(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2018年04月

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韓国国防部は30日、軍事境界線付近で北朝鮮向けの宣伝放送のために設置して
いた拡声器を5月1日に撤去すると発表しました。
27日の首脳会談後に発表した 「板門店宣言」 に基づく最初の措置である。
KBS日本語放送が報じた。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_IK_detail.htm?No=67802&id=IK

( 当ブログ過去関連記事 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36118584.html

◆ 韓国に続き、北朝鮮が設置している宣伝放送の拡声器が、いつ撤去されるのか
  注目される。
  https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36119793.html

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「朝鮮の声」 日本語放送は、30日放送のニュースで,5月5日から北朝鮮の標準時間を
30分早めると報じた。
ニュースの内容は,概ね次のとおり。
  朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会は、次のように決定しました。
  1.平壌 (ピョンヤン) 時間を東経135度を基準経度とする、9経帯時 (現在の
    時間より30分進んだ時間) に是正する。
  2.平壌時間は、主体 (チュチェ) 107年,2018年5月5日から適用する。
  3.朝鮮民主主義人民共和国内閣と関係機関は、この政令を実行するため実務的
    対策を講じる。

「朝鮮の声」 日本語放送のホームページは次のとおり。
http://www.vok.rep.kp/CBC/index.php?CHANNEL=5&lang=

( 当ブログ過去関連記事 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/34673053.html
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36124720.html

◆「朝鮮の声」 日本語放送は、3月25日から夏の周波数に変更した模様であるが、
  現時点に至るも、昨年秋に変更された周波数と、現在の 「平壌時間」 による
  放送スケジュールをアナウンスし続けている。
  5月5日からは、新しい 「平壌時間」 による放送時間と周波数のアナウンスが
  流れるのか注目される。
  現在の周波数は、次のとおりと思われる。
  06:30-07:30 JST  9650, 11865, 621 kHz
  07:30-08:30 JST       同    上
  08:30-09:30 JST       同    上
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  16:30-17:30 JST  6070, 9650, 11865, 621 kHz
  17:30-18:30 JST       同    上
  18:30-19:30 JST       同    上
  19:30-20:30 JST       同    上
  20:30-21:30 JST       同    上
  21:30-22:30 JST       同    上
◆ 当地 (東京・多摩北部) では、11865kHz と9650kHz が聞こえているが、
  断続的に停波することがある。

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日本でBCLが最も盛んだった1970年代後半から約10年間、「モスクワ放送」
(「スプートニク」、「ロシアの声」 の前身) でアナウンサー兼翻訳員として働き、
「ミッドナイト・イン・モスコー」 など数々の人気番組を制作した、西野肇さんが
出演するトーク・イベント 「魅惑のソ連★大衆音楽」 が、5月5日に東京で開かれる。
西野ファンのリスナーからは 「伝説のアナウンサー」 と呼ばれている西野さんが、
モスクワ放送に勤務していた時代の仕事や、当時のソ連の若者たちの風俗や音楽
などについて語る。
詳細は次のとおり。
https://www.facebook.com/events/200943390693805/

※ この情報は、「モスクワ放送」 時代からの熱心なリスナーで、ロシアの文化・音楽に
  詳しい蒲生昌明さんからいただきました。 興味深い情報,有難うございます。

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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は南北首脳会談の際、韓国よりも30分遅い
北朝鮮の標準時を韓国に合わせて同じにすると表明したという。
共同通信が報じている。
https://this.kiji.is/363145756192506977?c=39546741839462401

( 当ブログ過去関連記事 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/34673053.html

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「ベトナムの声」 日本語放送は29日、放送開始55周年を迎える。
これを記念して、同局では特集番組を放送する。
26日に放送された 「おしゃべりタイム」 の中で、概ね次のように
告知した。

  4月29日は、日本語放送開始55周年記念日です。
  日本語放送は1963年4月29日に開始しましたが、これまで、
  ベトナムと日本を結びつける架け橋としての役割を果たしてきたと
  評価されています。
  55周年という記念すべき節目となるため、特集番組を今週日曜日
  (29日) に放送する予定です。番組の中では、日本語放送の発展
  の道のりや、リスナーの支持、支援、感想などをご紹介します。
  特に、長くベトナムに在住している2人の日本人のリスナーをお迎え
  して、この番組を進行します。
  リスナーの皆さん、どうぞご期待ください。

◆「ベトナムの声」 日本語放送のホームページは次のとおり。
  http://vovworld.vn/ja-JP.vov

◆ 放送スケジュール等は次のとおり。
  http://vovworld.vn/ja-JP/introsection.vov

◆ この日の放送は、次のサイトで聴くことができる。
  番組には、少年時代に 「BCLブーム」 を経験し、現在は現地で
  ビジネスを展開している、日本人リスナーも出演している。
  http://vovworld.vn/ja-JP/一週間分の番組/2018年4月29日-640522.vov

