(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

カテゴリ: 北欧旅行記

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スウェーデンとノルウェーのおみやげの,続きである。
左上 : コーヒーパック     わが家では未だ淹れていないが,親戚の連中は 『美味しい』 と言っている。
右上 : チョコレート       これは私の大好物で,特に 『塩入チョコ』 は美味である。
                   ミルクチョコの味も,まずまずである。
左下 : ノーベルチョコレート  ストックホルムのノーベル博物館と,オスロのノーベル平和センターで販売
                   されている,両国の代表的おみやげである。
                   https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35761422.html?type=folderlist
右下 : SUDOKU (数独)   連れ合いが買った 『自分へのおみやげ』 である。
                   数冊買ってきて,連れ合いの友人にもプレゼントしたところ,好評だと言う。
                   『SUDOKU』 は,世界各国,どこでも売っていると言っても過言ではない。

                                                      - 了 -
( 『北欧旅行記』 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1135795.html?m=l

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この旅行記も,ゴールインである。
番外編として,旅の想い出に,スウェーデンとノルウェーで買い求めた,主なおみやげを記録しておく。

左上 : サーモンの缶詰    まだ食べていない。
                   実は,これを冷たい麺つゆに入れて薄め,それを,丼ぶりに入れた
                   『そうめん』 にぶっ掛けて食べてみたいと思っている。
                   昔,山形の生家で食べた,素朴な味に似ていると良いのだが・・・。
右上 : キャビアのビン詰め  家族は 『美味しい』 と言っている。
                   私は,スプーンで,ほんの数粒食べたが,それで十分である。
左下 : チューブ入りキャビア これも,家族からは好評である。様々な料理に使えるらしい。
                   私は,もう要らない。
右下 : 大きめのクラッカー  これにキャビアをのせて食べると,美味しいと言う。
                   ビールには合いそうで,これが好きな人には,堪えられないことだろう。
                  私は,これにジャムをのせて,コーヒーを飲む。

( 『北欧旅行記』 一覧 )
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ドーハから羽田行きの,カタール航空812便は,現地時間の朝7時30分に出発した。
離陸して間もなく,食事が提供された。
女性乗務員が 『お飲み物は如何ですか』 と言ってくれたので,『ビールをお願いします』
と頼むと,彼女は笑顔で 『えっ,お酒ですか~。この飛行機には,アルコールは積んで
いません』 と言って,缶ビールを出してくれた。

隣席のお客が,宗教上の理由からアルコールを避けてジュースを頼んだのに,『あなたも
同じでなくて良いのか』 とジョークを言ったようで,『でも,私はビール!』 と答えると,皆んなで
笑い出した。
本当は,隣りの客にならって,アルコールは遠慮すべきだったのではないかと,今になって,
反省している。

そんな会話がキッカケとなって,隣席の男性客といろいろな話をすることになった。
彼は,40歳代くらいに見えた。乗務員とは英語で話していたので,どこの国の人かなあと思い,
『お国はどちらですか』 と尋ねると,『ルワンダです。日本語を話せます』 と日本語で答えてくれた。

手続きは大変だったが,日本政府から難民認定を受けて,日本には20年ほど暮らしていること,
奥さんは日本人で,難民支援をしている団体を通じて知り合ったこと,今は,自分で始めたビジネス
が順調で,5歳の子どもに恵まれていることなどを話してくれた。
ルワンダには,様々な航空会社が乗り入れているが,比較的低料金のカタール航空を利用して,
ときどき母国ルワンダと日本を往復しているらしい。

帰りの機内で,思わぬ出会いがあり,シリアスな国際問題を再認識させられたが,これが旅行の
面白さであり,今回も良い旅ができたと思う。

( 『北欧旅行記』 一覧 )
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ストックホルム国際空港,午後10時20分,まだ夕焼けが残っている。
カタールの首都ドーハに向けて,カタール航空172便は,静かに滑り出した。
遥か向こうの地平線に夕焼けを見ながら,長かった旅の一コマ,一コマを想い出して
いた。

意外に空席が目立つ。われわれは,3人席の窓側と中央の席で,トイレに立つときに
困るなあと気になっていたが,通路側の席は空席となっていて,2人で3人分を使うこと
ができ,助かった。

食事がすんで,機内の照明が落ちると,隣りのブロックに座っているお客などは,3人席
をベッド代わりに独り占めして,毛布を掛けてぐっすり眠ってしまい,ドーハに着陸するまで,
目を覚まさなかった模様である。

ドーハに到着し,東京行きの便の出発時刻まで1時間半ほどあるが,乗り換えの客も
改めて,手荷物検査を受けなければならず,これに時間を費やしてしまい,ギリギリで
間に合った。

羽田行きカタール航空812便のロビーには,日本人の旅行客が大勢待っていた。
欧州,中東,アフリカなどの各地から,ドーハを経由して,日本に帰る人たちであろう。
あちこちから,友だち同士の,家族連れの,楽しかった旅の想い出話が聴こえてくる。

