(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2019年03月

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2019年4月の主な動きや歴史などを見ると,次のようなものがある。
これらの関係国から送られてくるニュースや解説番組,特別番組などに
注目したい。

4月 1日(月) エープリル・フール
4月 1日(月) 独産業見本市「ハノーバーメッセ」
4月 4日(木) NATO(北大西洋条約機構)設立から70年
4月 5日(金) 先進7ヵ国(G7)外相会合(仏、ディナール)
4月 5日(金) 中国・清明節
4月 6日(土) 「新聞をヨム日」(日本新聞協会)
          https://www.pressnet.or.jp/about/shimbun_shukan/
4月 7日(日) ルワンダにおけるジェノサイド(1994年)を考える国際デー
4月 7日(日) 世界保健デー (WHO)
4月 9日(火) イスラエル総選挙
4月10日(水) 韓国文在寅大統領就任から2年
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4月11日(木) 北朝鮮・最高人民会議
4月11日(木) 米韓首脳会談(米・ワシントンDC)
4月11日(木) 北朝鮮・金正恩氏の朝鮮労働党第一書記就任から7年
4月11日(木) 日本の植民地支配に反対する「大韓民国臨時政府」の樹立から100年
4月11日(木) G20財務相・中銀総裁会議(米・ワシントンDC)
4月11日(木) ゴルフ・マスターズ・トーナメント(米・ジョージア州オーガスタ)
4月12日(金) 国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合(米・ワシントンDC)
4月12日(金) ガガーリン,人類初の宇宙飛行から58年
4月14日(日) ラジオ・スプートニク (元・ロシアの声,モスクワ放送) 日本語課創設77周年
4月14日(日) フィンランド総選挙
4月14日(日) イスラエル建国宣言から71年
4月14日(日) 仏マクロン大統領就任から2年
4月15日(月) ボストン・マラソン(米・マサチューセッツ州ボストン)
4月15日(月) オランダ Radio Nederland Wereldomroep (RNW) 開局記念日
          https://www.rnw.org/history/
          https://nl.wikipedia.org/wiki/Radio_Nederland_Wereldomroep
4月15日(月) 北朝鮮・太陽節 (故キム・イルソン主席生誕107年)
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4月16日(火) 上海モーターショー
4月17日(水) インドネシア大統領選挙および総選挙
4月17日(水) ニューヨーク国際自動車ショー
4月18日(木) モスクワ国際映画祭
4月20日(土) アフガニスタン大統領選挙
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4月21日(日) イースター (復活祭)
4月21日(日) 英・エリザベス女王93歳誕生日
4月21日(日) 日本 「民放の日」
4月21日(日) 元 「モスクワ放送」 アナウンサー・岡田嘉子さん生誕日
          http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/33644048.html
4月25日(木) 北朝鮮・朝鮮人民軍創設記念日
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4月26日(金) チェルノブイリ原発事故から33年
4月27日(土) 韓国・北朝鮮 「板門店宣言」から1年
4月28日(日) ロンドン・マラソン(英・ロンドン)
4月28日(日) サンフランシスコ講和条約発効から67年 (参照:注4)
4月29日(月) 「ベトナムの声」 日本語放送開始56周年
4月30日(火) サイゴン陥落,ベトナム戦争終結44周年

注1.上記画像は、「東京・ひばりが丘団地」に咲き誇る桜である。
   同団地は1959年に建設され、日本住宅公団最大の「マンモス団地」と言われた。
   経済の高度成長期、この団地の「2DK」に入ることが、庶民の憧れだったらしい。
   1960年の皇太子ご夫妻(現在の天皇ご夫妻)の訪問により、有名になった。
   当初の建物はほとんどが取り壊され、数年前までに高層アパートに生まれ変わった。

注2.日本政府は、4月1日に新元号を決定し発表する。また、4月30日には天皇が退位する。
   海外のメディアが、これらのニュースをどのように伝えるか、あるいは伝えないのか、注目される。

注3.英政府は、EUからの離脱に関して、4月12日までに新たな方針をEU側に示す必要に迫られて
   いる。同国の政治状況によっては、4月12日を以ってEUからの「合意なき離脱」となる可能性が
   あり、今後の動きが注目される。

注4.日本政府は、4月28日を「主権回復の日」と定めている。
    沖縄県では、この日は,歴史的経緯などに鑑み,「屈辱の日」と呼ばれている。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E6%A8%A9%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E3%81%AE%E6%97%A5
    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-268569.html
    http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/29208

注5.3月31日に周波数を変更した放送局があり、中には、HPや番組内で未だ公式に告知して
   いない局もあるので、当分の間は注意が必要である。
    http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

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NHKのラジオ国際放送 Radio Japan (ラジオ日本) は、3月31日から有効の
周波数をホームページで告知している。
日本語番組のスケジュールは、一覧表の最下部に掲載されている。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/resources/brochure/pdf/rj_frequency.pdf

