(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2018年10月

イメージ 1

米VOA (Voice of America) の英語放送は、10月28日から有効の周波数を
ホームページで告知した。今春、同放送の周波数サイトは更新されなかったので、
一年ぶりに更新されたことになる。
https://www.voanews.com/p/6212.html

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

オーストラリアの Reach Beyond Australia から、新しい日本語番組が放送されている。
平日、日本時間7時30分から8時まで、15410kHzで送信されている。
毎週末の土曜日と日曜日は、この時間帯は同じ周波数で、尾崎一夫さんが制作する
HCJB日本語番組が放送されている。

当ブログでは10月16日、Reach Beyond Australia の周波数変更情報を紹介し、この
中で 「平日も日本向け番組があるように見える」 と指摘したが、実は、私自身は懐疑的
だった。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36287070.html

ところが、この記事をご覧になった Geyser2016 さんから、「昨年秋から、朝の日本語放送
と同じ周波数かつ同じ時間に、英語放送が設定されていた」 とのコメントをいただいた。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36287070.html#36289601

実際に、私が10月25日および26日に受信した限りでは、Geyser2016 さんの情報の
とおり、前半15分が 「スポットライト」、後半は聖書の解説といった、英語番組が放送
されていた。

10月30日になると、Geyser2016 さんと同様、当ブログをご覧になっている Matsunaga
さんから、フェイスブック上の受信情報を引用しながら、Reach Beyond Australia の新しい
日本語番組に関する情報をいただいた。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36287070.html#36300278

早速、翌日31日の朝、7時30分から8時まで、15410kHzを受信したところ、日本語番組
が放送されていることを確認した。
音楽と笑いカワセミの鳴き声にのせて、"Reach Beyond Australia" の局名アナウンスが流れ、
それに続いて、日本語の番組が始まると、概ね次のようなアナウンスが流れた。

  お元気でいらっしゃいますか。 「いのちのみことば」 の時間です。
  この番組は、世界110ヵ国語に翻訳され、1967年から40年以上にわたって愛されて
  いる、〇〇神学博士 (名前は聴き取れず) によるラジオ番組 "True The Bible" を基に、
  日本語訳されたものです。旧・新約聖書66巻の学びをお届けしています。

  聖書本文に入る前に、「聖書を理解するためのガイドライン」 と題して、10回の番組を
  お楽しみいただいております。
  きょうは、その第3回目、「聖書は神から与えられたものであると、どうしてわかるか — 第2部」
   です。お話は、ラジオ牧師、フクダヒロユキ (漢字体は不詳) さんです。

また、番組の終了部分では、概ね次のようなアナウンスが流れた。
  番組では、あなたからのご意見、ご感想、聖書に関するご質問をお待ちしております。
  お便りの宛先は、592-8345 大阪府堺市浜寺昭和町4-462
  浜寺聖書教会 「いのちのみことば」 係
  どうぞ、お気軽にお便りをお寄せください。

Reach Beyond Australia のホームページは次のとおり。
http://www.reachbeyond.org.au/

「いのちのみことば」 の参考サイトはつぎのとおり。
http://www.bbnradio.org/wcm4/japanese/インターネットラジオ/番組について/番組案内とリンク/tabid/602/ItemID/221/Default.aspx

**************** ( 2018-11-01 16:41 JST 情報追加 ) ************************
≪ お願い ≫
上記番組内でのアナウンスに関わらず、この番組は次に掲載する教会等とは関係のない
可能性が出てきたので、これら教会などに問合わせすることは見合わせてくださるように
お願いいたします。
実情が分かり次第、当ブログで紹介いたします。

浜寺聖書教会のホームページは次のとおり。
http://hamaderabible.org/

**************** ( 2018-11-06 16:20 JST 情報追加 ) **************************
上記番組内でアナウンスされた浜寺聖書教会に照会したところ、「いのちのみことば」 が
10月下旬から Reach Beyond Australia で放送されるに至った経緯は承知していないが、
今から何年も前に 「いのちのみことば」 が制作されたとき、様々な事情から、同教会が
問い合わせ先となった、リスナーからの聖書に関する問い合わせは歓迎するが、同教会
ではベリカードの発行業務は行わないので、受信リポートは Reach Beyond Australia に
送っては如何でしょうか、との返答を得た。
****************************************************************************

◆ この日本語番組が、いつまで続くのか、今後の動きを注視していきたいと思う。
  Geyser2016 さんと Matsunaga さん、貴重な情報提供に、改めて感謝いたします。

◆ 新しい日本語番組は、尾崎一夫さんが制作している 「HCJB日本語番組」 とは別のものと
  思われるので、受信報告などを送る際には、宛先を間違えないよう、十分に注意する必要が
  ある。

イメージ 1

米アラスカ州から放送している宗教系放送 KNLS は、10月28日から有効の
周波数をホームページで告知している。KNLSのスケジュールに続けて、姉妹局
ともいうべきMWV (Madagascar World Voice) のスケジュールも掲載されている。
http://knls.org/broadcasting-front.html

KNLSのトップページは次のとおり。
http://knls.org/

イメージ 1

中国国際放送日本語部から,電子ベリカードが送られてきた。
「美しい広西シリーズ」 (36-30) のカードで,写真は 「欽州東駅」
である。
同駅については、旅行情報サイトで解説されている。
https://www.chinaviki.com/service/china-train/stations/9241.html

