(旧)国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

カテゴリ: アッピア街道、ポンペイ旅行記

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われわれ夫婦の、自分たちへのお土産は、2年連続のカレンダーである。
ローマ市内の旧所名跡などが、毎月のカレンダーに収められている。
2年前にローマを訪ねた時に、バチカンの売店で2年連続のカレンダー
を見つけて、お土産に買ってきたが、これが大変気に入っていた。
今回の旅行の目的の半分は、新しいカレンダーを買うためでもあった。

2018-2019 の2年連続カレンダーは、洗面所の壁に掛けてある。
朝、歯を磨きながら、このカレンダーを眺めて、ローマでの日々を想い出し、
夜、お風呂上がりに、バスタオルで身体を拭きながら、これを見ていると、
2年後にまたローマを訪ねたいものだと、想いを新らたにする。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

※ 今回を以って 「アッピア街道、ポンペイ旅行記」 は終了します。
お付き合いくださった皆様、有難うございました。

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これは 「SUDOKU」 で、連れ合いが、自称 「女子会」 のメンバーへのお土産として
買ってきた。彼女たちは皆んな 「SUDOKU」 のファンで、大変喜んでくれるので、海外
へ旅行した時のお土産の定番となっている。
海外の多くの国では、と言っても欧米諸国に限った話だが、空港の本屋さんや鉄道の
駅の売店で、「SUDOKU」 が売られているのを目にする。外国にも、「SUDOKU」 の
好きな人が多いのであろう。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
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これらは、チューブ入りのアンチョビと、イワシなどの缶詰である。
アンチョビはパスタに入れたり、クラッカーなどに少し載せて食べると美味しいと
言われている。
アンチョビは、小魚を三枚におろして塩漬けにして発酵させ、オリーブ油を加えて
缶詰にしたものと、ペースト状にしてチューブに入れたものなどがある。
連れ合いや子供たち、孫たち、親戚の連中はみんな、大好物である。私自身は遠慮
したい食べ物の一つである。

缶詰は、イワシとサバである。オリーブ油に漬けてある。
イタリアを旅行中、この缶詰を開けて、身を取り出して、少しだけ醤油を垂らし、ワサビを
付けて食べたが、素朴な味がして、日本食が恋しくなっていた口には、大変美味であった。
そして、白ワインにも良くマッチしていた。
帰国後は、未だ食していないが、どのような形で食べるべきか、思案中である。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
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海外に旅行をしたときは、知人や親戚にもお土産は買ってくるが、自分たちにも
想い出の品を買ってくる。

写真の左は、ココアである。ほど良い甘みがあり、ミルクを加えると一層まろやか
になり、大変美味しかった。
写真の中は、上下ともにチョコレートである。上のチョコにはナッツが入っていて、
上品な甘みが絶妙で、美味しかった。下のチョコは、「石より硬い」 と言っても良い
ほど硬かったので、木槌で小さく砕いて、アメ玉のように舐めたが、ほとんど甘みは
なく、苦みが強く、イマイチである。本当のチョコレート通にとっては、美味しいの
かも知れない。
右は、ビスケットで、これは、「まあ、普通」 と言った感じである。
これらを食べながら、当分の間は、旅の余韻にひたることが出来る。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
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搭乗口ロビーの乗客を見渡すと、ローマから北京行きの便は、沢山の手荷物を持った
中国の人々で超満員のように思われた。早く列に並ばないと、われわれの手荷物を収納
するスペースがなくなると思い、比較的に早くから、列の前の方に並んだ。
ところが、われわれの前に並んでいた乗客の仲間たちが、「やあ、お待たせ!」 と言った
感じで、次々に割り込んでくる。1人の乗客に対して、2~3人の仲間が入ってくるから、
堪ったものではない。
これが、彼らにとっては 「世界標準」であり、”Global Standard” なのであろうと思われた。
夜間便であったこともあり、機内で大声の会話が聞こえなかったことが、せめてもの救いで
あった。

