(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2018年02月

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2018年3月の主な動きや歴史などを見ると,次のようなものがある。
これらの関係国から送られてくるニュースや解説番組,特別番組などに
注目したい。

3月 1日(木) 韓国 「三 ・ 一独立運動」 記念式典 (ソウル)
3月 1日(木) エイズ差別ゼロの日
3月 3日(土) 民放ラジオの日
3月 3日(土) ワシントン条約締結から45年
3月 4日(日) イタリア総選挙
3月 4日(日) スイス国民投票 (公共放送受信料の廃止の是非)
3月 4日(日) 米アカデミー賞授賞式
3月 5日(月) 中国全国人民代表大会開幕
3月 5日(月) スターリン没後65年
3月 6日(火) 「ロシアの声」 元日本語課長レーピンさん没後5年
          https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2013_03_06/107154775/
3月 8日(木) 国際女性の日
3月 8日(木) マレーシア航空機消息不明から4年
3月 9日(金) ピョンチャン(平昌)冬季パラリンピック開幕
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3月11日(日) 東北地方太平洋沖地震・東電福島原発事故から7年
3月11日(日) 米国が夏時間入り (米東部と日本の時差が13時間に)
3月11日(日) 香港立法会補欠選挙
3月12日(月) ユーロ圏財務相会合 (ベルギー・ブリュッセル)
3月13日(火) EU財務相理事会 (ベルギー・ブリュッセル)
3月16日(金) 「朝鮮の声」 海外向け放送開始記念日
3月18日(日) ロシア大統領選挙
3月19日(月) G20財務相・中央銀行総裁会議 (アルゼンチン・ブエノスアイレス)
3月20日(火) 地下鉄サリン事件から23年
3月20日(火) 米国イラク戦争開戦から15年
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3月21日(水) イランの新年・ノウルーズ
3月21日(水) 国際ノウルーズ・デー
3月21日(水) 国際人種差別撤廃デー
3月21日(水) 国際森林デー
3月21日(水) 米連邦公開市場委員会 (FOMC) 声明発表
3月21日(水) 米連邦準備制度理事会 (FRB) 議長会見
3月22日(木) NHK放送記念日
3月22日(木) EU首脳会議 (ベルギー・ブリュッセル)
3月24日(土) 著しい人権侵害に関する真実に対する権利と犠牲者の尊厳のための国際人権デー
3月25日(日) 欧州各国が夏時間入り (英との時差は8時間,仏独伊とは7時間に)
3月26日(月) 韓国哨戒艦 「天安」 沈没事件から8年
3月28日(水) スリーマイル島原発事故から39年
3月29日(木) 英国のEU離脱通告から1年
3月31日(土) ダライ ・ ラマのインド亡命から59年

注1) 台湾国際放送は,3月1日から朝の時間帯の放送開始時刻を変更する予定。
    http://japanese.rti.org.tw/whatsNew/?recordId=27313

注2) パナソニック(株)は、3月7日に創業100周年を迎える。
     https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36013180.html

注3) 長野県松本市にある日本ラジオ博物館では、3月17日から来年の1月11日まで
    特別展 「おもしろラジオの世界」 を開催する。
    http://www.japanradiomuseum.jp/2018novelty.html

注4) BS民放5局 (BS日テレ/BS朝日/BS-TBS/BSジャパン/BSフジ) は、
    「BS民放5局特別企画 池上彰の5夜連続 BIG対談」 を、3月18日から5夜
    連続で放送する。共通プレゼンターは、ジャーナリストの池上彰さん。
    https://news.walkerplus.com/article/135127/

注5) 3月下旬には,周波数を変更する放送局がある。
    周波数を変更する放送局は,事前に番組の中でアナウンスしたり,ホームページで
    発表するので,注意したい。

注6) 上記画像は、韓国KBSの2018年3月のカレンダーに使用されている写真である。
    この写真については、3月1日の 「玄界灘に立つ虹」 で解説される見込み。

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大統領府 (クイリナーレ宮殿)から、みやげ物屋などが並ぶ狭い坂道を降りていくと、
トレビの泉が現れる。
元々は、古代ローマの時代に皇帝アウグストゥスが作らせたもののようだが、その後も
何回か改造され、修復されたという。中央には、海、泉や河川を司る神ネプチューンが
立っている。

ここはローマでも有数の観光名所で、世界中からやって来た大勢の観光客で溢れていて、
様々な言語が飛び交っている。まさに 「人種のるつぼ」 と言った感じである。
泉を見下ろすように半円形の階段状になった見学スペースがあり、そこで、人々は
「へえっ、ここがトレビの泉か!」 という想いで見ている。

われわれが訪ねた日の3週間ほど前には、一人の男がトレビの泉に赤い染料を投げ
入れるという事件が発生したことが報じられ、見学できるかどうか心配していたが、
この日は、既に洗浄作業は完了していて、池の水はきれいに澄んでいた。
https://jp.reuters.com/article/trevi-idJPKBN1CW0OT

