(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

2019年05月

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ベトナム中部の村落に、ほぼ毎日沖に出ている数百隻の漁船のために海の気象・
海象情報を伝えている女性がいる。この仕事をするきっかけは、漁に出ている夫と
連絡をとる設備が全然なくて、とても心配だったので、アイコム無線機を買うことに
したことだったという。
「ベトナムの声」の日本語サイトが「夫との愛の無線機が漁師たちを救う」と題して
紹介している。
http://vovworld.vn/ja-JP/ヘトナムの人々/夫との愛の無線機か漁師たちを救う-740122.vov

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NHKは29日、「国際放送番組における出演者の問題について」を公表し、
NHKワールドジャパンで去年11月19日に放送したドキュメンタリー
番組の出演者について、事実と異なる内容を放送していたことがわかったと
して、視聴者にお詫びした。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20190529_02.pdf

なお、NHKは同日、「改正放送法の成立について」と題するコメントも発表し、
NHKのテレビ放送のインターネットへの常時配信を認めることなどを盛り込ん
だ改正放送法が国会で可決・成立したことについて、NHKの見解を示した。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20190529.pdf

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米国 Radio Free Asia(RFA)は,2019年5月~9月の受信報告に
対して発行するベリカードを公表した。このカードは,同局にとっては
ちょうど70番目にあたる。同時に「ラジオの先駆者シリーズ」の5番目
でもあり、米国の発明家 Lee de Forestの写真とラジオ受信機をデザイン
したものとなっている。
"Shortwave Central" のサイトで紹介している。
http://mt-shortwave.blogspot.com/2019/05/radio-free-asia-begins-new-qsl-series.html

Radio Free Asia のスケジュールは次のとおり。
http://www.rfa.org/about/info/frequencies.html

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「ベトナムの声」日本語課に、新しいスタッフが加わった。彼の名前は
トアンさんで、アナウンサー名は「ミン」という。日本語放送の進行役
を担当しながら、日本語ホームページのメディア欄のための取材を主な
任務としている。
5月2日放送のお便り紹介番組「おしゃべりタイム」で紹介した。
http://vovworld.vn/ja-JP/おしゃへりタイム/おしゃへりタイム5月2日-742360.vov

なお、同局のスタッフ紹介ページには、ミンさんのプロフィールは
未だ掲載されていない模様である。
http://vovworld.vn/ja-JP/introsection.vov

同局のトップページは次のとおり。
http://vovworld.vn/ja-JP.vov

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台湾国際放送は、5月24日に放送された「お便りありがとう」の中で、
7月15日(月・祝)に東京で、7月20日(土)には大阪で、それぞれ
リスナーの集いが開催されると案内した。放送局の関係者・スタッフも
出席するという。

5月24日の「お便りありがとう」は、次のサイトでアーカイブを聴く
ことができる。
https://jp.rti.org.tw/radio/programMessagePlayer/id/57742

関連情報は次のとおり。
https://jp.rti.org.tw/news/view/id/91739

台湾国際放送のホームページは次のとおり。
https://jp.rti.org.tw/

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「モンゴルの声」日本語放送は4月28日、「ウィークエンド・スペシャル」の
中で、放送局の財政状況を心配するリスナーから寄せられたお便りを紹介した。
概要は次のとおり。
  他局の中では、経費の削減により、人員を減らしたりしており、モンゴルの
  声放送局も経費状況は余り良くないのではないかと心配しております。
  何かありましたら、遠慮なく申し付けてください。今は、こうして、お便り、
  受信報告を送付しているだけですが、出来るだけのことはしたいと思います。
  やはり、永く日本語放送を続けてもらいたいですし、おそらく、他のリスナー
  も、きっと願っていることでしょう。
  毎回の返信に対して、負担が掛かるようでしたら、次回から返信料を同封
  いたします。連絡は、Eメールなどで知らせてください。
  今後も、よろしくお願いします

これに対して、番組のパーソナリティを務める、日本語課長のボルガンさんは、
概ね次のように応えた。
  わが日本語放送課は、モンゴル公共ラジオ・テレビ局の一部なので、今の
  ところは、短波放送を撤退するという話は出ていない状態です。
  将来は、インターネットの普及と送信機の悪化によって、短波放送の撤退が
  実行されるかも知れませんが、今は、そんな話はありません。
  しかし、公共ラジオ・テレビ局の経費問題によって、以前、十分に送って
  いたグリーティングカードとカレンダーの量も、少し減っている状態です。
  でも、皆さんからいただいた返信料とクーポンも役に立っています。
  われわれ日本語課のスタッフも、今日に至るまで放送を続けたように、
  いつまでも短波放送を実行していくことを希望しています。
  リスナーの皆さんも、お便りを、続けてお寄せ下さいますよう、お願いします。
  今後とも、よろしくお願いいたします。

「モンゴルの声」日本語放送のホームページは次のとおり。
http://www.vom.mn/ja

◆ 各放送局が発行するベリカードなどの返信は、「放送局の義務」というよりは、
「リスナーに対するサービス」という側面が強いと思われ、財政状態が必ずしも
潤沢ではない放送局が多いことにも想いを致し、受信報告やお便りを送る際には、
出来るだけ返信料を同封するようにしたいものである。
ただし、「返信料不要」と告知している放送局もあり、その場合は局の厚意に
甘えることになる。

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