北京空港では、乗り換え時の手荷物チェックが、往路便の乗り換えの時と同様に、膨大な時間
を要した。復路は、仮に東京行きの便に乗り遅れても、われわれは時間はいくらでもあり、自宅
に戻るだけなので、安心して、チェックの順番がくるのを待った。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35967257.html

やっとの思いで、羽田行きの便に乗りこむことが出来た。
食事がすんだところで、隣の席の男性が日本語で話しかけてきた。彼のことは、席に着くときに
軽く会釈をしただけで、邪魔をしてはいけないと思い、こちらから話しかけることはしなかった。
彼を日本人と思っていたが、話しかけてきた言葉を聞いていると、中国人のように思われた。

彼は、「私は日本人です」 と言う。
彼はお話が好きのようで、こちらは、もっぱら聞き役に回った。
そして、彼が日本人である理由が分かった。

彼は、中国のハルビンの生まれだが、学者一家の家庭で育ったこともあり、中国で仕事をした後、
東京大学に留学して博士号を取得、その後、日本の国籍を取得したということで、東京大学の
博士の学位記と日本国籍取得が掲載された官報の写真を、スマートフォンで見せてくれた。
現在は、釣り道具の製造・販売をする会社の役員を務めていて、日本と中国を頻繁に行き来して
いるという。

彼の話は、ビジネスだけではなく、日本と中国の政治・経済、社会問題まで、幅広く展開して行った
ので、こちらも、それとなく、いろいろ聞いてみると、日本の政治経済状況を高く評価している一方
で、中国に対してはかなり批判的であることが、何となく見えてきた。

午後8時過ぎ、中国国際航空421便は、定刻通りに羽田空港に到着した。
彼は、これから、浦和行き空港バスの最終便に乗って、家族の待つ自宅に帰ると言って、別れた。
われわれは、京浜急行電車で品川に向かった。

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空港でチェックインを済ませて、スーツケースを預け入れた。
手荷物のセキュリティチェックを受ける前に、金属探知器に引っかからないように
と思い、自分で持ってきたスーパーの買い物袋に、時計、コイン、キー、携帯電話
などを纏めて入れようとしていたところ、ちょっと離れた場所にあるデスクの上に
小さなビニール袋が積まれているのが目に入った。

何だろうと思って、その袋を手に取ってみると、何と、空港事務所が乗客に無料提供
している、空港のロゴ入りビニール袋である。金属探知機を通す小物を入れるための
袋である。
日本では、こういった袋はコンビニなどでは売っているらしいが、空港で無料配布して
いる事例はあるのだろうか。イタリアの空港の粋な計らいと見えた。

パスポートに出国スタンプを押してもらい、搭乗待合ロビーに入ると、これで北京経由
で東京に帰ることが出来るという安心感から、「フウーッ」 と大きく息をついた。
次の瞬間、「あっ、郵便物をポストに入れてくるのを忘れた!」 と想い出した。

出国手続きをする前であれば、空港ビルのどこかにポストはあっただろうが、搭乗待合の
ロビーに入ってしまった後では、もうポストはないかも知れないと思いつつ、「ダメ元」 を
覚悟で、案内所で尋ねると、女性スタッフは案内図にチェックを入れて、ポストの場所を
教えてくれた。かなり離れたところで、10分ほど歩いたが、確かに、教えてくれた場所に
ポストはあった。
ローマ市内で見かけた、落書きいっぱいのポストとは違って、空港のポストは、ピカピカに
磨かれた、赤色のポストであった。

前夜、NHK国際局宛に書いた聴取報告書と自宅宛に書いた想い出の絵葉書を、イタリアに
いるうちに、無事に投函することが出来た。

ところが、帰国後、3週間ほど経って、自宅に届いた想い出の絵葉書には、消印があるにも
かかわらず、切手が見えない。切手に消印を押した後に、切手が剥がれたことは明らかである。
切手は自分の糊でしっかり貼り付けたので、剥がれ難かったはずで、仮に故意に剥がしたと
すれば、相当苦労して剥がしたのではないかと思われた。

NHK国際局から届いた返信も、ちょっと残念なものであった。
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/35996430.html