ロビーに設置されたテレビでは,地元のアルジャジーラTVが,イギリス・マンチェスター
で起きた爆発事件について,現地から生中継していた。
事件の起きたのは,前夜,われわれがストックホルムを発った直後の時間だったようで,
それを知らないまま,ドーハまで飛んできたことになり,本当に驚いた。
無事に東京に帰ることができるよう,祈るばかりである。

( 『北欧旅行記』 一覧 )
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国会議事堂を見学するため,入場券の交付開始を待っている間,近くのベンチに座っていると,
通りを闊歩している 『ミッキーマウス』 を見つけた。最初は,ディズニーランドの,何かの宣伝を
やっているのかと思って見ていたが,どうもヘンである。

そもそも,彼自身の衣裳が,どう見てもニセモノである。通りを歩く人たちに,何かを話しかけて
いる。無視する人もいれば,彼と話し込む人もいる。離れているので,会話の内容はわからない。
中には,彼におカネを渡している人もいる。
物乞いをしているのであろうか。
ストックホルムの滞在最後の日,この国の風景としては,違和感を覚える風景であった。

( 『北欧旅行記』 一覧 )
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スウェーデンの国会議事堂は,われわれが滞在していた5月という時期は,土曜,
日曜の13時30分からのガイドツアーだけが実施されている。このツアーに参加
するためには,議事堂の通用門に並ばなければならない。英語とスウェーデン語
によるガイドツアーで,それぞれ先着28名だけが入場できる。

われわれは,少し早目に現地に到着したが,誰も並んでいないので,様子見を
しながら,近くのベンチに腰を下していた。
すると,13時15分頃になって,学生の一団がやってきて,並び始めた。これ
では,われわれは入れないかも知れないと思い,慌てて,彼らの後ろに並んだ。
辛うじて,われわれは26番と27番で,あと一人,すぐ後ろに並んでいた男性で,
満員締切となってしまった。

スタッフから参加者用のステッカーをもらい,議事堂の建物に入る。
手荷物のX線検査を受けると,ロッカールームに案内されて,カバンなどを預ける。
ロッカールームは,小中高生,大学生などがグループで見学に来た時の,事前
説明会場にも充てられているらしく,イラスト入りの簡潔なリーフレットなどの資料が
置いてあり,その中に国会議事堂を描いた絵が2種類あったので,それをもらって
きた。
上の画像は,そのうちの一枚で,川辺 (否,海辺) に建つ国会議事堂が描かれて
いる。更に正確に言えば,国会議事堂は小さな島に建っていて,半円形の建物と
角型の建物の二つから成り立ち,それらは3階の連絡通路で結ばれている。

見学者は,先ず,議事堂の議場に案内される。
どこの国を訪ねても,国会議事堂の議場に入ると,実際には会議が行なわれて
いなくても,ある種の緊張感を覚える。

続いて,財務委員会が開かれると言う,20人ほど入る小さな委員会室に案内される。
ここは,まるで図書室のようで,窓側を除く,三方の壁には高さ 5~6m あると思われる
天井まで,法律などの分厚い専門書がぎっしりと詰まった開架本棚となっている。

見学の途中に通る通路には,『活躍した4人の女性議員』 というコーナーがある。
女性で初めて議長となった議員などが紹介されていて,文字どおり女性が活躍して
いるスウェーデンらしい展示となっている。

国会議事堂見学は,1階の 『バンクホール』 という大きな部屋で終了する。
この建物は,その昔は,国立銀行の建物だったと言う。『バンクホール』 は,その面影
を良く残したまま,中央にはソファが数台あり,四方には重厚な造りの銀行窓口,郵便局
窓口,休息コーナーなどがあり,現在も使用されている。
ここは,見学者にとっては最終の見学地点であるが,実は,国会議事堂の正面入口である。

スウェーデンの国会議事堂見学については,駐日スウェーデン大使館のサイトでも
紹介されている。
http://letsgo-sweden.com/sveriges-riksdag/

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ストックホルムに戻ってきた。
中央駅の駅頭に立ち,ビル群を眺めると,たった1週間しか経っていないのに,
何か懐かしささえ感じてしまう。

今度のホテルは,最初に泊まったホテルとは別である。
商業ビルの1階と2階部分をホテルに転用しているように見え,入口も 『通用口』 を
想わせるスライドドア1枚だけで,その入り口を探すのに苦労した。

しかし,部屋に入ると,ウエルカムワインとチョコレートがテーブルに置いてあった。
ホテルで,ウエルカムワインに出会ったのは,何十年か前にニューヨークのホテルで
経験して以来で,『でも,確認してから…』 と思い,受付デスクで確認すると,『無料です
から,どうぞ』 と言ってくれたので,その晩は,安心して美酒に酔った。

部屋も広く,バスタブも特大サイズで,日本の家庭用風呂に比べて一回り大きく,深い
ように感じた。更に,サウナ風呂が完備していて,シャワーブースも独立している。
ここで,旅行の最後の2晩を,ゆっくり過ごすことが出来る。

( 『北欧旅行記』 一覧 )
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お昼ご飯も済んだ。
しかし,ストックホルムに到着するのは,午後2時過ぎの予定である。
まだ時間があるので,パソコンで日本の動きをチェックすることにした。
車内では Wi-Fi を利用することが出来て,反応速度も速い。