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KTWR日本語放送フレンドシップ・ラジオでは、HPトップページの映像ショーが
注目されている。リスナーから届いた、自慢の受信機が動画と静止画で編集した
「BCLラジオ友だちの "いろんなラジオたち"」 を紹介している。
中には、受信音入りの動画もあり、視るものを興奮させる。
http://friendshipradio.net/ktwr.htm

フレンドシップラジオでは、4月から番組の運用等を変更し、特別の場合を除き、
原則として、ベリカードは発行しないこととなったが、番組に対する感想やお便
りを送ったリスナーには返信メールが届き、パーソナリティからの感謝の心が
込められた Thank you - card が添えられている。
( 画像・上が、2018-04-22 番組感想に対する Thank you - card )

フレンドシップラジオ宛のお便りとは別に、正式の受信報告をグアムのKTWR局
宛に、次の Online を通じて送ったところ、上記画像のような e-QSL card が送ら
れてきた。 ( 画像・下が、2018-04-22 受信報告に対する e-QSL card )
http://www.twr.asia/online-qsl-form

なお、Online で受信報告を送る場合は、受信地の緯度・経度を記入することが求め
られるので、次のサイトが参考になる。
https://www.geocoding.jp/

詳細は、同局ホームページ中段の 「A18シーズンの番組運用について(2018.3.18)」 を
参照すること。
http://friendshipradio.net/ktwr.htm

同局の番組は,毎週日曜日夜9時15分からの30分間,7500kHz で放送されている。

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韓国の文在寅 (ムン・ジェイン) 大統領と北朝鮮の金正恩 (キム・ジョンウン) 朝鮮労働党委員長
の歴史的な南北首脳会談が実現した。

韓国のKBS日本語放送は、27日17時からのニュースで、当然のことながらトップで関連ニュース
を伝えた。また、これに先立ち、ホームページでは同日午前から、関連ニュースを頻繁に更新している。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

一方、北朝鮮の「朝鮮の声」日本語放送は、27日16時半からのニュースのトップで、キム委員長が
首脳会談のため同日未明にピョンヤンを発ったと伝えたのみで、会談の様子などは報じていない。
会談内容の第一報が、どの時間帯で報じられるのか、注目される。
http://www.vok.rep.kp/CBC/index.php?CHANNEL=5&lang=

( 2018-04-28 17:45 情報更新 )
韓国のKBS日本語放送は、27日21時からのニュース以降、「両首脳が午後6時頃、共同宣言に署名
した」と伝えた他、「金曜座談会」 特別番組の最後に共同宣言の主な内容を盛り込むなど、番組の一部を
組替えて放送した。 また、ホームページでも、続報をひんぱんに更新している。
http://world.kbs.co.kr/japanese/

また、北朝鮮の 「朝鮮の声」 日本語放送は、28日16時半からのニュースで、前日の南北首脳会談の
模様と共同宣言の詳細を、初めて報じた。
ただし、ホームページには、現時点に至るも、首脳会談や共同宣言の詳細記事を掲載していない。
http://www.vok.rep.kp/CBC/index.php?CHANNEL=5&lang=

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NHKは,このほど,「月刊 みなさまの声」 2018年3月分を公開した。
これは,視聴者からの意見・要望に,どう対応したかを1ヵ月ごとに集約して,
経営委員会に報告するとともに,NHK内の各部署で情報を共有し,さらなる
業務改善につなげるものである。

3月分 P.12には,ラジオの国際放送に対する反響も掲載されている。
日本年金機構の業務再委託問題、韓国と北朝鮮の南北首脳会談に関するニュース、
「3・11」 関連の特集番組などに反響が寄せられたと紹介している。
「ラジオ日本」 全体への反響は2881件 (前月は2455件) だったという。
http://www.nhk.or.jp/css/report/pdf/1803.pdf

バックナンバーは次のとおり。
http://www.nhk.or.jp/css/report/index.html

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中国国際放送は4月から、中国語講座 「47都道府県で実践! 中国語」 を新設し、
毎週、火曜日と木曜日に放送している。この講座は、1都1道2府43県をテーマに
して、中国人との実践会話を学ぶもので、4月は 「東京編」 を放送し、5月からは
「北海道編」 に移る。
http://japanese.cri.cn/782/2015/10/20/141s242461.htm

この番組は、次の二人のアナウンサーが担当している。
張 怡康 : http://japanese.cri.cn/2201/2016/08/30/181s253038.htm
梅田 謙 : http://japanese.cri.cn/2201/2016/08/30/181s253019.htm

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米国 Radio Free Asia (RFA) から届いた電子メールによれば,同局では新しい
ベリカードを発行する。カードの写真は,ドイツにある IBB Lampertheim 中継送信
施設のアンテナ群である。2018年5月~8月の受信報告に対して発行される。

IBBは、International Broadcasting Bureau の略で、IBBを含む米国政府の海外
向け放送の監理組織の詳細は、NHK放送文化研究所編 「放送研究と調査」(2014
年5月号) で解説されている。
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2014_05/20140501.pdf

Radio Free Asia のホームページは次のとおり。
http://www.rfa.org/english/

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