。
これは,視聴者からの意見・要望に,どう対応したかを1ヵ月ごとに集約して,
経営委員会に報告するとともに,NHK内の各部署で情報を共有し,さらなる
業務改善につなげるものである。

8月分 P.13には,ラジオの国際放送に対する反響も掲載されていて,3日の
内閣改造関連ニュースに注目が集まったほか,8月に開設したインドネシア語,
タイ語のフェイスブックに好評意見が寄せられたことなどを紹介している。
『ラジオ日本』 全体への反響は2665件 (前月は2370件) だったという。
http://www.nhk.or.jp/css/report/pdf/1708.pdf

バックナンバーは次のとおり。
http://www.nhk.or.jp/css/report/index.html

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KBS日本語放送では25日,今月末で退任する岡留正嗣さんにとって,番組
パーソナリティとしては,最後の出演となる 『玄海灘に立つ虹』 を放送した。
番組では,3年間の想い出話やリスナーから寄せられたお便りなどを紹介した。

同局日本語班のフェイスブックには,岡留さんの最後の番組収録現場の様子が
アップされ,スタッフから贈られたきれいな花束に喜ぶ岡留さんの姿が紹介されて
いる。
https://www.facebook.com/japanesekbs/posts/1472125579509917

KBSのホームページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

※ 岡留さんは,26日の放送で 『きょうの焦点』 を担当していたので,今月中
  は 『玄海灘に立つ虹』 以外の番組でも,岡留さんの声を聴くことが出来る
  ようだ。

中国国際放送から送られてきたニュースレターによれば, 中日国交正常化45周年を
記念するために,神奈川県相模原市の女子美術大学美術館で 『何香凝芸術名作展』
(9月19日~29日) が開催されている。
何香凝 (1878~1972) は孫文の片腕といわれた廖仲愷の妻で,また中日友好協会
の初代会長を務めた廖承志の母でもある。東京女子美術学校を卒業した何香凝は,
中国の著名な画家で女性運動家・革命家として大きな足跡が残し,今も中国の人びと
に尊敬されている。

女子美術大学美術館のホームページは次のとおり。
https://www.joshibi.net/museum/
http://www.joshibi.net/museum/jam/17/kakogyo/index.html

中国国際放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.cri.cn/

※ 9月29日に日中国交正常化45周年を迎える。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%A8%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%A3%B0%E6%98%8E

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オーストラリアの公共放送SBSは,現在,68の言語で放送しているが,5年に一度,
放送言語などの見直しをしていて,今年11月20日にラジオサービスの改正を行なう。
同局のメディアリリースは次のとおり。
http://www.sbs.com.au/radio/radio-services-review
http://media.sbs.com.au/home/upload_media/site_20_rand_671876302_media_release_sbs_announces_changes_to_its_radio_services_to_meet_the_ne....pdf

同局のインターネット日本語放送でも23日,『SBSのラジオサービスの見直しについて』
と題して,概ね次のように解説した。
  多文化オーストラリアのニーズをより良く満たし,オーストラリアの,ますます多様化
  する社会を反映するため,SBSは,ラジオサービスの改正を発表しました。
  最新の国勢調査では,約487万人が家庭で,英語以外の言語を話していることが
  わかりました。今回の改正は,この国勢調査結果と,SBSの聴取調査結果を踏ま
  えたものです。
  現在68の言語で放送していますが,今回,チベット,ロヒンギャ,モンゴルの人々
  などが話す7つの言語を新たに加える一方,ドイツ,ノルウェー,マオリ,フィージー
  の人々が話す12の言語は打ち切りとなり,他のいくつかの言語は放送時間が減少
  します。
  なお,この改正は11月20日から実施されますが,日本語放送は現状維持で,毎週
  3回,火,木,土に1時間づつ放送します。

23日の日本語放送での詳細解説は,次のサイトで,放送開始から15分ほど経過した
時点から聴くことが出来る。
http://www.sbs.com.au/yourlanguage/japanese

※ このニュースは,RNZI のサイトで23日に報じられて,初めて知った。
  RNZI は,太平洋地域諸国の言語が削減されることを中心に報じているが,実際は
  新たに加わる言語の番組もあり,限られた放送時間枠の中で,如何に調整するかは
  SBSにとっても苦渋の決断だったと思われる。
  http://www.radionz.co.nz/news/pacific/340037/australia-s-sbs-drops-pacific-language-programmes
  

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