また、中国高速鉄道路線ネットワーク案内図を見ると、「欽州東駅」 は図の
左下に見える。
http://seuaa.seu.edu.cn/_upload/article/0c/e2/9f048b524f0980b76717940e7bb7/8922e7f6-6dc3-4938-a440-c60ef795bc85.pdf#search=%27%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%80%81%E6%AC%BD%E5%B7%9E%E6%9D%B1%E9%A7%85%27

中国国際放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.cri.cn/

イメージ 1

最近、日本とアメリカで、ジャーナリズムやメディアの在り方が話題となっている。
NHK記者が、「森友学園問題」 を取材・報道したことがキッカケとなって、退職に
追い込まれたこと、米NBCテレビの番組で人種差別とみられる発言があり、人気
キャスターが謝罪し、番組が打ち切りとなったことが報じられている。
ハフポスト: https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/25/fuyuki-aizawa_a_23571100/
共同通信 : https://this.kiji.is/429044720535372897?c=39546741839462401

イメージ 1

KBS日本語放送は、10月28日から周波数の一部を変更したが、このうち
日本時間18時から使用することとなっていた6155kHzが、この時間帯
では、当地では受信できなかった。
この周波数は、17時から19時まで連続して使用されることとなっていたが、
18時に開始音楽が流れ始めた途端、電波は止まってしまった。

18時からの放送は、従来の9805kHzのままかと思い、ここに周波数を
合わてみたが聞こない。
18時07分まで待ったが、6155kHz、9805kHzの両方とも聞えず。

もしかしたら、19時からに予定されている新周波数6095kHzが、先行して
既に18時から出始めているかも知れないと思い、18時08分にここにダイヤルを
移動すると、ローカル局並みに良好に聞こえていた。

KBS日本語放送の 「周波数変更のお知らせ」 は次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/service/about_notice_view.htm?lang=j&no=27474

KBSのトップページは次のとおり。
http://world.kbs.co.kr/service/index.htm?lang=j

◆ 送信プログラムに不具合があったのか、技術陣とウェブ担当者の意思疎通が円滑で
なかったのか、原因は判らないので、29日以降の送信状況とアナウンスに注目したい。

( 2018-10-29 18:10 JST 情報追加 )
KBS日本語放送の、29日18時からの放送は、同局が公表している変更後の
所定周波数 6155kHz に出ていて、正常化した模様である。
当地 (東京・多摩北部) での受信状態は良好である。

イメージ 1

イラン国営放送 IRIB の日本語放送が使用していた9765kHzは、29日朝になっても、
未だに送信されていたようだ。日本時間5時50分から6時50分まで、この周波数をタイマー
録音したところ、静かな音楽が流れ続けていた。
この1時間の前と後でも電波は出ていたようだが、それは録音していないので、時間外のところで
局名アナウンスなどが流れたかは不明である。
また、もう一つの周波数7355kHzは受信していないので、状況は判らない。

◆ 同局の日本語番組は、9月下旬に放送が停止されたが、その後も電波は送信され続けていた。
10月28日の周波数変更の時期に合わせて、その電波も止まるものと思われたが、日本の
リスナーとの別れを惜しむかのように、きょうに至るも送信されていたことになる。
もっとも、29日朝の受信音には局名アナウンスが入っていないので、この電波が日本向けに
出されたのかどうかは、確認のしようがないのだが、心情的には日本向けだったと思いたい。

( 当ブログ過去関連記事 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/MYBLOG/yblog.html?m=l&sv=%A3%C9%A3%D2%A3%C9%A3%C2&sk=0

イメージ 1

英 BBC World Serviceは、10月28日から有効の周波数をホームページで
告知している。
http://www.bbc.co.uk/programmes/articles/2x9tqt6mc05vB2S37j8MWMJ/global-short-wave-frequencies

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

イメージ 1

NHKのラジオ国際放送 Radio Japan (ラジオ日本) は、10月28日から有効の
周波数をホームページで告知している。
日本語番組のスケジュールは、一覧表の最下部に掲載されている。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/resources/brochure/pdf/rj_frequency.pdf

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

イラン国営放送 IRIB の日本語放送は、日本時間28日の朝、日本向けの
最後と思われる電波を送信した。周波数は 7355、9765 kHz で、5時50分
から1時間の送信だったが、後半だけを受信した。
イラン音楽を挟みながら、概ね次のようなアナウンスが繰り返し流れていた。
  IRIB 国際放送ラジオ日本語は、2018年9月23日朝の再放送を
  もちまして、短波放送、インターネット放送ともに、ラジオ放送を終了
  いたしました。
  なお、インターネットサイト "Pars Today" の日本語サイトでは、日々、
  情報を更新し、これまで同様、ニュースを初め、イラン、イスラムの様々な
  情報を、文字、画像、動画などでご覧いただけます。
  インターネットサイト関連のアドレスなどは、次のとおりです。
  http://parstoday.com/ja
  https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
  https://twitter.com/parstodayj
  https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
  https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

◆ IRIB の日本語放送の旧サイトでは、当分の間、アーカイブ番組を聴く
ことができる。
http://japanese.irib.ir/
http://japanese.irib.ir/component/radio/?view=archive

↑このページのトップヘ