(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2017年12月

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ナポリ国立考古学博物館で観たかったのは、何と言っても、「アレクサンダー・モザイク」 と
呼ばれる画である。紀元前333年、マケドニアのアレクサンダー大王が、ダレイオス3世が
率いるペルシア軍を屈服させた 「イッソスの戦い」 を描いた画である。

この歴史上の英雄を描いた絵は、中学・高校の教科書にも載っていたので、よく記憶している。
教科書に載っていた絵の写真は、縦・横数センチの大きさだったが、ホンモノを目の当りにして、
その大きさと迫力には圧倒されてしまう。

縦が約3m、横が約6mの画は、小さな大理石を並べて完成させたモザイク画で、ナポリ近郊の
ポンペイの遺跡群から発掘されたものだと言われている。豪邸 「ファウノの家」 の床を飾って
いたという。

アレクサンダー大王の雄姿には、剥がれ落ちている部分があり、この画の隣には、解説文とともに、
完全な絵はこんなものだったろうという、復元図みたいなものが展示されている。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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中国国際放送で、毎週水曜日に放送されているお便り紹介番組 「中日交流カフェ」
でパーソナリティを務めている王洋さんが、今月いっぱいで同番組を降板する。
王洋さんは、梅田謙さんと組んで、同番組を担当してきた。
12月27日の同番組で、王洋さんは概ね次のように語った。
  私は、水曜日のレギュラー番組 「中日交流カフェ」 を担当するのは、今年
  いっぱいとなります。
  残念です。この番組を担当して3年くらいになりますが、名残惜しいです。
  新年特別番組のうち、「キーワードチャイナ&交流カフェ・スペシャル」 を
  担当しますので、お別れのあいさつは、その際に、正式にさせていただきます。
  「中日交流カフェ」 は離れますが、ニュース番組などは、今後も担当しますので、
  引き続き、よろしくお願いいたします。

中国国際放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.cri.cn/

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ナポリ国立考古学博物館を訪ねた。
南イタリアで最も重要かつ興味深い考古学博物館と言われている。
所蔵品は 「ファルネーゼ・コレクション」 と呼ばれ、ギリシャ・ローマ時代の大理石彫刻や、ポンペイ
遺跡などから発掘されたものが展示されている。

展示品の中で、有名なものの一つが、「ファルネーゼのヘラクレス」 である。
古代ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの彫像で、紀元前4世紀ころの作品と言われ、ローマのカラカラ
浴場の遺跡から発掘されたものだという。高さが約3メートルあり、その大きさに圧倒される。
後ろに回した、右手には 「ヘスペリデスのリンゴ」 を3個持っている。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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KBS日本語班から、放送局のロゴ入りトートバッグが送られてきた。
先に実施されたアンケート調査に答えたので、その記念品と思われる。
同局からは、昨年もトートバッグをプレゼントされていて、家族で重宝
している。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35378149.html

KBS日本語放送のホームページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

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ナポリで、「ケーブルカー」 と聞いて、観光客向けのものと想像していたが、
実際に乗車してみると、ナポリ市民の生活の一部となっていて、通勤客などの
足として、市民生活に密着しているように思われた。
改めて、ガイドブックを読むと、ナポリの街の西側は丘陵地帯となっていて、
そこに、4路線のケーブルカーが走っているという。

ランチを食べた後、近くのケーブルカー駅に向かった。
「ヴォメロの丘」 から、ナポリの街並みとヴェスヴィオ山を眺めるためである。
「一日共通券」のチケットを、刻印機に入れて、チェックを受ける。
プラットホームには30人ほどの乗客が、折り返し運転のケーブルカーが到着
するのを待っていた。姿・形だけで断定することはできないが、乗客の中には、
観光客だけではなく、買い物袋を持った、この地域で生活していると思われる、
おじちゃん、おばちゃんもいるように見えた。

ケーブルカーに約15分ほど乗ると、終着駅である。
「ヴォメロの丘」 に到着したと思ったが、更に、ここから15分ほど、坂道を
登って行かなければならない。坂道が急なところには、露天のエスカレーターが
設置されているので、シニアには有り難い。

この地域は、高級住宅地の趣きで、大きな住宅やマンションが並んでいる。
ここに住んでいる人たちは、毎日、毎晩、ナポリ湾を眺め、夜景を楽しんで
いるのだろうと思うと、何か、羨ましく思えてきた。

途中、スーパーマーケット 「CO-OP」 があったので、店内に入ってみた。
ワインコーナーで、美味しそうなワインを見つけたので、2本買った。一緒に、
コテージチーズも買った。