ニュースをチェックしているうちに,『加計学園問題』 を報じる,テレビのモーニングショーの
映像サイトに行き着き,1時間ほど見入ってしまった。『加計学園問題』 は,毎晩,短波放送
のラジオ・ジャパンから流れてくる,NHKラジオの定時ニュースを聴いていただけで,掘り下
げた内容は把握していなかったため,モーニングショーの映像は大変興味深く視た。

モーニングショーを視終った頃,国際特急は,もう直ぐストックホルム中央駅に到着する時間
となっていた。

身支度をしているうちに,ストックホルムのビル群が目に入ってきた。
1週間ぶりに見るストックホルム,何か,懐かしい感じもしてくる。
定刻より10分遅れで,国際特急はストックホルム中央駅のホームに滑り込んだ。

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ストックホルム行きの国際特急は,定刻8時56分,オスロ中央駅を発車した。
間もなく,女性の車掌さんが,検札にまわってきた。座席は半分くらい埋まって
いるだけで,守備範囲の検札が済むと,彼女は朝食のパックを配り始めた。

ホテルで朝食を食べてきたばかりで,お腹は空いていないので,これはランチ
として食べることにして,取り敢えずは,車両の後部にある,無料のドリンク・軽食
コーナーからコーヒーをもらってきて飲むことにした。

車掌の女性は,『あなたたちは日本人か?』 と尋ねてきたので,『日本の東京
から来ました』 と答える。すると,彼女は続けて,『きょうは,前の車両に沢山の
日本人が乗っている。中国人のグループかと思ったが,皆さん,お行儀が良い
ので,日本人だとわかった』 と言う。
どうやら,オスロ駅で出会った,金沢からやって来た団体客のことを指している
らしかった。日本人のお行儀の良さは,海外では定評のようだ。

10時半過ぎ,車内アナウンスが流れ,『ただ今,国境を越え,ノルウェーから
スウェーデンに入りました』 と知らせてくれた。しかし,パスポートを検査されたり,
出国・入国手続きが待っているわけでもない。飛行機も,鉄道も,ノルウェーと
スウェーデンの間の移動は,国内を移動するのと同じように,ノーチェックである。

車窓からは,緑豊かな草原,白樺林,大小の湖や沼が,次々に見えてきて,
あたかも,テレビの 『世界の車窓から』 を視ているようで,飽きることがない。

ぼーっと,流れゆく風景を見ているだけでも,お腹は空いてくる。
いや,朝,乗車時に配られた食事のパックを,早く開けてみたくなった。
お昼時間も近くなっていた。

開けてみて,先ず驚いたのは,フォーク,スプーン,ナイフ,マドラーがすべて,木で
製作されたものであることだ。"This is 北欧" である。
軽食コーナーでもらってきた,コーヒーとりんごとクッキーを加えて,ボックスに入って
いたものをテーブルに並べると,結構なボリュームである。
パン,バター,チーズ,ハムとトマト,シリアル,ヨーグルト,ジュース,チョコレートなど
が入っている。
電車で,車窓の風景を見ながら食べれば,一層美味しく感じる。至福の時である。

( 『北欧旅行記』 一覧 )
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ノルウェーに,『さようなら』 を言う時が来た。
スウェーデンからノルウェーに移動する時は,ストックホルムからオスロまで,スカンジナビア
航空の飛行機に乗ったので,帰りは,ノルウェーに乗り入れているスウェーデン国鉄の高速
特急に乗ることにした。

鉄道の切符は,日本を出発する前に,スウェーデン国鉄の切符を販売している代理店から
購入した。ファーストクラス2名分,早期購入・シニア割引で,167.60 ユーロ (約22000円)
である。往路の飛行機は約17000円だったから,鉄道の方がちょっと割高である。
上記画像は,左がオスロ中央駅,右がストックホルム中央駅である。

オスロ中央駅で,乗車開始時刻まで,駅舎2階の待合スペースで,ソファに座って休んでいると,
エスカレーターで大勢の団体客がやって来た。年配の人たちばかりで,当初は,わが隣国の人
かなと思ったが,やがて,添乗員の女性が,日本語で 『売店は,あそこと,あそこにあるので,
おみやげを買ってください。発車時刻の20分前までには,ここに戻ってきてください』 と案内する
のを見て,彼らは日本人の観光団であることが分った。

われわれの隣に座った夫婦に,『どちらからですか?』 と尋ねると,『金沢です』 と答えてくれた。
石川県内に住む定年退職者を対象に,地元の農協観光が募集した団体旅行で,80名が一緒に
旅行している途中であり,旅程は中部国際空港とヘルシンキの往復で,フィンランド,ノルウェーを
回り,これからスウェーデンを観光して,ヘルシンキに戻るのだと言う。

この夫婦は,われわれと同年配に見えたが,不躾に,歳を尋ねると,われわれより10歳以上も
先輩で,毎年のように海外旅行に出かけているとのことで,その元気さには驚くばかりである。
そして,われわれも,今から10年後においても,海外旅行に出ていたいものだと願った。

( 『北欧旅行記』 一覧 )
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