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
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ローマ中央駅 (テルミニ駅) 横にある空港バスの発着場は、いつもの
ことながら、大変な混みようであった。

ローマには、国際線中心のフィウミチーノ空港と、短距離便中心のチャン
ビーノ空港の二つがあるのだが、われわれはバス乗場の余りの混雑に慌てて
しまい、フィウミチーノ空港行きバスに乗るべきところ、別の空港行きの
バスにスーツケースを積み込んでしまった。バスに乗車しようとすると、
係員が、日本人であることから国際線に乗る客だと思ったのだろう、「どこ
の空港か?」 と言うので、「フィウミチーノ!」 と答えると、「このバスじゃ
ない、あちらのバスだよ」 と教えてくれた。

急いで、本来乗るべきバスのトランクルームにスーツケースを積み替えて、係員に
チケットを提示した。
往復チケットを買っていたので、復路のパンチを入れてもらい、乗車した。
否、正しく言えば、鋏でパンチを入れるわけではなく、往路、復路、それぞれの
マークの部分を両手で千切る形で少し破り、チケットに切れ目を入れるだけである。
いかにも、イタリア方式である。
バスは、40分ほどで空港に到着した。

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夕方の便で日本に帰るという日、ホテルで最後の朝食を食べた。
私が皿に取ったのは、スクランブルエッグ、ベーコン、野菜サラダに
オレンジジュースと、いつものパターンで、極めて保守的である。
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このレストランで食べるのも最後かと思い、ゆっくり味わいながら食べた。
デザートとコーヒーも、格別に美味しく感じられた。

空になった皿を下げに来た、顔なじみになっていたスタッフに、「本当に
美味しかった。有難う。きょう、チェックアウトして、日本に帰ります」
というと、彼は 「私は日本に旅行したことがあります。その時の写真を
見せるから、ちょっと待っていてください」 という。

彼は、スマートフォンで、日本家屋の土産物屋の前で、女性と二人で写って
いる写真を見せてくれた。”MIYA-JIMA” を旅行した時に、奥さんと一緒に
撮ったのだと言いながら、数枚の写真を見せてくれたが、どのシーンにも、
有名な宮島・厳島神社の朱塗りの鳥居は写っていなかった。
広島県の宮島のことではなかったのだろうか、それとも、宮島には行ったけ
れども、厳島神社よりは、日本家屋の建ち並ぶ風景の方が、彼らにとっては
珍しかったのであろうか。

朝食後、チェックアウトして、スーツケースを保管庫に預け、お土産を買う
ためにローマの街を歩いた。

午後3時前に、ホテルに戻り、スーツケースの中身の入替をしていると、そこ
に、朝食の時、日本を旅行した時の写真を見せてくれたスタッフが現れた。
「また、お会いましょう」 と握手をして別れ、空港バスの発着場に向かった。

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サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂には、「聖なる扉」(ポルタ・サンタ) と呼ばれる
扉がある。聖なる扉は、ローマの4大聖堂にあり、通常は聖堂内側から塗り固められているという。
また、聖なる扉は、「聖年」 にだけ開かれることになっていて、われわれがサン・ジョヴァンニ
教会を訪ねた時は、聖なる扉は、しっかりと閉められていた。

イタリア政府観光局のサイトの解説によれば、聖年は1300年に始まり、基本的には25年毎と
なっているが、教皇によって特別に指定されることもあるという。
直近では、2015年12月8日から2016年11月20日まで、「慈悲の聖年」 とされた。
http://visitaly.jp/recommend/giubileo-2015-2016

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
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サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂という長い名称の教会は、ローマにある
四大聖堂の一つと言われている。1980年には、建物が世界遺産として登録された。
ガイドブックなどでは、略して、サン・ジョバンニ教会と呼ばれることが多い。

古代においては 「救世主大聖堂」 と呼ばれ、ローマにある多くの教会の中でも最上位
に置かれ、信徒たちの敬意を集めたと言われる。
この大聖堂はバジリカ式の建物であり、聖堂の屋上には使徒の像が見える。
そして、聖堂の中に入ると、金色の豪華な内装に驚く。

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