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

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英 BBC World Serviceは、3月31日から有効の周波数をホームページで
告知している。
https://www.bbc.co.uk/programmes/articles/2x9tqt6mc05vB2S37j8MWMJ/global-short-wave-frequencies

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

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「朝鮮の声」日本語放送係から,ベリカードが送られてきた。
カードの写真は、英文で "At the Ryugyong Dental Hospital" と記されている。
日本語では「柳京歯科病院」と訳すことが出来るだろうか。市民は無料で治療
を受けられると解説されている。裏面には,受信データの他,ホームページの
URLおよびメールアドレスなどが記載されている。

約3年ぶりに受信報告書を送ったが,前回と同様、ベリカードの他,週刊英文紙
"The Pyongyang Times"(タブロイド版8頁建)と英文月刊誌 "KOREA TODAY"
2月号が同封されている。

また,今回も,封筒の右端が開封された後,再び密封してある。付箋には「この
郵便物は税関検査のため開封され,当郵便局において再装されました。日本郵便
株式会社 川崎東郵便局 第三国際郵便部 通常到着係」と書かれており,「横浜
税関 川崎外郵出張所」の赤スタンプが押印されている。

◆ 同局日本語課からのベリカードは、これまでは日本語表記であったが、今回
は英語表記である。日本語表記のカードが在庫切れとなったのであろうか、それ
とも何らかの手違いで英語表記のものが送られてきたのであろうか。
なお、受信時間、周波数、SINPOレベルは受信報告書のとおりだが、受信日
は記載されていない。

「朝鮮の声」日本語放送のホームページは次のとおり。
http://www.vok.rep.kp/index.php?CHANNEL=5&lang

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米RFA (Radio Free Asia) は、3月31日から有効の新周波数を
ホームページに掲載した。
https://www.rfa.org/about/info/frequencies.html

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

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民放AMの大幅縮小により「空白地帯」となる周波数の利用をめぐり、近隣諸国と
軋轢を生じるのではないかとの懸念が広がっているという。
産経新聞が紹介している。
https://www.sankei.com/economy/news/190327/ecn1903270040-n1.html

( 当ブログ過去関連記事 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36427022.html

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「トルコの声」 インターネット日本語放送では,3月のクイズを出題していて、
締切日が迫っている。
今月のクイズは、「セリミエ・ジャーミイ(セリミエ・モスク)」に関するもので,
三択問題となっている。
http://www.trt.net.tr/japanese/content/Jin-Yue-Nokuizu

「トルコの声」 日本語放送のトップページは次のとおり。
http://www.trt.net.tr/japanese

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「民放AM、大幅縮小へ」という衝撃的なニュースが流れる中、28日朝に放送
されたTBSラジオの「森本毅郎 スタンバイ!」では番組冒頭、パーソナリティ
の森本さんと遠藤泰子さんは、概ね次のように語った。(敬称略)

≪森本≫ きょう、新聞にラジオの話が載っていましてね。ああ、放送の歴史が、
一つ大きな節目を迎えたなあという印象があるんですが、日本民間放送連盟が、
2028年までにAMラジオ局がAM放送を止めて、FM放送に乗り換えられる
ように、総務省に制度改正を求めたというニュースなんですね。

AM放送、今、私たちが放送しているものですけれども、今、実は、厳しい経営
環境の中にあるということで、仲々、売上高も、一時に比べて伸びませんし、ネット
に圧されるという社会環境もあるわけですが、今、「ワイドFM」というのが、全国に
拡大していまして、臨場感もあるぞ、音楽もすごく音質が良いということで、そちら
の方に、どんどんリスナーの評判も良くなって来ているんですね。

この、AMとFM、2波を放送するというのは、民放AM局にとっても負担になって
しまうと、だから、どちらか一本にするという方向を目差したいということもあると
思いますね。

それから、直近の課題としてはですね、AM電波を送信する送信所、これが、もう
老朽化しているんですね、これを建て替えるとなると、広い土地が必要、そして、
随分おカネのかかる作業になりますので、経営を圧迫してしまうと、だったら、FM
一本の方が良いんじゃないかと、FM中継局の方が、むしろ、楽に作れるということ
もあるんでね、こういうことも、背景にあるようです。

問題はですね、このFMは、波がAMに比べて、遠くまで伝わらないということで、
それをどうするかという問題も、一つ残っていますし、それから、対応受信機の普及が
どこまで進むかという問題もあって、三菱総研などのデータでは、現在、ワイドFMの
普及率は53%くらいというんですが、これを2028年までに、だいたい88%くらい
になるだろうという予測も立っているんですね。ですから、この受信機の問題はどうなる
のか、これは一つの今後の課題になってくると思います。