後ろ向きになって、コインを池に投げ入れると、再びローマに帰ってくることが出来ると
言い伝えられているが、2年前に訪れた時は、改装工事中で噴水が止まり、池は空っぽ
だったため、コインを投げ入れることが出来なかった。
今回はコインを投げ入れることが出来たので、いつか、また、ローマに来ることが出来る
かも知れない。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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VOA(Voice of America) は米国の宣伝放送と言われながら、「民主主義と自由の国」
から短波で放送される番組を聴くことは、「戦後民主主義の国」 のリスナーにとっては、
目が眩むほどに魅力的なものであり、世界に目を向けさせる契機となった。

しかし、VOA日本語放送を聴いていた、1960~70年代に比べると、今日では、
米国も日本も、政治・経済・社会状況が大きく変化し、世界の諸国が抱える問題も複雑・
多様化してきている。従って、VOAの存在意義は益々高まってきていると言える。

1970年2月28日、VOA日本語放送は、最後の番組を放送した。
あれから48年の歳月が流れた。
「VOAファン」 のリスナーとしては、毎年、この日は、特別の感慨を持って迎える。
特に、今年は、今月半ばに、米国在住の短波放送愛好家で、当ブログにもコメントを
書き込まれる、ハンドルネーム AR7030PLUS さんがVOAスタジオツアーに参加して、
有意義な体験をしたという知らせを聞き、羨ましい想いとともに、VOAについての
様々な想いが、頭を駆け巡っている。

VOAのジャーナリストとしての遵守精神について、次のサイトで解説されている。
https://www.insidevoa.com/p/5831.html

また、VOA憲章については、次のサイトで解説されている。
https://www.bbg.gov/who-we-are/oversight/legislation/voa-charter/
https://www.bbg.gov/2016/07/12/voice-america-marks-40th-anniversary-charter/

VOA(Voice of America)のホームページは次のとおり。
https://www.voanews.com/

( 当ブログ過去関連記事 )
◆ 懐かしの資料(66) VOA日本語放送回顧(1)
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/20907965.html
◆ 懐かしの資料(67) VOA日本語放送回顧(2)
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/20908014.html
◆ VOA日本語放送終焉44周年
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33525267.html
◆ 「VOA日本語」 余話
  http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33531572.html

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韓国KBS理事会は26日、KBSの信頼を損ねたことや金品授受疑惑
などで解任されたKBS社長の後任に、同局ディレクターのヤン・スン
ドンさんを内定した。公募に応募した13人から絞りこんだ。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=67049&id=Dm

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イタリア大統領府 (クイリナーレ宮殿)は、中庭が奇麗に手入れされている
ことでも有名である。
われわれが見学したのは午前中で、未だ陽射しが強くなる前だったので、
芝生と木々には朝露が残っていて、緑が一層眩しく見えた。
そして、見晴らし台に移ると、遠くにバチカンの聖堂を望むことが出来た。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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「朝鮮の声」 日本語放送は、25日に放送されたお便り紹介番組の中で、
「朝の6、7、8時台の放送を、どのような方が聴いているのか」 という
リスナーからの質問を紹介し、概ね次のように答えた。

仕事で忙しい人たち、勉学で時間の足りない生徒・学生たち、自分の業務と
共にいろいろなことで時間の取れない社会活動家、他の国と行き来している
ビジネスマンなど、各層の人々が 「朝鮮の声」 放送を聴取しています。
いつも忙しい日々を送っている、これらの方々は朝の食事を準備しながら、
また、食事をとりながら、更に、出勤の途中でネットカフェに立ち寄って、
放送を聴いておられます。そして、受信報告をお寄せになっています。
太陽が光輝く船の上で、朝の放送を聴いておられるリスナーもいれば、他の
国へ出張中に、ホテルの中で朝の放送を聴いて、受信報告書をお寄せになる
リスナーも大勢います。
つまり、現在、大学に通うか、職場の仕事で忙しい方々は、朝の時間を利用
して、「朝鮮の声」 の朝の放送を聴いているわけです。
いくら時間がなくても、「朝鮮の声」 放送を、生活の親しい道連れ、なくては
ならない大事なパートナーとみなしておられる、このようなリスナーの皆さん
は、「朝鮮の声」 放送の貴重な友人と言えます。

同局の放送スケジュールは次のとおり。(時刻表示は日本時間)
06:30-07:30 JST   7580, 9650, 621 kHz
07:30-08:30 JST     同    上
08:30-09:30 JST     同    上
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16:30-17:30 JST   6070, 7580, 9650, 621 kHz
17:30-18:30 JST     同    上
18:30-19:30 JST     同    上
19:30-20:30 JST     同    上
20:30-21:30 JST     同    上
21:30-22:30 JST     同    上

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イタリア大統領府 (クイリナーレ宮殿) には、絢爛豪華な装飾が施され、貴重な
文物が陳列展示されている。
われわれが、今回、大統領府を訪問した理由の一つは、慶長遣欧使節団を率いて
ローマを訪問した支倉常長の肖像画を観ることだった。
1615年に、仙台藩主・伊達政宗の命を受けた支倉常長ら慶長遣欧使節団が、
教皇パウロ5世拝謁のためローマを訪問した。

