(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

カテゴリ: ラジオ放送こぼれ話

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元NHKアナウンサーの武井照子さんは、1944年、19歳で
日本放送協会(NHK)に入局した。武井さんは、音楽や物語、
ドラマなどの番組とともに、海外向けの短波放送を担当していて、
真夜中にひとり、スタジオから地球の反対側に向けて語りかけた。
「本当に伝わっているのかな」と思っていたという。
そして、翌年8月、「終戦の放送」の前に「敗戦」を知った。
その経緯について、彼女へのインタビューを、BuzzFeed Newsが
紹介している。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/joak

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Radio Pakistanは8月14日、72回目の放送開始記念日を祝う。
この日は、パキスタンの独立記念日でもある。更に、「カシミール
連帯の日」としても位置付けられる。
Radio Pakistanは、"We Are Pakistan" と題する特別番組を、今月
1ヵ月間にわたり放送するという。
http://www.radio.gov.pk/14august
http://www.radio.gov.pk/31-07-2019/pbc-launches-month-long-special-programs-to-celebrate-anniversary-of-pakistan-radio-pakistan

なお、英BBCの報道によれば、インドが今月8日、実効支配する
ジャンムー・カシミール州から自治権を剥奪したことから、カシミ
ール地方の領有権をめぐり、インドとの対立が続く隣国パキスタン
は、同州住民に付与していた特別権限の廃止は国際法違反だと反発
している。両国の、今後の動きが注目される。
https://www.bbc.com/japanese/49288321

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KTWR日本語放送・フレンドシップラジオから、夏休みの業務予定に
ついて、次のような案内が送られてきた。(一部抜粋)
  8月11日番組〜18日番組開始までの期間は、当番組運営業務を
  休止させていただきます。
  このため、8月11日番組に対するご報告やお便り等への返信も
  一切お休みすることになります。(18日以降の着信であっても
  返信はありません。)
  メールサーバー及び送信フォームも着信停止になる予定です。

フレンドシップラジオ制作の日本語番組は,グアムKTWR局から毎週日曜日
の夜9時15分から28分間,7500kHzで放送されている。
http://friendshipradio.net/ktwr.htm

◆ 上記画像は、8月4日の番組を聴いて、感想などを書き送ったことに
  対する "Thank you Card" である。

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NHK放送博物館では、企画展「むかしの音でめぐる“にっぽん”」を開催する。
本展では、NHKが日本各地の駅や港、街中の音など、さまざまな時代の生活
の中に根付いた音を収集・保存してきた、“すこしむかしの音”を用いて、日本
各地をめぐることを試みる。開催期間は、8月10日から11月17日まで。
https://www.nhk.or.jp/museum/event/219081001.html

放送博物館のホームページは次のとおり。
https://www.nhk.or.jp/museum/index.html

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NHK放送文化研究所は「放送研究と調査」2019年8月号を刊行した。
今月号で注目される論考は、本編では「BBCの取り組みと地域ジャーナリズムの
課題」、「メディア・フォーカス」のコーナーでは「豪公共放送ABCを警察が捜索、
ABCは対抗措置」、「安倍首相のイラン訪問、現地報道に見る温度差と中東情勢」
などである。

8月号の目次は,次のとおり。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/pdf/i201908.pdf

8月号のサマリーは,次のサイトで読むことが出来る。
なお、今号の各記事の全文は、来月初めに公開される。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/index.html?p=201908

前号2019年7月号の各記事の本文及びサマリーは,次のサイトで公開されている。
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/index.html?p=201907

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朝日新聞は6日、アジア放送研究会の会長を務める山下透さんへの
インタビュー記事を掲載した。山下さんは、小学生時代のラジオと
の出会いから現在に至る様々な活動などについて、興味深い経験談
を披露している。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14128783.html

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BCLの総合年刊誌「PROPAGATION」が創刊されてから7年目の夏が巡って
きた。本書は、神奈川県横浜市戸塚区に本部を置くラジオ放送愛好者団体TDXC
(Totsuka DXers Circle)が発行している。

TDXC会員の一人bclguide(Shin)さんが,ご自身のブログ「BCL再入門」
で関連情報を紹介し,会員以外のBCLも閲覧出来るようにと,PDFファイル
を無料頒布しているサイトをリンクさせている。感想や意見を送ってくれるよう、
呼びかけている。
https://bclguide.exblog.jp/30386841/

「PROPAGATION」は毎年、表紙がユニークなデザインであり,掲載されている
話題の豊富さ,深さ,幅広さは勿論のこと、専門性の高さには定評がある。執筆
するBCL諸兄の熱意とパワーに敬意が寄せられている。

今号の最初の数ページは、「What is "The Leisure DX pedition" ?」と題するコラム
が英語で書かれていて、海外の短波放送愛好者も本書の発行を待ち望んでいること
を窺わせる。
個人あるいはグループが国内外の各地で実施したDX Peditionなどのリポートは興味
深く、その内容も然ることながら、リポートの中で紹介されている地方色豊かな食事
は本当に美味しそうである。

※ 上記の画像は,bclguide (Shin) さんのご了承を得て,転用させていただ
  きました。 TDXCの益々のご発展をお祈りいたします。

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先の参議院議員選挙が行われて以来、「NHKをぶっ壊す」が話題となっている。
このことが契機となっているのかどうか必ずしも判らないが、NHKは7月30日、
「受信料と公共放送についてご理解いただくために」と題する一文をホームページ
に掲載した。

NHKの報道発表は次のとおり。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20190730.pdf

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米VOA(Voice of America)は29日、ロヒンギャ語番組を放送開始した。
ミャンマー(ビルマ)からの難民に向けて、ロヒンギャ語で週5日のラジオ
番組を放送する。ミャンマーとバングラデシュの国境にある世界最大の難民
キャンプには80万人以上のロヒンギャの人々が避難しているという。
VOAの報道発表は次のとおり。
https://www.insidevoa.com/a/voa-launches-rohingya-language-program/5019593.html

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韓国の "Kyunghyang newspaper" から、思想家・コラムニストの内田樹さん宛に
メールで、安倍政権の対韓制裁について幾つかの質問が来たという。
質問と回答の概要を、内田さんがご自身のブログで紹介している。
http://blog.tatsuru.com/2019/07/20_1004.html

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