呼ばれる画である。紀元前333年、マケドニアのアレクサンダー大王が、ダレイオス3世が
率いるペルシア軍を屈服させた 「イッソスの戦い」 を描いた画である。
この歴史上の英雄を描いた絵は、中学・高校の教科書にも載っていたので、よく記憶している。
教科書に載っていた絵の写真は、縦・横数センチの大きさだったが、ホンモノを目の当りにして、
その大きさと迫力には圧倒されてしまう。
縦が約3m、横が約6mの画は、小さな大理石を並べて完成させたモザイク画で、ナポリ近郊の
ポンペイの遺跡群から発掘されたものだと言われている。豪邸 「ファウノの家」 の床を飾って
いたという。
アレクサンダー大王の雄姿には、剥がれ落ちている部分があり、この画の隣には、解説文とともに、
完全な絵はこんなものだったろうという、復元図みたいなものが展示されている。
( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l