支倉常長の肖像画は 「王宮の間」 と呼ばれるところに掲げられていると聞いて
いたが、その広間には何枚もの絵が掲げられており、見つけるのに苦労した。
残念ながら、支倉の肖像画は見学者コースからは見難いところにあり、斜め下方
からしか撮影できなかった。
上記写真の、6人ほどが描かれている中の、手前左側で頬杖をついているような
仕草をしている人物が支倉常長である。

支倉常長は、ローマに向かう途中、スペインのコリア・デル・リオという小さな町に
立ち寄った。その町の川辺に支倉の銅像が建てられている。
われわれは2012年に、その町を訪ねた。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/31382202.html

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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パスポートの残存有効期間が3ヵ月を切ったので、新しいパスポートへの
切替申請を行ない、このほど発給された。
10年前に発給されたパスポートとほぼ同じものであるが、最終頁見開きの
左側頁に、「万一、海外で危険に遭遇した場合には、現地大使館か外務省に
連絡せよ」 とのお知らせが載っているのが目に留まった。旧のパスポート
には記載されていなかった。
この10年の間に、海外で事件・事故に遭う可能性が高まってきたことを
反映したものと思われる。
「お知らせ」 の頁には、次のような関連ホームページのURLなどが記載
されている。
◆外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◆「たびレジ」ホームページ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
◆外務省電話番号
+81-3-3580-3311

なお、「お知らせ」 の頁では、外務省海外安全ホームページの具体の内容は
解説されていないが、同サイトでは、電話もインターネットも通じなくなった
場合に備え、「短波ラジオの重要性を見直してください」 と案内されている。
http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_tanpa.html

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待ちに待ったイタリア大統領府 (クイリナーレ宮殿)の見学も、見学日を勘違い
して申し込んでしまったことから、入館できないのではないかと危ぶまれたが、
見学担当のスタッフの配慮によって、無事に入館することが出来た。

臨時的な措置だったこともあり、スペイン語の団体客のグループに入れられた。
言葉が解らないので、グループの一番後ろにつき、ガイドさんの説明は聞き流して、
館内の建築様式や装飾などに目をやっていると、20人くらいのグループだったが、
その中に年配の男性がいて、彼は 「英語が解るか?」 と言って来たので、「少々」
と答えた。

見学のスタートは、視聴覚室で大統領府の沿革や宮殿の全体像について解説する
DVDを視ることだったが、彼が係員に頼んでくれたおかげて、イヤホン付きの
音声ガイド端末を借りて、英語での解説を聴くことができ、有難かった。

宮殿の回廊を歩いていると、タッ、タッ、タッという靴の音が聞こえてきた。
一瞬、「何事か!」 かと、びっくりしたが、振り向くと、衛兵の交替であった。
4人の衛兵が凛々しい姿で営舎から出てきた。このうち、2人は宮殿の正面入口に、
他の2人は宮殿内にある宝物陳列室の警備に当たるのだと思われたが、われわれは
既に官邸内の見学が始まっていたので、衛兵の交替式は観ることが出来なかった。

大統領府 (クイリナーレ宮殿) について、ガイドブックでは次のように解説されて
いる。
1583年、ローマ教皇グレゴリウス13世の夏用の住居として建設されたもので、
ローマにある7つの丘の中で一番高いクイリナーレの丘に建つ、謂わば「イタリア
版ホワイトハウス」 である。
ローマ教皇、イタリアに侵攻したナポレオン、イタリアを統一したサヴォイア王家
など、時の最高権力者は、常にクイリナーレ宮殿を選んで、住んできた。
イタリアでは、1946年に王制が廃止されて共和制となってから現在に至るまで、
ほとんどの大統領が、この宮殿を大統領官邸として使ってきている。
クイリナーレ宮殿は、16世紀以降、常にこの国の政治的中心地であった。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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Radio Canada International (RCI) の運営母体である、カナダの公共放送CBCでは、今、
劇的な変化が起きようとしている。政府拠出資金の削減などから、2012年に大規模な予算削減
が実施された後、モントリオールのCBCビルを売却して、駐車場跡に建設される小さなビルに、
番組制作センターが移転するなどの動きもある。
その影響で、同局の音楽ライブラリーを閉鎖し、コレクションはデジタル化することが検討されて
いて、約20万枚のCDや数千枚の貴重なLPレコードの大半が破壊・廃棄される見通しとなった
ことから、論議を呼んでいるという。

Radio Canada International のサイトで紹介している。
http://www.rcinet.ca/en/2018/02/23/public-broadcaster-music-library-closing-cds-to-be-digitised-destroyed/

奇しくも、Radio Canada International (RCI) は25日、73回目の放送開始記念日を迎える。
残念ながら、現在は、短波で同局の放送を聴くことはできない。
http://www.rcinet.ca/rci70-en/

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