現在、このAMとワイドFMと、それからradiko、この3つが、聴くことが出来るんです
けれども、このスマホとかパソコンでね、このradikoなどは聞こえますから、随分、
聴き方も変わってきているんですね。
ですから、こういう風に、時代がどんどん変貌していくとなると、放送の歴史も変わって
いくのかなあと、つくづく思います。

元々ラジオというのは、放送の歴史の原点、ですよね。
日本では、1925年、大正12年です、最初に放送したのは。今のNHKですけれども、
当時の東京放送局、ここが日本初のラジオ放送をやったんですね。ですから、今でも、3月
22日、最初の放送した日が「放送記念日」となっているわけですけれども、民放はですね、
1950年の放送法の改正によって、民間放送ができるようになって、1951年に、この
TBSなども放送を開始しました。中部日本放送とか、新日本放送、現在の毎日放送ですが、
ここが最初の民間放送だったという時代なんですね。

それから、どうでしょうね、1960年代くらいまでは、まあ、ラジオが日本の情報伝達の
主役だったと思いますね。テレビの登場が第一波、ここで主役が入替る、そして、ネットの
登場で、第2波が来る。そして、今、radikoという風にね、どんどん変わってきているわけ
ですけれども、最近は、阪神淡路大震災とか、東日本大震災などで、ラジオが見直されると
いうこともありましたんでね、これから、FM化していくという中で、そういう役割を、どう
担っていけるのか、これも一つの課題になってくると思いますが、まあ、私も、泰子さんもね。

≪遠藤≫ はい。

≪森本≫ AMラジオで育ちましたね。

≪遠藤≫ そうです。あの番組、この番組と、思い浮かびますものね。

≪森本≫ 昔はね、「鐘の鳴る丘」から始まっていますからね。

≪遠藤≫ そう。

≪森本≫ それから。

≪遠藤≫「新諸国物語」ね。

≪森本≫ TBSなんかでも、「パックインミュージック」

≪遠藤≫ そう。深夜放送全盛時代に。

≪森本≫「オールナイトニッポン」なんかもありました。

≪遠藤≫ そうでした。

≪森本≫ まあ、いろいろありましたし、ラジオが大スターを生んできた。
まあ、小島正雄さんとか。

≪遠藤≫ そうですね。三国一朗さんとか。

≪森本≫ 芥川也寸志さんもいたし、徳川夢声さんもいました。

≪遠藤≫ 青島幸男さんとか。

≪森本≫ ケン田島さん、懐かしいですね。

≪遠藤≫ そして、永六輔さんも。ラジオからね。

≪森本≫ (永さんは)ラジオから出て、大スターになったし、大沢悠里さんだって、何十年
もラジオで、スターになった人ですしね。この番組も、30年、続いてきたわけですから、
そういう意味で言うと、AMへの想い入れは非常に強いんですけれども、これから新しい体制
に代わっていくということになります。

≪遠藤≫ はい。

「森本毅郎 スタンバイ!」の番組ホームページは次のとおり。
https://www.tbsradio.jp/stand-by/

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ラジオNIKKEIは、4月から平日の番組編成を大幅に刷新する。このうち、水曜日の
夜に新登場する「Weekly News in Chinese & English」では、一週間の主要ニュース
を中国語、英語、日本語で伝える。
ラジオNIKKEIの広報資料などは次のとおり。
http://www.radionikkei.jp/news/190328release.html
http://www.radionikkei.jp/about/pressrelease/pdf/190328release.pdf

放送周波数などは次のとおり。
http://www.radionikkei.jp/style/radio/

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Voice of Korea (朝鮮の声) 英語放送は,周波数の一部が
2019年3月31日から変更されるとアナウンスしている。

( 北東アジア向け )
04:00-05:00 UTC  7220, 9445, 9730 kHz
06:00-07:00 UTC      同   上 
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( 東南アジア向け )
05:00-06:00 UTC  13650, 15105 kHz
10:00-11:00 UTC  11735, 13650 kHz
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( ヨーロッパ向け )
13:00-14:00 UTC  13760, 15245 kHz
15:00-16:00 UTC      同   上
18:00-19:00 UTC      同   上
21:00-22:00 UTC      同   上
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( 中東・北アフリカ向け )
16:00-17:00 UTC  9890, 11645 kHz
19:00-20:00 UTC  9875, 11635 kHz
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( 南アフリカ向け )
19:00-20:00 UTC  7210, 11910 kHz
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( 北米向け )
13:00-14:00 UTC  9435, 11710 kHz
15:00-16:00 UTC      同   上
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( 中南米向け )
04:00-05:00 UTC  11735, 13760, 15180 kHz
10:00-11:00 UTC  11710, 15180 kHz

※ 英語放送の受信状態が芳しくないため,放送時間又は周波数に
  聴き間違いがあるかも知れないことをお断りします。

「朝鮮の声」日本語放送の新周波数は次のとおり。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/36429105.html

( 周波数等変更情報一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1032157.html?m=l

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