ようやく 「ヴォメロの丘」 の標識が出てきたが、眺望スポットまでは、更に、
入り組んだ路地を、数分間歩かなければならない。

特別の展望台があるわけではないが、歩道の何ヵ所かに 「眺望スポット」 があり、
観光客がパチパチ写真を撮っている。観光バスも数台、停まっている

苦労した甲斐があって、ここからの眺めは最高である。
眼下にナポリの街並みが見える。右手には、ナポリ湾の向こうにヴェスヴィオ山を
望むことができる。惜しむらくは、雲が多く、靄もかかっている。
それにしても、ここからの夜景は、きれいだろうなあと思われた。

そう言えば、諸説あるが、ナポリの夜景は、世界三大夜景の一つと言われることも
あるらしい。

個人の旅行客が、夜、ここに来ることは、かなり危険と思われる。
観光バスなどに乗って、グループ旅行に参加する方法もあるのだろうが、それでも
夜間の外出は危険だろうと思い、諦めた。

この日の夜は、CO-OPで買ったワインとチーズで晩酌しながら、昼間、眺めてきた
ナポリの街に灯りがともり、宝石のようにキラキラ輝いているだろう風景を想像した。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

KTWR日本語放送フレンドシップ・ラジオでは、26日で年内の短波関係の業務を終了し、
1月8日(月)までの期間、メールサーバーを閉鎖するため、公開しているアドレス宛に
メールを送っても、同局には着信しないと告知している。
http://friendshipradio.net/ktwr.htm#pageLink01

また、12月31日番組内にて、「12月24日番組以前の受信報告書とお便り」・「12月31日
番組への受信報告書とお便り」・「1月7日番組への受信報告書とお便り」の扱いについて
説明するという。

同局の番組は,毎週日曜日夜9時15分からの30分間,7500kHz で放送されている。

同局のホームページは次のとおり。
http://friendshipradio.net/ktwr.htm

米国のオバマ前大統領は、27日に英国BBCラジオで放送されたインタビューで、
「ソーシャルメディアを使ったコミュニケーションは社会を分裂させる恐れがあり、
各界の指導者らは人々が個人の偏った見方で満足してしまわないようにしなければ
ならない」 と述べた。
ロイター通信が報じている。
https://jp.reuters.com/article/britain-obama-idJPKBN1EL1TH

BBCのサイトは次のとおり。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-42491638

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「坂道のある街は良い街だ」 と聞いたことがある。
日本の函館、アメリカのサンフランシスコやシアトル。
ここ、イタリアのナポリも、「坂のある街」のようだ。

レストランを出て、大通りを歩いていると、左手の路地の向こうに、「あっ!」と驚く
風景が見えた。ナポリ湾に向かって下っていく路地の向こうに、ヴェスヴィオ山の稜線
が見えている。
写真撮影が上手くないので、想い出の写真としては不合格であるが、しっかりと自分の
目に焼き付けた、あの風景は、一幅の絵を観るようだった。

この大通りを、もう少し歩くと、右手にケーブルカーの乗り場がある。
このケーブルカーで丘の上に上って行けば、ナポリの街が一望でき、その眺めは、一層
素晴らしいものであるはずだ。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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中国国際放送日本語部は,大晦日から新年1月4日まで放送する
「ゆく年くる年」,「紅白歌比べ」 などの特別番組の詳細を、同局
のホームページに掲載した。
http://japanese.cri.cn/781/2017/12/21/Zt147s268129.htm

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19世紀後半に建設されたという、「ガレリア」と呼ばれるパブリックスペースを
訪ねた。四方に延びるアーケードが十字に交わる中央の天井部分は、ガラスと鉄骨
で造られた、高いドームになっている。

現在は、豪華なショッピングセンターになっているとのことだが、改装中であるため
か、それとも日曜日の午前中だったからであろうか、人出は少なく、閑散としていた。

しかし、屋根付きのアーケードから、一歩外の通りに出ると、そこは、ナポリっ子と
お上りさん、海外からの旅行客でいっぱいであった。ランチを食べたいと思ったが、
通りに面したレストランは、ちょうど昼時で、どこも満員である。少し静かな路地に
入れば、適当なお店が見つかるかなと思い、ある横丁に入ってみた。

ピザを食べようと思って、お店を探していると、方々から呼び込みの声が飛んでくる。
しかし、これと言ったお店が見つからず、迷っていたところ、小綺麗な佇まいのお店が
見つかり、中を覗き込んでいると、男性スタッフが店から出てきて、笑顔で、「ニイハオ」
と声を掛けてきた。「こんにちは」と返すと、「オー、ジャパニーズ!」 と言って、店内
に案内してくれた。

メニューを見ても、イタリア語では、まったくチンプンカンプン。
一つ、二つの単語を頼りに、連れ合いは、ニョッキの料理を、私はビーフステーキを頼んだ。
どんなものが出てくるのか不安だったが、テーブルに運ばれてきた料理は大変美味しいもので、
大満足、満腹となった。それにしても、ビールを一杯飲みたかった。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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